KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Reebok LX8500 リーボック LX8500(Black/White/Carbon Grey)@Versus 365-159th Day



2011/11/27 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Reebok LX8500 リーボック LX8500(Black/White/Carbon Grey)
Reebok LX8500 リーボック LX8500(Black/White/Carbon Grey) Reebok LX8500 リーボック LX8500(Black/White/Carbon Grey)

モデル名 Reebok LX8500 リーボック LX8500(Black/White/Carbon Grey)
2002年復刻
アウトソール アウトソールにはオーソドックスなブロックパターンアウトソールを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定した衝撃吸収性を誇るE.V.A.を搭載。
アッパー アッパーには剛性が高くしなやか天然皮革を採用。

踵にTPUヒールカウンターを付けることで、捻れに対する安定性を向上させています。
システム E.V.A.
TPU Heel Counter
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1986年に発売。

ミッドソールの部位によって硬度を変え、履き心地を向上させたモデルとしてデビュー。

国内で本格的に認知されたのは2000年に入ってから。
USAやUKで展開されていたモノが先行で流入し、人気を博したことから、国内でも正規に流通が始まった経緯が。

元々海外での評価が高かったモデルなので、そこそこ色目の展開があったこと。
そして2000年代前半の裏原宿ブーム時のアパレルフォルムにハマりやすいシルエットということで、セレクト系シューズショップやスタイリストがこぞってプッシュし、一気に飛躍。

結果、量販店でも広く扱われました。

まず思うのは、履き心地、フィット感共に優れている事。
この時代の基礎設計及びテクノロジー的に何か特筆すべきものを搭載していない事を考えると、この履き心地にはビックリすると思います。

履き心地の感覚としてはふわっとした柔らかさ。
元来、ふわっとした柔らかなミッドソールは即へたる、というのが方程式みたいなものなのですが、思いのほか長持ち。

欠点を上げるとすれば、履き心地の向上のためミッドソールが分厚過ぎて安定性はいまひとつ、という点。
そして年式によって天然皮革のクオリティーに差があり過ぎて、フィット感に差が出やすいということ。

ミッドソールの色塗りが甘く、ひび割れやすいこと。
踵のReebokと入れられたゴムパーツは確実に取れてしまうこと。

欠点も挙げていけば結構多いのですが、それを差し引いても完成度が高い、と言えるくらいの説得力があるモデルだと個人的には思います。

近年あまり引っ張り出されていないモデルなので、ラグジュアリーな素材で再提案を希望したいところです。









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