KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Air Jordan 13 エア ジョーダン 13(White/True Red/Black)@Versus 365-31th Day



2011/2/16 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 13 エア ジョーダン 13(White/True Red/Black)
Air Jordan 13 エア ジョーダン 13(White/True Red/Black) Air Jordan 13 エア ジョーダン 13(White/True Red/Black)

モデル名 Air Jordan 13 エア ジョーダン 13(White/True Red/Black)
1998年発売
アウトソール アウトソールはフレックスグルーブを入れ込んだグリップ性の良いヘリンボーンパターンを採用。
土踏まず部分をくり抜くことで、軽量化を図っております。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。

ミッドソール全体には接地感が高く、豊かなクッション性を発揮するズームエアを前後に分割して搭載。

またミッドソールとアウトソールの間にカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーにはしなやかで剛性の高いフルグレインレザーを採用。

履き口部分である、内足部と外足部の高さを変えることで内転を抑え、捻挫をしにくい構造となっております。
システム Phylon
Heel Zoom Air
Forefoot Zoom Air
Carbon Fiber Plate
歴史背景
個人的感想
オリジナルは二年連続NBAファイナル制覇を成し遂げ、ラストダンスと銘打たれ開幕したNBA1997-98シーズンに発売。

シーズン途中は例年以上にマークに遭いながらも、2年連続NBAファイナルではユタ・ジャズを相手に3連覇を達成。
その後、2度目の引退を発表します。

デザインソースとしてジョーダンのニックネームでもある黒豹をモチーフに開発されたこともあり、丸みのあるデザインながら攻撃的なフォルムが特徴的な一品です。

国内ではナイキバブル末期に登場をしたということもあり、正当な評価をほとんど得ることがなく、値崩れ。
国内定価が当時22000円という超強気の価格設定だったのも大きな原因かと思われます。

実際に全盛期とも言える2度目の三連覇の際に、最後に履いていたのはAJ14だったということもあり、ストーリー的にも何となく埋もれがちなのもこのシューズの特徴。
このモデルもUSAの方が非常に高い評価を得ていると思われます。

シューズとしてはAJ12以降、NikeからJordanブランドとして独立をしたということもあり、従来のような前後何作かの流れとかではなく、作品として独立をしているような感覚です。
とはいえ、個人的な印象でいえばAJ3とAJ11 Lowを足してミッドカットにし、ズームエアで味付けしたような感じがしてます。

問題点を挙げるとすれば、ミッドソールの素材から時間がたてばたつほど色が周りに出てしまい、色移りをしてしまう点。
毎回、復刻の度に改善されてないかな?という議論が出ていますが、現在も改善傾向にありません。
また、ソールがかなり薄いため、人によってはクッション性に物足りなさを感じるかもしれませんね。

前作AJ12の屈曲が悪かったということもあり、アッパーとソールはかなり屈曲性を重視していることが伺える形状。
カットが若干高いためホールド感も非常に良いですし、シューズとしてのバランスは適度に取れていると思います。

個人的にはこの適度なボリューム感が非常に使い回しやすいモデルなので、もう少しエグいカラーリングの復刻等々を期待したいですね。









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