KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Adidas Stan Smith 80's アディダス スタンスミス 80's (Neo White/Fairway) 2009年復刻版 |
アウトソール | 安定性を重視したドットパターンを採用。 |
ミッドソール | 全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.をラバーで内封。 |
アッパー | アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1965年にフランス人テニスプレイヤー、ロバート・ハイレットの名を冠して「ハイレット」として発売。 長きにわたってトッププレイヤーの足元を支えていました。 その中でも当時飛ぶ鳥落とす勢いで活躍していたアメリカ人プレイヤー、スタン・スミスが1971年全米オープンで優勝。 着用していた「ハイレット」をファンの間では「スタン・スミス」モデルとして呼ぶようになり、1970年代半ばには「ハイレット」から「スタン・スミス」として改名し再発売。 その際に有名な肖像画プリントがタンに施され、アディダスならではの定番として定着していきます。 以後、途切れること無く、現在に至るまで生産。 2200万足というテニスシューズとしてのギネス記録も持ち合わせるなど、アディダスの歴史に純然と輝くモデルとして君臨しています。 人気の秘訣は何よりもシンプルなフォルム。 コレクター内では、「ここでデザインは完成された」というような評価もちらほら。 そして年代別で生産国やディティールが違うため、シンプルなモデルながらコレクター要素を多数持ち合わせていることも特徴。 国内では90年代の古着ブームが去った後であってもヴィンテージ市場では未だに高値で推移していることからも人気の根強さが伺えます。 2007年、一番シルエットが奇麗だったといわれている、80年代フランスメイドのスタンスミスを元に、待望の復刻 内張りすらない一枚革特有の足当たりは履き始めは不快感が若干あるものの、履きこむほどに所有者の足の形に沿うことが利点。 履き心地に関しては可もなく不可も無いレトロの定番レベルです。 一日中履くのは厳しいでしょう。 履いてみると圧倒的に違うフォルムはマニアがこだわる気持ちがわかる出来栄え。 定期的に販売されているうちに一足は押さえておきたいモデルですね。 |
モデル名 |
Adidas Jabber Suede Low アディダス ジャバー スエード ロー(Red/White) 1996年復刻版 |
アウトソール | 安定したグリップ性を誇るヘリンボーンパターンを採用。 |
ミッドソール |
全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.をフルカップタイプで使用。 クッションの歪みに対する逃げ場を確保するため、内側中足部だけえぐられております。 |
アッパー | アッパーには剛性の高い天然皮革のスエードを採用。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1978~81年にかけてカリーム・アブドゥル・ジャバーのシグニチャーモデルとして発売。 このジャバー自体は前期型、後期型の二型に大まかに分けられ、前期型がこのスエードタイプ、後期型がレザータイプと言われています。 このスエードタイプは当時販売されていたトーナメントをベースに作成。 しなやかなスエード感が特徴のモデルに仕上がっております。 こちらは1996年に日本製で復刻されたモノなのですが、何と言っても縫製が綺麗。 また、スエードの質感やシューレースのコットン素材が絶妙なバランスで雰囲気を醸し出しております。 履き心地に関してはこの時代のモノですので、議論に乗らないと思っていただければ。 一日履くと足が痛くなります。 このくらいスエードのクオリティが高いと毛羽立ちが綺麗なのは良いのですが、とにかく色移りが激しかったのは大変でした。 良いような、悪いような、といった部分ですね。 デニム関係との相性が抜群ですので、このクオリティの高さで再復刻を強く願うモデルです。 |