KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


トップページ > Versus365 > Nike

Nike Air Wildwood ナイキ エア ワイルドウッド(Black/Pimento-Lt Z Grey-Lt Ghr)@Versus 365-188th Day



2012/6/17 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Wildwood ナイキ エア ワイルドウッド(Black/Pimento-Lt Z Grey-Lt Ghr)
Nike Air Wildwood ナイキ エア ワイルドウッド(Black/Pimento-Lt Z Grey-Lt Ghr) Nike Air Wildwood ナイキ エア ワイルドウッド(Black/Pimento-Lt Z Grey-Lt Ghr)

モデル名 Nike Air Wildwood ナイキ エア ワイルドウッド(Black/Pimento-Lt Z Grey-Lt Ghr)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高いブロックパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するヒールエア挿入。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム Encaped Heel Air
P.U.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1989年。
ACGという冠のついた、初めてのランニングモデルとしてデビュー。

悪路に対応をするトレイルランニングの元祖と言われております。

スペック的にはちょっとだけアッパーに気を遣いました程度で、防水や防塵のための特殊機能が付いているわけではありません。

まずは始めました、という紹介レベルのプロダクトイメージが先行していると思います。

シューズとしては履きやすい感覚。
アウトドアを思考しているだけあって、ヒールが浅い割にはホールド感が良く、アッパーもすんなり馴染むため意外とストレスが少ない印象です。

クッション性も薄めですがフラットな足当りのせいか、そこまで疲れなかったり、少し不思議な気がします。

欠点を上げるとすれば、ミッドソールの塗装でしょう。
写真を見ていただくと分かるように、ガンガン割れます。

アッパーとの剛性バランスが悪すぎるため、すぐに壊れてしまう、というのは致命的かと。

復刻されると往々にして、良いカラーリングが生み出されることが多いので、もう少し堅牢度を高くしてもらえると嬉しいモデルと言えますね。







Nike Air Force 3 Hi Premium ナイキ エア フォース スリー ハイ プレミアム(White/Black-Baroque Brown)@Versus 365-183th Day



2012/3/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Force 3 Hi Premium ナイキ エア フォース スリー ハイ プレミアム(White/Black-Baroque Brown)
Nike Air Force 3 Hi Premium ナイキ エア フォース スリー ハイ プレミアム(White/Black-Baroque Brown) Nike Air Force 3 Hi Premium ナイキ エア フォース スリー ハイ プレミアム(White/Black-Baroque Brown)

モデル名 Nike Air Force 3 Hi Premium ナイキ エア フォース スリー ハイ プレミアム(White/Black-Baroque Brown)
2005年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンとブロックパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するヒールエア挿入。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム Encap Heel Air
P.U.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1988年、前作より二年の時を経て大々的に発売。
チームカラーに合わせ、多種多様なカラーリングが展開され、インサイド系シリアスプレイヤーに愛されました。

当時新たな試みとしてリミテッドカラーが展開され始め、エアウインドランナーなどを巻き込んだEscape カラーが登場。
(今でいう企画物の走り)

リミテッドということで、数が少なかったこと。
こういったブラウン系のカラーリングを落とし込んだバスケットボールシューズが無かったこと。

そういった要素が相まって、90年代国内ナイキバブル時はかなりの金額で取引されておりました。

2005年にマニア待望の復刻を遂げるわけですが、セールス的には今一つの結果に。
パック物が乱発されていたことと、流通量が多かった割には、当時を知るマニア層以外購入に至らなかったのが原因だったようです。

履いた感覚は見たまんまのドッシリ感。
ソールが分厚くポリウレタン特有のクッション性がよくわかる作りです。

また、ホールド感を向上させるために、シューレースがアンクルのかなり高い位置まで通っているため、ジャスト目に履かないと変な箱っぽさを感じて、良さを体感できないと思われます。
見た目以上に幅は広いのも、その辺りを助長しているようですね。

シューズとしてかなりゴツイので合わせるのが難しいモデルではありますが、80年代末の過渡期を味わうには丁度良いモデルではないでしょうか。







Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)@Versus 365-182th Day



2012/2/27 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)
Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal) Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)

モデル名 Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)
2008年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだ、緩やかな同心円状パターンを採用。

ミッドソールとの間にカーボンファイバープレートを挿し込むことで過度な捻じれを抑制。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットズームエアを挿入。
アッパー アッパーにはメッシュ、天然皮革のコンビを採用。

サイドアッパーにはポリウレタンを成形することで高い剛性と縫い目の無くすことを両立させたポジット素材を使用。
システム Phylon
Carbon Fiber Plate
Forefoot Zoom Air
Multi Chamber Air
Foamposite
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1997-98シーズンにオーランド・マジックに所属していた、アンファニー・"ペニー"・ハーダウェイのモデルとしてデビュー。

間に伝説的モデル、Air Foamposite Oneを挟んだことから変則的になったものの、サードモデルという触れ込みで1998年スプリングカタログより展開。

国内ではナイキバブル末期にあたり、ほとんど注目されることが無く、いつの間にか無くなっていった印象が。

選手としても怪我で欠場する機会が多く、選手の威光によるマーケティングが不発に終わった点も理由としてあげられると思います。

シューズとしては、ペニーシリーズ屈指の出来栄え。
前作から引き継がれた、Foamposite テクノロジーを使用したことでアッパーの剛性とフィット感が秀逸。

アッパー全体を覆うわけではなく、サイドからのフィッティングのみに使用したことで、屈曲、通気性、重量と言った部分が犠牲にならずに済んでいる点が見逃せない部分でしょう。

クッション性に関しては、搭載位置の問題なのか、フォアズームのプニプニ感はないものの、バランスが良く、足に優しい感覚。
基礎設計的には現代でもギリギリ使用可能なクオリティーだと思います。

近年、House of Hoopなどが別注をかけることで、再評価される兆しはあるものの、全体としては歴史に埋もれたモデル、という印象はぬぐえません。
とはいえ、隠れた名作ですので、履いてみる価値はあると思います。







Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)@Versus 365-179th Day



2012/2/17 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)
Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green) Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)

モデル名 Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)
2006年発売
アウトソール アウトソールには安定性の高いワッフルパターンをエアのふくらみに合わせ、最適なグリップを発揮するよう戦略的に配置。
ミッドソール ミッドソールには従来のポリウレタンやE.V.A.素材を全く使うことなく、Airのみで構成された360°Airを全面に搭載。

