KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Air Jordan 17 Low エア ジョーダン 17 ロー(Black/Chrome) 2002年発売 |
アウトソール |
アウトソールはジョーダンの好きなゴルフコースをモチーフに配置をしたドレッドパターンを採用。 土踏まず部分をくり抜くことで、軽量化を図っております。 |
ミッドソール |
ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。 フォアフットには推進力と反発性に優れたズームエアを。 リアフットには衝撃吸収性と安定性に優れたチューンドエアを搭載。 大胆にくり貫かれた中足部とミッドソールを弾力性のあるTPUで包み込むことで軽量化を促進。 またミッドソールとアウトソールの間にカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高いフルグレインレザーとしなやかなシンセテック素材のコンビを採用。 ダイナミックフィットインナースリーブが高いフィット感を提供。 TPUヒールプレートを別途はめ込むことでホールド性を向上させています。 |
システム |
Phylon Zoom Air Tuned Air TPU Heel Cup Carbon Fiber Plate |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA2001-02シーズンに発売。 当時、ワシントン・ウィザーズで電撃復帰を果たしたシーズンのオールスターにて着用をしたのがこのローカットバージョン。 デザインに関する記述はミッドカットを参照。 シューズとしてミッドカットと比較してみると・・・まずホールド感に関してはミッドカットのズボッと箱の中に足入れをしてホールドするような感覚は薄くなったものの、その分幅の狭さをダイレクトに感じると思います。 袋状に伸びたダイナミックフィットインナースリーブですが、従来のピタッと来るような感覚ではなく、あくまで包んでるだけ、という感覚。 とはいえ、シューレースが意外と足首の奥部分まで入り込んでいるので、緩い感覚は無く、あくまで使用者の好みに締めあげれると言ったところでしょうか。 個人的にはもう少しシューレースホールが多ければ、更に良かったのではないかなと思いますね。 クッション性に関してはミッドカット同様、プニプニ感は一切なく、ダイレクト感とカッチリ感が前面に出ています。 重量構成としてアッパーがミッドカットに比べ華奢になったため、バランスが少し崩れている印象が。 ソール周りが勝ち過ぎているため、若干足裏が重い感覚があると思います。 総じて評価をすると、AJ17が指向している安定感に対して、ローカットならではの機動性をどうにか合わせようとして生み出した苦心作と言ったところでしょうか。 |
モデル名 |
Air Jordan 17 エア ジョーダン 17(White/College Blue/Black) 2002年発売 |
アウトソール |
アウトソールはジョーダンの好きなゴルフコースをモチーフに配置をしたドレッドパターンを採用。 土踏まず部分をくり抜くことで、軽量化を図っております。 |
ミッドソール |
ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。 フォアフットには推進力と反発性に優れたズームエアを。 リアフットには衝撃吸収性と安定性に優れたチューンドエアを搭載。 大胆にくり貫かれた中足部とミッドソールを弾力性のあるTPUで包み込むことで軽量化を促進。 またミッドソールとアウトソールの間にカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高いフルグレインレザーとしなやかなシンセテック素材のコンビを採用。 ダイナミックフィットインナースリーブが高いフィット感を提供。 TPUヒールプレートを別途はめ込むことでホールド性を向上させています。 また、シューレースカバーを使用することで、高いホールド感をもたらしてくれます。 |
システム |
Phylon Zoom Air Tuned Air TPU Heel Cup Carbon Fiber Plate |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA2001-02シーズンに発売。 当時、ワシントン・ウィザーズのバスケットボール運営部門社長だったジョーダンが業を煮やし電撃復帰を果たした際に着用をしたのがこのモデル。 かの有名なティンカー・ハットフィールドはジョーダンのデザインから身を引いていたので、デザイナーはウィルソン・スミス3世。 デザインソースとしてかの有名なスポーツカー、アストン・マーティンとジョーダンの独創的なプレーを即興的なジャズの旋律になぞらえてデザインされたモデルといわれています。 販売においては専用のアタッシュケースとイメージCD-Rが付いて25000円(USAでは200ドル)という破格値にて販売。 以後、ジョーダンブランドのラグジュアリー化に拍車をかけたモデルと言えるでしょう。 シューズとしてはガッチリ感の強いモデルだと思います。 フルレングスでカーボンファイバーが入っていると言うことと、ヒールのクッション性にプニプニ感がほぼ無い、という点。 そして、アッパーもホールド感がかなりあって、別途TPUヒールカップが付いている、というのが大きな点かと。 とはいえ、不快感があるほど剛性が高すぎるということも無く、安定感の方が先に来る感じ。 この辺りは好き嫌いが分かれるところではないでしょうか。 シュラウドですが、これをつける人はありえないくらい足幅が狭い方でしょう。 正直、つけている人を見たことがないくらいです。 ジョーダンシリーズの中では安定性にベクトルを振った特殊なモデルですが、もう少し評価されても良いモデルだと思います。 オリジナルから10年以上たっていますし、パックもの以外での復刻をして欲しいモデルですね。 |