KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Reebok Question Mid リーボック クエスチョン ミッド(White/Perlized Red) 2006年復刻 |
アウトソール | アウトソールにはノンマーキングラバーアウトソールを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには安定した衝撃吸収性を誇るC.M.E.V.A.と従来のE.V.A.フォームにくらべ約23%の衝撃吸収率がアップするHEXALITEをミッドソール前後に搭載。 サイドまでビジブル化することで、クッション性のみならず軽量性にも一役買っております。 インソールにはウレタンタイプのソックライナーを入れ込むことで高いクッション性を確保。 |
アッパー |
アッパーには剛性が高くしなやかでリッチなフルグレインレザーを使用。 メッシュタンがプレイヤーに必要な通気性を確保してくれています。 ゆったりめの作りが日本人の足にもフィットしやすく、快適な履き心地を約束してくれます。 |
システム |
C.M.E.V.A. HEXALITE |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA1996–97シーズンに発売。 NBA Draft 1996にてフィラデルフィア・セブンティシクサーズにドラフト一位でピックされ、NBA1996-97シーズンの新人王に輝いた、アレン・アイバーソンのシグニチャーモデル第一弾。 アイバーソンの身長183cmとトラブルメーカーという側面、何よりもドラフト一位という順位に対し世間は懐疑的でした。 アイバーソンと契約を交わしたReebokは、あえてその懐疑的な視線を逆手に取り、彼のシューズを「Question」(疑問)と名づけることでかつてないほどの大成功を収めます。 「Question」(疑問)に対し「Answer」(答え)を出したアイバーソンのニックネームは「The・Answer」となり、以後シグニチャーシューズの名前もAnswerシリーズと命名。 Answerシリーズが発売後も、アイバーソン自身トラブルに巻き込まれたり、何か大きな変化があると、必ずこのQuestionを履くのが慣例となっており、2006-07シーズン途中、デンバー・ナゲッツに移籍した際も、カーメロ・アンソニーと共存できるのか?と言った大きな疑問を投げかけられたため、Answer 10とQuestionを併用しながら、ゲームに望んでいたのが記憶に新しいところ。 アイバーソン自身が、このモデルを高く評価していることが伺えるエピソードと言えます。 この復刻版はシリーズ10周年を記念し、オリジナルで着用をしていたフィラデルフィアカラーとなっています。 個人的には特徴的な柔らかめの履き心地のみならず、アッパーとソールの重量バランスが良いので履いていて一体感を得やすいところが非常に優れているかと思われます。 丸っこいフォルムとスピードシューレースシステムを採用しているため、フィット感がいまいちかな?と見た目では感じるのですが、その点も及第点の出来。 アイバーソンに特別思い入れが無い方にもお勧めしやすい、よくまとまったモデルだと思います。 |