ペバックスケージにより過度なねじれを防止し、安定感を高め、その上前足部の屈曲性を損なわないような加工が施されております。
アッパー アッパーには柔らかなスエードとウーブン素材を採用。
システム 360°Air
Pebax cage
歴史背景
個人的感想
こちらのカラーリングは、2006年、360°Airを使用したスカルパックの一環で発売。

元々、コンフォート色の強いモデルだった、フットスケープ ウーブンを無理やり360°Air化したのは、素直に言って失敗。

ただでさえ腰の強いクッション性の360°Air Soleに、ふにゃふにゃのアッパーに合わせても、ソール周りに重量配分が行き過ぎて、履いていても、なんだか重りが付属しているような感覚。

これでフィット感の高いアッパー素材や造りであれば、少しは軽減されたかもしれませんが、このアッパーではどうあがいても無理。

無理やり感、バランスの悪さ、360°Airをどうにか普及させたいという企画だけが先行した感じ、全てをひっくるめて、非常に残念なプロダクトだと個人的に思います。

このアッパーにはロープロファイルかつクッション性豊かなソールが合っていると思うので、そういった形でちゃんとリリースしてくれれば良いな、と強く願います。







Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze) @Versus 365-175th Day



2012/2/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)
Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze) Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)

モデル名 Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはストレートパターンとワッフルソールのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材とファイロンのコンビを採用。
(ファイロンと言われていますが、現在のファイロンとは違うと思われます)

リアフットには柔らかなクッション性を誇るビジブルヒールエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには天然皮革、シンセテックと通気性の高いメッシュのコンビを採用。
システム P.U.
Phylon
Forefoot Air
Visible Heel Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1989年スプリング、二代目Air Maxとしてデビュー。

とはいえ、2の冠はつかず、軽量化でシリアスランナーに更に対応をした、という意味を込めて「Light」と命名。

ストイックな出生にちなんでか、歴代の「Light」モデルは全て、無駄をそぎ落としたアスリートスペックとしての系譜を描き出すことになります。

外観としては次作3に通ずる、プラパーツ使い。
そして軽量化のために素材を変更して、前後分割されたミッドソールに特徴を感じますね。

シューズとしては、やはり初代の延長上にあることを感じさせる出来栄え。
素材の関係上、初代よりも弾力性のあるミッドソールに仕上がっています。

アッパーに関しては、甲が低めでトウ周りが若干狭いので、サイズには少し注意が必要かと。
履き手によってはプラパーツのあたりが出る可能性がありますね。

歴代エアマックスモデルの中でも、地域によってかなり温度差のあるモデルとして挙げられ、ヨーロッパでは2007年以降は定期的に復刻しているため、美色が多く、高い定着度を誇ります。

一方国内では、90年代半ばのナイキバブル時もどちらかと言えば、マイナーな存在だっただけに、なかなか取り扱いが少ないのが玉にきず。

歴代の「Light」も別注・復刻ベースとしては面白いモデルだと思いますので、何かしらの形で認知されて欲しいシリーズの一つと言えるのではないでしょうか。







Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)@Versus 365-173th Day



2012/2/ 4 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)
Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White) Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)

モデル名 Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)
2011年発売
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだDNAパターンを採用。

中足部にグラスファイバープレートを差し込む事で、過度なねじれを防止
ミッドソール ミッドソール全体には安定したクッション性を発揮するファイロンを使用。

フォアにはフォアフットズームエアを。
リアには180°マックスエアを挿入することで、バランスの良いクッション性を発揮。

インソール下にボロンを張り合わせることで、足当たりの良さを実現。
アッパー アッパーにはシンセティック、メッシュ、TPUを熱加圧処理にてワンピースに融合し、通気性、サポート性、軽量性の全てを兼ね備え、縫い目そのものを排除する、「ハイパーフューズ」テクノロジーを採用。
システム Phylon
6mm Forefoot Zoom Air
Air Max 180
Poron Inserts
Hyperfuse Upper Composite Construction
Glass Fiber Shank Plate
歴史背景
個人的感想
NBA2010-11シーズンプレイオフ、マイアミ・ヒートに所属するスーパースター、レブロン・ジェームズのシグネチャーモデルです。

このシーズン、8、V/2、と通算3作目としてプレイオフを通して着用していたのがこのモデル。

デザイナーはアルファプロジェクトで有名なデザイナー、Jason Petrie。
開発者は次作でも指揮を取ることになる、Ben Smith。

開発のコンセプトとして、安定性を保持しつつ、いかに軽く出来るかに標準を定めたと言われております。

実際に8、V/2と比べ、エア部分が半分となり、アッパーがハイパーフューズに変更されたことで、全体としての軽快感を感じる出来栄え。

とはいえ、前2作があまりにも重量があっただけ、という見方も出来るため、一概に評価をしにくい部分ではあります。

履いた感覚としては、ハイパーフューズと機動性を重視したエア配置になったことで、スペック的にもバランスがとれている印象が。

初め足入れをした瞬間、全体を一体成型している関係上、硬さを感じますが、足に熱を帯びてくると、徐々に柔らかく感じる不思議な感覚。

ハイパーフューズと謳っているだけあって、通気性も良く、まさしく次世代のアッパーというに相応しいテクノロジーかと。

一方で、足馴染みと言う点においては一切期待できないのは、テクノロジーの方向性としてどうしようもない所。
履き手によって、合う合わないがハッキリすると思います。

ソール周りのバランスが非常に良いので、シグネチャーという点を切り離して一度足入れをしてみてほしいモデルと言えますね。







Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)@Versus 365-172th Day



2012/2/ 1 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)
Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red) Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)

モデル名 Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)
2006年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いワッフルパターンを採用。

中足部にTPUを入れ込むことで過度な捻じれを防止。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。

フォアフットには従来のフォアフットエアの3倍以上もの衝撃吸収性を誇るビジブルフォアフットエアを挿入。

リアフットにはクッション性と安定性を両立させたチューンドエアを搭載。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革とシンセティックのコンビを採用。
システム Visible Forefoot Air
Phylon
Tuned Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1998年10月、フットロッカーグループ「型別注」のモデルとして発売。

当時最先端の技術を導入して開発されたチューンドエアをインラインモデルではなく、型別注モデルに先行して搭載した事。
そして流線型のフォルム、流通量の少なさから、希少価値が高まり、エアマックスとして久々にヒット。

国内スニーカーセレクトショップがこぞって輸入し、それなりの高額な流通だったにも関わらず、完売が続出。
結果、インラインにも加えられ、一時的なブームを生みました。

以後、度々海外でのみ復刻。
特にUKでの人気は未だに凄まじく、footlocker UK系列では継続的に販売。
国内における95のような定着具合といっても過言ではないでしょう。

