KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White) 2003年復刻 |
アウトソール | アウトソールにはワッフルパターンをメインとしたBRS 1000 カーボンラバー。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を前面に使用。 リアフットには高いクッション性を誇るビジブルビッグヒールエア、フォアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを内臓。 |
アッパー | アッパーには軽量かつ通気性の高いメッシュとシンセティックレザーのコンビを使用。 |
システム |
Forefoot Air Visible Big Heel Air |
歴史背景 個人的感想 |
1991年、当時センセーショナルなデビューで人気を博したAir Max 4の復刻版です。 BWは「Big Window」の略であり、4の愛称として復刻版の名称として使用されております。 発売は1991年の後期。 前期に発売をされていた、Air 180の後を受け、注目を浴びて発売。 当時、Air Max 3と4を並べ、比較して、「Even More」と銘打ったキャンペーンを展開し、今までのAir Maxと違う点を強調することに成功。 当時日本ではアスリートレベルでの認知でしかなかった(Air Maxを買うならスポーツ屋で、といった風潮があった)Air Maxを大衆レベルまで落とし込んだ、という意味で非常に高い貢献度を誇ります。 もちろん、カラーバリエーションとしても非常に豊富であり、以後のAir Max 95が発売され、復刻ラッシュされるまではAir Maxの中で一番のカラバリ展開をされており、リミテッド(LTD表記)やフットロッカーの別注などが人気の的となっておりました。 そういった長期に渡るリリースが人気を支える結果となって行ったとも言えるでしょう。 今でこそ普通な印象を持ちますが、内容としてはかなり画期的であり、何よりも適度なクッション性が足に与える印象は良く、通気性も高いため、日本人好みなスペックと言っても良いかもしれません。 カラーバリエーション的に出尽くした感がありますが、現行でも海外(特にヨーロッパ)をメインに未だ増殖中。 前述したとおり履き心地が柔らかく使い回しが非常に良いモデルですので、個人的には1年に1カラーくらい国内で出てくれても良いではないかな?という感じです。 なんにせよ、当時Nikeが今の殿様商売と比べ、まだ必死だったことを伺わせてくれる、良い時代のプロダクトだな・・・というのが素直な気持ちです。 |