履いた感覚としては、チューンドエアに内蔵されたサスペンションパーツ(ペバックス半球体)が独特の張りを生み出しているのを感じるかと。
復元力の強いパーツゆえに硬く、クッションの返りが強いため、好みの別れるシステムだと思います。

重量感は軽くもなく、重くもなく、と言った中庸。
スピードシューレースながらもトップホールはアッパーに開いているのでフィト感の悪さを感じる事は無いと思われます。

問題を一つあげるとすれば、サイズ調整が難しい点でしょう。

トウ先にTPU補強が入っている事。
そして、甲が若干低く、トウボックスが狭い事を考えると典型的な日本人の足にとっては優しくない作り。
履き手によっては、ハーフサイズアップをしなければ、きついと思われます。

この使い手を無視したかのようなスペックが、未だに消費者を魅了していることも事実。
扱いづらいスポーツカーのような不思議な魅力のあるモデルと言えますね。







Nike Air Go LWP ナイキ エア ゴー ライト ウェイト パフォーマンス(Black/Varsity Royal/White)@Versus 365-171th Day



2012/1/29 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Go LWP ナイキ エア ゴー ライト ウェイト パフォーマンス(Black/Varsity Royal/White)
Nike Air Go LWP ナイキ エア ゴー ライト ウェイト パフォーマンス(Black/Varsity Royal/White) Nike Air Go LWP ナイキ エア ゴー ライト ウェイト パフォーマンス(Black/Varsity Royal/White)

モデル名 Nike Air Go LWP ナイキ エア ゴー ライト ウェイト パフォーマンス(Black/Varsity Royal/White)
2011年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。
(カタログ表記上はファイロンになっていますが、オリジナルにおいて加水分解をしているものが大多数ですので憶測ではありますがポリウレタン素材と表記させていただきます)

リアフットにはローインパクトエクセサイズにおける衝撃を最大限に吸収するロープレッシャーエアを搭載。

リアフットには安定したクッション性を誇るテンシルエア・・・現在のフォアフットズームエアを封入。
アッパー アッパーにはしなやかで軽量なデュラバックとメッシュのコンビを採用。

ダイナミックストレッチスリーブが高いフィット感を提供。
システム P.U.
(Phylon)
Forefoot Zoom Air(Tensile Air)
Low-Pressure Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1995年のSSカタログに掲載。
Flight カテゴリーのトップレベルモデルとしてデビュー。

当時売り出し中だった、O・マジック所属のアンファニー・"ペニー"・ハーダウェイを中心としたガード系選手が多数着用し、人気機種に。

国内ではナイキバブル前夜のタイミングだったこともあり、国内正規展開の2色のみならず、海外で展開されていたカラーリングが流入。
飛びぬけたプレミア価格をつけたわけではありませんが、競技使用を中心に消費されたように記憶しております。

スペックとしては非常に軽く、ソール周り以外は本当に華奢な印象。

クッション性能そのものは高くなく、フォアに入れられたズームエアもそこまでのダイレクト感はありません。
ロープレッシャーエアの形状を考えても、あくまで前のめりになることを前提とした作りであることを実感すると思います。

また、トウ周りが狭いため、幅のある方はフィッティング的に難しい部分があるかと。

ハイテクモデルとしては減点材料が多いモデルではありますが、それを差し引いても、ソリッドな雰囲気を醸し出すデザイン性は秀逸であると言わざるを得ません。

個人的には当時のPEカラーもついでなので復刻して欲しいと願いますね。







Nike Terminator Low (VNTG) ナイキ ターミネーター ロー (ヴィンテージ加工)(Black/Comet Red-Light Bone)@Versus 365-166th Day



2012/1/10 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Terminator Low (VNTG) ナイキ ターミネーター ロー (ヴィンテージ加工)(Black/Comet Red-Light Bone)
Nike Terminator Low (VNTG) ナイキ ターミネーター ロー (ヴィンテージ加工)(Black/Comet Red-Light Bone) Nike Terminator Low (VNTG) ナイキ ターミネーター ロー (ヴィンテージ加工)(Black/Comet Red-Light Bone)

モデル名 Nike Terminator Low (VNTG) ナイキ ターミネーター ロー (ヴィンテージ加工)(Black/Comet Red-Light Bone)
2008年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはDie-Cut E.V.A.をラバーで包み込むフルカップタイプを使用。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム Die-Cut E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1985年。
様々なPEを輩出したレジェンドの後を継ぎ、カレッジバスケットボール市場向けのチームモデルとしてデビュー。

当時チームカラーとのマッチングを推し進める風潮と学生のころから有望な選手を囲い込もうとするNikeの戦略もあり、有名校のカラーリングを落とし込んだカラーリングを「Be True Your School」というキャッチフレーズの元、プロモーションを推し進め販売。

プロモーションの大部分である7色を担当したDunk Hiに対し、ジョージタウン大学「HOYAS」に向けたモデルとして特殊に展開。

この特殊な展開事情が数の少なさを生み出し、結果古着ブームからNikeバブルにかけてありえないプレミアム価格を叩きだすこととなります。

ジョージタウン大学向けのモデルとは言え、カラバリが無かったわけではなく、他大学の選手用モデルやLowカットも展開。
特にLowカットは当時市販されていながらも、圧倒的な玉数の少なさから、状態さえよければHiカット以上の金額を付けていたことも。

2007年から展開されるヴィンテージシリーズの加工技術を使い、2008年に初復刻。
2003年度に行われた加工無しの初回復刻分ではLowカットの展開がなされていなかったため、時代背景を知るマニアには待望の復刻だったと言えます。

Hiカットの足入れ感が箱っぽいため、それを取っ払うと本当に脱ぎ履きが楽だな、というのが最初の印象。
その分、ターミネーターらしいホールド感がなくなるため、履き味としてはHiとは似ても似つかないと言えます。

履き心地に関しては、この時代らしいダイレクト感のある、ほどほどのクッション性。
御世辞にも良いとはいえません。

とはいえ、とりまわしの良さは十分。
アメカジをベースにしたファッションにガッチリハマることを考えると、やはり時代を超えた普遍性を感じるモデルだと言えます。







Nike Elite (VNTG) ナイキ エリート(ヴィンテージ加工)(Industrial Blue/Metallic Silver-CV Purple)@Versus 365-165th Day



2012/1/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Elite (VNTG)  ナイキ エリート(ヴィンテージ加工)(Industrial Blue/Metallic Silver-CV Purple)
Nike Elite (VNTG)  ナイキ エリート(ヴィンテージ加工)(Industrial Blue/Metallic Silver-CV Purple) Nike Elite (VNTG)  ナイキ エリート(ヴィンテージ加工)(Industrial Blue/Metallic Silver-CV Purple)

モデル名 Nike Elite (VNTG) ナイキ エリート(ヴィンテージ加工)(Industrial Blue/Metallic Silver-CV Purple)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性とクッション性を兼ね備えたワッフルパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するE.V.A.を搭載。
アッパー アッパーには通気性の高いナイロンと天然皮革のスエードを採用。
システム E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1977年に発売。
1975年に稼動し始めたニューハンプシャー州・エクセター直営工場の恩恵をダイレクトに受けたプロダクトとして有名な一品です。

当時トップモデルにおいて、ミッドソールを「硬質スポンジ」から「E.V.A.」にアップデート。
クッション性の良さをアスリートに知ってもらい、大々的に謳ってもらうために、多くの選手にスペシャルメイクアップカラー(S.M.U.)を支給。

当時のカタログではロイヤル/イエローの一色のみの展開だったものの、S.M.U.や地域限定、支社限定など枚挙に暇が無いほどカラーリングが生み出されました。
特にS.M.U.に関しては、前述した直営工場での生産が一役かったそうです。

また権威あるランナーズワールド誌、1977年Racing Flats部門で1位を獲得するなど、その後のブレイクにつながる評価を獲得。
結果、1981年まで生産され続ける息の長いプロダクトとなっていきます。

国内では定価7800円にて販売。
当時の為替相場を考え、比較すれば、いかに高価なものだったかよくわかるかと。

ヴィンテージブームの折には、Made In U.S.A.の名品として雑誌媒体が紹介。
カラーリングが無数にあることも手伝って、高い人気とプレミアム価格を誇りました。

レトロ化は2005年よりスタート。
こちらは2007年から展開されるヴィンテージシリーズの一環としてリリース。

良いのか悪いのか良くわからないほど特殊なカラーリングに魅かれ購入。
長時間着用できるような履き心地ではありませんが、当時の雰囲気を楽しむには良いかと。

現在も何かしらの形で継続生産されているモデルですので、お気に入りのカラーリングを見つけるのも楽しいかと思います。







Nike Air School Force Mid ナイキ エア スクール フォース ミッド(White/Carolina/black)@Versus 365-164th Day



2012/1/ 6 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air School Force Mid ナイキ エア スクール フォース ミッド(White/Carolina/black)
Nike Air School Force Mid ナイキ エア スクール フォース ミッド(White/Carolina/black) Nike Air School Force Mid ナイキ エア スクール フォース ミッド(White/Carolina/black)

モデル名 Nike Air School Force Mid ナイキ エア スクール フォース ミッド(White/Carolina/black)
1996年発売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。

リアフットには高いクッション性を誇るビジブルビッグヒールエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革としなやかなシンセティックのコンビを採用。

メッシュタンが必要な通気性を確保し、ストラップが甲周りのホールド感を向上。
システム P.U.
Visible Big Heel Air
Forefoot Air
歴史背景
個人的感想
1996年、カレッジバスケットボール向けチームモデルとしてデビュー。

位置づけの関係上、元々チームカラーでの展開が非常に多かったモデルだったものの、時は90年代半ば。
USAチェーン店での別注カラー最盛期だったこともあり、数々の別注ベースとして採用。

AJ11に端を発したパテントブームに乗り、ノースカロライナブルーの色目が爽やかな印象。
このカラーリングはフットロッカーが手掛けたものとなります。

シューズとしては幅もゆったりしていて、90年代らしいポリウレタンのミッドソールにビジブルビッグヒールエアという柔らかめのクッション性。

足入れをしてみると重いかな?という気もしますが、甲周りのストラップがしっかりとホールドしてくれて一体感をもたらすため、気になるほどでもありません。

欠点を上げるとすれば、やはりシャンクの無さだと思います。
とりまわしの良さを重視した作りなのは理解をしたとしても、ガッチリとした台形のソールの割に少し不安定かな?と感じずにはいられなかった点は減点材料。

その点を含めても90年代っぽいな、と思う出来ではあります。

厚くとられたミッドソールはやはり加水分解の憂き目に。
写真の通り、変色をしてボロボロの末路でした。

当時、実用面で潰れた数の方が多いため、知っている人も多いでしょうし、カラーバリエーションが無数に出現したモデルだけに復刻のベースとしても選ばれやすい気も。
いつかマニアックなカラーで復刻が現れると面白いだろうな、と思うモデルですね。







Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)@Versus 365-163th Day



2012/1/ 2 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)
Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White) Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)

モデル名 Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはDie-Cut E.V.A.をラバーで包み込むフルカップタイプを使用。
アッパー アッパーには通気性の高いキャンバス素材を採用。

ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上させてくれます。
システム Die-Cut E.V.A.
Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1984年。
82年に発売されたAir Force 1の普及版として発売。

ナイロンアッパーで近未来的な素材を使用した「バンダルシュープリーム」
スエードアッパーで純然たるバスケットボールシューズっぽさを全面に押し出した「シュープリーム」
キャンバスアッパーのバスケットボールシューズカテゴリーで当時トップモデルとして打ち出した「バンダル」

コンセプトに合わせ素材、シルエットを変え3種類ほぼ同時に発売。

1984年当時、世間ではブレイクダンスが流行。
メディアに露出した著名人の足元が「バンダルシュープリーム」か「バンダル」だったことから、ダンサーを中心として普及。

一方で80年代後半から徐々に始まったヴィンテージブームの際には、カラーリングの面白さと、古着等との相性の良さからマニアに認知。
ダンス等々の実践使用で消費された数が多く、残存数の少なさからプレミア化。

2002年の復刻までカルトな人気を誇るモデルとなります。

履いた感覚としては、Air Force 1の軽いバージョンといった感じ。
ソールの厚さが全く違う点とキャンバスアッパーという組み合わせは、思った以上に軽快。

一日中履いているとクッション性がきつい部分が出てきますが、それでも期待値以上のバランス感があるかと。
通気性も良いので、夏でもサクッと履けるのはプラス。

欠点をあげるとすれば、キャンバスアッパーゆえの耐久性の低さ。
またサイズを間違えると変なところが当って痛い、というのは頭の中に入れていたほうが良いと思います。

復刻以降、短い期間でカラーバリエーションを多く乱発。
マニアには響いたものの、当時を知らない層にはなかなか受け入れられず、最終的には叩き売りの憂き目にあうこととなりました。

そういった状況を踏まえ、キャンバスの素材レベルを上げるなり、何らかのクオリティを上げて、少量生産をしてくれると嬉しいモデルですね。







Nike Air Max '97 Classic ナイキ エア マックス ’97 クラッシック(Metallic Silver/Varsity Red-White-Black)@Versus 365-161th Day



2011/12/30 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max '97 Classic ナイキ エア マックス ’97 クラッシック(Metallic Silver/Varsity Red-White-Black)
Nike Air Max '97 Classic ナイキ エア マックス ’97 クラッシック(Metallic Silver/Varsity Red-White-Black) Nike Air Max '97 Classic ナイキ エア マックス ’97 クラッシック(Metallic Silver/Varsity Red-White-Black)

モデル名 Nike Air Max '97 Classic ナイキ エア マックス ’97 クラッシック(Metallic Silver/Varsity Red-White-Black)
2006年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだワッフルパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、高いクッション性を発揮するフルレングスマックスエア挿入。
アッパー アッパーには硬めのメッシュとしなやかな人工皮革のコンビを採用。
システム Full Length Max Air
P.U.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1997年Fallより展開。
国内で90年代中盤に起こった、ナイキバブル末期に該当。

前作、前前作が値崩れを起こす中、どのくらいAir Max 95に肉薄できるか?で注目されたシューズでもあります。

エアスペックが従来の前後分割式から一変し、フルレングスで可視化されたことで目新しさが増幅。
銀に赤という往年のナイトトラックを思わせるようなカラーリングも手伝い、それなりのインパクトを残したように思えます。

以後、数年に一回定期的に復刻。
復刻の度に、いつの間にか市場から消えてなくなるなど、根強い人気を誇ります。

シューズとしてまず感じるのは、曲がんないなぁと。
フルレングスマックスエアが搭載されたことで、曲げて歩くと言うよりも、ペタペタと平面で接地するような感覚。

アッパーも甲が低く設計され、タン周りも硬めの為、履き始めは大分違和感があるかと。
デザインの問題もあると思いますが、ソール周りが勝ち過ぎてバランスが良いとはお世辞にも言えません。

また着用を続けていくと、メッシュが綻んできやすいのも特徴。
特に無理やり曲がる部分はその傾向が強いようです。

クッションのコシが強いソールなのでオーバーサイズで履くときついと思います。
アッパーとのバランスを考えるとジャスト目が個人的にはお勧めですね。

パーツの問題上、カラーリングが難しかったり、異素材系でなかなか発売されないモデルでもありますが、近年の技術進歩によりアッパーテクノロジーを進化させたモデルが発売されているので、時代が追いついたように個人的には感じています。

そう言った意味で継続して注目をしていたいモデルの一つです。







Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black)@Versus 365-158th Day



2011/11/25 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black)
Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black) Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black)

モデル名 Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black)
2006年復刻
アウトソール アウトソールには丸みを帯びたブロック状の「ナイキリグラインドアウトソール」を採用。
ミッドソール ミッドソールそのものは存在せず、アウトソールの上にフルレングスエアを搭載。
その上に通常のペラペラのインソールを挿し込む形状。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

ドローコードを引っ張ることでフィット感を調節。
システム Full Length Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1996年Springにデビュー。 アウトドア後のリラックスシューズという位置づけで開発。

発売された時期がナイキバブルまっただ中だったことと、当時雑誌等で推されていた「なんちゃってアウトドア」な風潮とあいまってストリートでもプチブレイク。

ケレン味溢れるモデルが主だったハイテクブームの中で、シンプルなフォルムがアンチハイテク派を含め幅広い層に支持されたこともあって、オリジナル販売後も数年に一回のスパンで復刻をされております。

履き心地としてはフルレングスエア搭載で、ミッドソールそのものが存在しない割にはエア感覚が乏しい事。
そして意外と硬いですね。

脱ぎ履きは見ての通り楽ちんそのもの。
逆にホールド感は無く、捻じれにも弱いため、段差等で不意に足をひねりそうになることも。

ちょっと良いサンダルくらいの位置づけであれば問題ないのだと思うのですが、従来のACG的なイメージで履くとイメージとのギャップを感じるかと思われます。

近年、存在感を無くしつつありありますが、シンプルなだけに低価格でNike iDのカスタムベースに選ばれれば、素材含め面白いことが出来る気がしますね。







Nike Air Misson ナイキ エア ミッション(Black/Yellow Gold-Midnight Navy)@Versus 365-154th Day



2011/11/12 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Misson ナイキ エア ミッション(Black/Yellow Gold-Midnight Navy)
Nike Air Misson ナイキ エア ミッション(Black/Yellow Gold-Midnight Navy) Nike Air Misson ナイキ エア ミッション(Black/Yellow Gold-Midnight Navy)

モデル名 Nike Air Misson ナイキ エア ミッション(Black/Yellow Gold-Midnight Navy)
1994年発売
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだブロックパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタンを全面に使用。

前足部にはフレキシブルな動きに対応するフォアフットエアを挿入。
ヒールには 豊かなクッション性を発揮するビジブルビックヒールエアを搭載。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーとしなやかなデュラバックのコンビを採用。

ダイナミックフィットインナースリーブが高いフィット感を提供し、ミッドフットストラップが高いホールド感を約束してくれます。
システム P.U.
Visible Big Heel Air
Forefoot Air
Dynamic-fit inner sleeve
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1994年。
ターフトレーニングを主体としたクロストレーニングカテゴリーのモデルとして発売。

取り立てて誰かが着用したなどという情報は無いものの、Nike社自体がNFLを主体とした市場にかなり力を入れていた事と、クロストレーニングカテゴリーのモデルにしてはシンプルなフォルムに大きなベルトが相まって、ナイキバブル前夜の佳作として人気を集めることに成功。

国内にも並行輸入業者を含め、相当数が入ってきていたようですが、しっかりと完売。
このMidカットが市場から無くなる頃に、USAのみで展開されたキャンバスバージョンのLow Cutが流入。

Low Cut流入時はNikeバブル真っ盛りだった事もあり、キャンバスバージョンこそ記憶に残っている方も多いかと思われます。

こちらのカラーリングはUSA大手チェーンChamps Sportsの別注カラー。
別注に関してはEastbay別注という説もあり、未だに真相がはっきりしていないのが事実です。
(当時の雑誌はどちらかで記載)

このカラーリングは希少と言われたのはやはり配色。
当時ヴィンテージ市場で猛威を奮っていたDunkによる紺黄カラー崇拝の風潮が出来上がっており、そこに乗っかる形で希少化。

実際に色目としては紺色というよりも紫色に近い色目なので、そう言った説に対して若干違和感を感じるものの、カラーリングとしてはずば抜けた完成度を誇る事は事実。

発売後、15年以上たった今も、色褪せない不朽の配色と言えます。

モデル自体の履き心地としては柔らかめの印象。
フィット感も良く、使い勝手が良いと思います。

しかしながらこの時代のラストらしく、幅は狭め。
ストラップでカッチリ固定できるのでハーフサイズは上げたいところでしょう。

幅の問題もあって若干ボリューム感に欠けますが、少しスクール感を残したデザインが今時のファッション事情にも十分対応できるモデルだと思います。
個人的にはトレーニング系で一番復刻を希望しているモデルですね。







Nike Air Zoom LeBron II ナイキ エア ズーム レブロン ツー(Cool Grey/White-Varsity Royal)@Versus 365-150th Day



2011/10/28 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom LeBron II ナイキ エア ズーム レブロン ツー(Cool Grey/White-Varsity Royal)
Nike Air Zoom LeBron II ナイキ エア ズーム レブロン ツー(Cool Grey/White-Varsity Royal) Nike Air Zoom LeBron II ナイキ エア ズーム レブロン ツー(Cool Grey/White-Varsity Royal)

モデル名 Nike Air Zoom LeBron II ナイキ エア ズーム レブロン ツー(Cool Grey/White-Varsity Royal)
2004年発売
アウトソール アウトソールには変形式ドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを使用。

フォアフット、リアフット共に抜群の衝撃吸収性と反発性、推進力を誇るビジブルズームエアを搭載。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革としなやなか人工皮革、通気性の高いメッシュをコンビで採用。

ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上。
TPUヒールカウンターが足の捻じれを抑制。

またインナー内部に搭載されたスフィアインナーが快適な通気性をもたらしてくれます。
システム Phylon
Visible Forefoot Zoom Air
Visible Heel Zoom Air
TPU Heel Cup
Sphere Dry
歴史背景
個人的感想
NBA2004-05シーズン、当時クリーブランド・キャバリアーズに所属したレブロン・ジェームズのシグネチャーモデルです。

抜群の成績を残し、派手なデビューを果たした1年目を受け、成功の確約された状況で発売。
シグネチャーモデルとして通算3作目にしてようやく自身の名前が付いたことにより、よりレブロン専用機の色が濃くなり始めたモデルと言えます。

シューズとしてこのモデル辺りまでが適度な重量とバランスを備えたモデルと言うイメージが。
この後、徐々に重量化の一途を辿ることとなります。

シューズとしてはクッション性の豊かさと安定感が両立しているのを体感可能。
ビジブルズームエアを包み込んでいるPebax shellの恩恵が安定感に直結していると思われます。

通気性、屈曲性の伴った軽量アッパーだけでは剛性が足りないので、ストラップで補完するなど、バランス良く強化。
ストラップが苦手な方には鬼門かもしれませんが、あるのと無いのとでは、印象がガラリと変わります。

また、中足部がえぐれた構造になっていないので、偏平足の多いアジア系の足型にも優しい形状となっていると言えるでしょう。

問題点をあげるなら、スフィアインナーと構造上の問題で、内部の圧迫感が高く、サイジングが難しいところ。
足型と好みのフィット感によるのでしょうが、個人的にはサイズアップ必須でした。

シグネチャーとして飛び抜けた何かを感じる事ができるわけではありませんが、そつなく履きやすいと言う意味で万人受けしやすい機能性を盛り込んだモデルという印象です。







Nike Dunk Hi iD ナイキ ダンク ハイ iD(Black/White)@Versus 365-142th Day



2011/10/ 8 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Dunk Hi iD ナイキ ダンク ハイ iD(Black/White)
Nike Dunk Hi iD ナイキ ダンク ハイ iD(Black/White) Nike Dunk Hi iD ナイキ ダンク ハイ iD(Black/White)

モデル名 Nike Dunk Hi iD ナイキ ダンク ハイ iD(Black/White)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはE.V.A.素材を全面に使用し、アウトソールから全体をラバーで包み込むフルカップアウトソールを採用。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム E.V.A.
Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1985年。
様々なPEを輩出したレジェンドの後を継ぎ、カレッジバスケットボール市場向けのチームモデルとしてデビュー。

当時チームカラーとのマッチングを推し進める風潮と学生のころから有望な選手を囲い込もうとするNikeの戦略もあり、有名校のカラーリングを落とし込んだ7色が発売。

同時期に展開したターミネーター、ビッグナイキ、チームコンベンションと並び、市場に大きなインパクトを残すことになります。

実際に様々なPEが作成され、インソール・エアライナー内蔵式のモノやエア入りソール、タンやヒールの装飾違いなど、多岐にわたり、未だに未確認な情報も多数。

一方で接地感とアッパーの耐久性を求めるエクストリームスポーツプレイヤーからも支持されたことで、ただのバスケットボールシューズの範疇を超えた存在になっていきます。

そう言ったミステリアスな部分と、実用面で履き潰され残存数が少ないことも相まって、90年代初頭の古着ブームから90年代中盤のナイキバブルにかけ、ありえないほどの高額で取引。

Usedでも10万程度。
デットストックでは20万はざらに超える状況を作り出しておりました。

1999年、市場の声を反映しとうとう復刻がスタート。
初期復刻から通称裏ダンクの流れは、ナイキバブル崩壊後、様々な理由を含め、日本から一旦撤退を検討していたほど業績が落ち込んでいたNike Japanを復活させる原動力の一つになったと言われるほどの大ヒット。

以後、把握しきれないほど無数のカラーバリエーションを世に送り出しています。

そんな中22年の時を超えて、2007年6月1日にiDがスタート。

Hi Cut 17850円。
Low Cut 16800円という値段設定。

Whiteベースが市場では圧倒的に多いダンクなので、敢えて黒白というシンプルなカラーリングに、限定素材だったOakwood Leatherを採用して制作しております。

履き心地に関しては論ずるものではないでしょう。
1日履くと確実に足が痛いレベルです。

またiDならではの高品質なレザーを期待したのですが、そうでもないな、というのが正直な感想。
あくまでカラーリングを組み合わせられる、という点に重きを置いた感覚が正しいと思います。

iD化されてから、定期的にチョイス出来る素材を変えて展開をしておりますが、小細工なしのベーシックなダンクそのままで、そろそろエアライナー入りのモデルを展開しても良い頃なのではないかな、と多々思うモデルですね。







Nike Air Revolution ナイキ エア レボリューション(White/University Blue/Obsidian)@Versus 365-140th Day



2011/10/ 3 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Revolution ナイキ エア レボリューション(White/University Blue/Obsidian)
Nike Air Revolution ナイキ エア レボリューション(White/University Blue/Obsidian) Nike Air Revolution ナイキ エア レボリューション(White/University Blue/Obsidian)

モデル名 Nike Air Revolution ナイキ エア レボリューション(White/University Blue/Obsidian)
2003年復刻
アウトソール ブロックパターンと同心円状パターンを組み合わせた独自のものを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。

ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

Dリングを採用することで、シューレースの通しやすさと引っかかりの良さを両立。

ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上させてくれます。
システム P.U.
Visible Heel Air
Forefoot Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1987-88シーズンに発売。
定価19800円という破格にて当時の最高機種として国内でも流通。

「Gravity will never be the same」というキャッチフレーズを用い、近未来的なフォルムと透けて見えるビジブルエアの視認性をフルに活用したプロモーションを展開。

1988年に大々的に展開されたSupreme Courtキャンペーンにおいて、7人中4人がこのAir Revolutionを着用して撮影に臨んだことから、NBAでも多くの選手が着用。

Forceシリーズと対になるようなプロモーションや、着用選手のカテゴライズ化が進んだことから、翌年から始まるFlightシリーズへの懸け橋のようなモデルだったと言えます。

シューズとしてはごついフォルムの割に重量感も感じる事が無く、AJ3のソールをそのまま流用してますので、適度に軽快な履き心地。

ただし、このストラップは締まりません。
本当にプレーするためにギチギチに締めるならまだしも、タウンユースで締める事はまず無いと思います。
そのくらい短いですし、キツイです。

また、この時代のミッドソール特有の塗装の雑さとひび割れてくる点はどうしようも無いところかな、と。
履きこむとボロボロになっていきます。

こういった減点以外は、面白いモデルだと思います。
フォルムの割には履いてみるとポップな印象ですし、使い回しもしやすいですからね。

共通したソールのモデルが多数あることから、そろそろ再復刻をしても良いモデルではないでしょうか。
面白いカラバリでの再発希望です。







Nike Air Uptempo Pro ナイキ エア アップテンポ プロ(White/Deep Forest/Del Sol)@Versus 365-137th Day



2011/9/26 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Uptempo Pro ナイキ エア アップテンポ プロ(White/Deep Forest/Del Sol)
Nike Air Uptempo Pro ナイキ エア アップテンポ プロ(White/Deep Forest/Del Sol) Nike Air Uptempo Pro ナイキ エア アップテンポ プロ(White/Deep Forest/Del Sol)

モデル名 Nike Air Uptempo Pro ナイキ エア アップテンポ プロ(White/Deep Forest/Del Sol)
2006年販売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

リアフットには高いクッション性を誇るラージボリュームビジブルヒールエアを搭載。

中足部からフォアフットにかけて過度な捻じれを防止するTPUシャンクを挿入。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーとしなやかなシンセティックとのコンビを採用。

足首部分には非常に柔らかい形状記憶素材を使用することで高い快適性を実現しております。
システム Phylon
Large Volume Visible Heel Air
TPU Shank Plate
Molded Foam Ankle Collar
歴史背景
個人的感想
NBA2005-2006シーズン、Nike契約選手が着用したモデルです。

現S・スパーズ所属のM・ジノビリが長きにわたって着用し、NBA制覇を成し遂げたことからジワジワ国内に流入。

カラバリがそこそこ豊富だったこと。
そしてUptempoの冠がついた純粋な新作が久々だったこともあり、マニア層には好意的に受け入れられた記憶がございます。

シューズとしては軽量でバランスが非常に良いと思います。
フォアにエアが入っていないスペックの関係上、珍しくフォアまでTPUが伸び、ミッドソールサイドまで迫上がってることで踏み込んだ際の安定感が非常に高く、足運びがスムーズなのが特徴。

何かが図抜けてるわけではないけれど、なんとなく丁度いい。
この何とも言えない味付け感が、90年代Uptempoシリーズ黎明期を感じさせるのも興味深い点。

着用してみると、Uptempoってこんなのだったなぁ~、と回想してしまうのが不思議です。

中位機種以上、上位機種一歩手前なモデルで、このくらいの完成度と言うのは、Nikeのラインナップの中では常に欠落しがちな部分。
このレベルの完成度を体感できるモデルがもう少し増えればいいな、と純粋に思わせてくれるシューズですね。







Nike Shox Ups ナイキ ショックス アップス(White/Varsity Royal/Varsity Red)@Versus 365-135th Day



2011/9/22 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Shox Ups ナイキ ショックス アップス(White/Varsity Royal/Varsity Red)
Nike Shox Ups ナイキ ショックス アップス(White/Varsity Royal/Varsity Red) Nike Shox Ups ナイキ ショックス アップス(White/Varsity Royal/Varsity Red)

モデル名 Nike Shox Ups ナイキ ショックス アップス(White/Varsity Royal/Varsity Red)
2005年発売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いドレットパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材と類まれなるクッション性。反発性を誇るフルレングスショックスを搭載。

フルレングスTPUシャンクプレートをミッドソール全体に挟むことで足の過度なねじれを防止。

インソールにボロンを挿入することで足当たりとクッション性を上昇。
ヒール部分に変則的なサイズのショックスコラムを配置することで、着地や踵を中心とした動きに対し安定感の向上を図っています。
アッパー アッパーには剛性が高くしなやかでリッチなフルグレインレザーと足なじみの良いシンセティックのコンビを採用。

長めに確保されたアンクルストラップが足に適切なホールド感と自分好みのフィット感をもたらしてくれます。
システム Full Length Shox
P.U.
TPU Shank Plate
Poron Inserts
歴史背景
個人的感想
NBA2005-06シーズン、Nike契約選手のインサイド系が多く着用をしたShox Ups。
様々なPEが作成された中から、USA Finish Line系列のみで正規販売されたのが、当時I・Pacersに所属していたオールスタープレイヤー、ジャーメイン・オニールのカラーリング。

当時全盛期であったジャーメイン・オニールのPEが様々なモデルで足掛け2年程度、Finish Line別注という形で発表。
特定の選手専用カラーであるPEがそれほどもてはやされることも無くなりつつある中、カラーリングの妙味で人気を博した記憶がございます。

Shox Upsそのものは着用選手が多く、またカレッジカラーも含めた多くのカラーリングが発売。
重量の関係上、若干下降線を辿りつつあったショックステクノロジーの普及に躍起になっていたこともあり、コラムの配置を変更するなど、細かい部分で改良をされております。

フルレングスショックスなので致し方が無いところではありますが、シューズとして、やはり重い印象。
ホールド感とフィット感が良いので、履いた感覚としてすぐに重さを感じないのですが、じわじわ来る感覚。

またクッション性能としてフルレングスショックスは、体重またはかなりの脚力がないと恩恵を受ける事は難しいことが良くわかります。
ボロンが入ったインソールのおかげで足当たりは良いのですが、硬い感触は否めません。

利点としては安定感が非常に高く、中足部からしっかり入ったTPUのおかげもあってか、ほとんどロールすることがないと思います。
前述した通りホールド感、フィット感共にカッチリしているため、その辺りを重視している方には最適かと。

近年フルレングスショックスのモデルは少なくなっていますので、体感できる可能性は低いですが、もし好みと合うようでしたら試してみるのも一興かと思います。







Nike Air Zoom Angus ナイキ エア ズーム アンガス(Black/Chrome/White)@Versus 365-134th Day



2011/9/21 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Angus ナイキ エア ズーム アンガス(Black/Chrome/White)
Nike Air Zoom Angus ナイキ エア ズーム アンガス(Black/Chrome/White) Nike Air Zoom Angus ナイキ エア ズーム アンガス(Black/Chrome/White)

モデル名 Nike Air Zoom Angus ナイキ エア ズーム アンガス(Black/Chrome/White)
2003年発売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはE.V.A.を内蔵したフルカップタイプ。
しかしながら、内部を出来るだけ薄く仕上げ、インソールをミッドソール並みに厚くし、挿し込むことで構造上ミッドソールとして機能。

インソールのヒールにはズームエアを搭載し、高い衝撃吸収性を誇ります。
アッパー アッパーには耐摩耗性に優れたシンセティック素材を採用。

厚いタンが高いフィット感の向上とトリックの際の衝撃を緩和。
システム E.V.A.
Insole Included Heel Zoom Air
歴史背景
個人的感想
2001年、ゲリラ的にリリースされたDunk SBが発端に始まった空前のSBブーム。

その中でも廉価版として、発表されたのがこのズームアンガス。

デザイナーはMichael Hernandez。
Air Jordanシリーズの部分部分を組み合わせ、デザインしたとされています。

SBシリーズ自体が一部のスケートショップ限定で展開されていたため、当時はどんなモデルであっても、一定の高値が付く状況。
このモデルに関しては普及版的位置づけだったので、幅広いショップで展開され、比較的手に入れやすい環境でした。

個人的にスケートをする訳ではないので、実践的な側面での評価が出来ないですが、廉価なモデルの割にコストパフォーマンスが優れた印象。
スケーターモデルらしい剛性の高さとZoom Air特有のクッション性の良さが良いバランスでミックスされていて、9000+TAXということを考えると、当時の基準でいえば十分だったように思えます。

履き心地に関してはインソール内蔵のズームエア頼みではありますが、軽快。
アッパーがゴツく見える割に軽量なので、ソールとのバランスが良さが体感できるかと。

欠点をあげるとすれば、幅。
SBモデルはタンが厚くてサイズアップするという話はよく聞きますが、このモデルに関してはサイドアッパーの形状もあって、少し圧迫感を感じます。
人によってはサイズアップが必須かと。

その点以外は概ね満足なモデルですね。

残念だったのは地味なカラーリングが多く、この手のハッキリしたカラーが少なかったこと。
そして、このレベルの位置づけで純粋な新作デザインのモデルが継続して出てこなかったことでしょう。

ほどなくして、ブームが収束したことを考えるともう少し、ダンクSBだけではなく、この手のモデルに注力してほしかったというのが正直なところです。







Nike Air Maestro ナイキ エア マエストロ(White/Varsity Red/Midnight Navy)@Versus 365-132th Day



2011/9/19 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Maestro ナイキ エア マエストロ(White/Varsity Red/Midnight Navy)
Nike Air Maestro ナイキ エア マエストロ(White/Varsity Red/Midnight Navy) Nike Air Maestro ナイキ エア マエストロ(White/Varsity Red/Midnight Navy)

モデル名 Nike Air Maestro ナイキ エア マエストロ(White/Varsity Red/Midnight Navy)
2004年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するヒールエア挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなシンセティック素材を使用。

ダイナミックフィットインナースリーブが高いフィット感を提供。
システム Encap Heel Air
P.U.
Dynamic-fit inner sleeve
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1993-94年にFlight系、トップレベルモデルとして発売。
名前がAir Maestroのままになっておりますが、順序で言うとAir Maestro 2にあたります。

ダイナミックフフィットと当時基準の軽量性の高さが人気の呼び、多くの選手が着用。
89年に本格的に始まったFlight系の普及に大きな貢献をしたモデルです。

シグネチャーというわけではないものの、NBAオールスターでスコッティピッペンが着用した真っ赤なカラーリングが突出したインパクトを与えたため、彼の準シグネチャーとして扱われることが多いモデル。
90年代半ばのナイキバブル時には、真っ赤のみ極端なプレ値が付いていました。

シューズとして評価をすると、正直、今の基準でいえば、たいしたこと無いモデル。
フィット感、重量感、クッション性、共に過度な期待をすると少し肩透かしを食らうと思います。

ハードルを下げて、レトロモデルとして評価をするならば、90年代特有のポリウレタンソールの柔らかさが前面に押し出されつつも、フィット感や屈曲性が伴ったバランスの良いモデル、という感じかと。

脚力の低い方でも履きやすくチューニングされている印象ですね。

欠点はやはり通気性。
そして脚力が低くても履けると言う意味で、クッション性もちょっと低いな、と感じます。

あくまでも当時のスピードプレイヤー向けというスペックなので致し方の無いところかと。

Flight系が成熟し始める前の雰囲気を味わいたい人には面白いモデルだと思いますが、裏を返せば、そつが無さ過ぎて味気ないモデルだと思います。







Nike Air Alpha Force 2 ナイキ エア アルファ フォース ツ- ハイ(Black/Del Sol Orange Blaze)@Versus 365-131th Day



2011/9/17 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Alpha Force 2 ナイキ エア アルファ フォース ツ- ハイ(Black/Del Sol Orange Blaze)
Nike Air Alpha Force 2 ナイキ エア アルファ フォース ツ- ハイ(Black/Del Sol Orange Blaze) Nike Air Alpha Force 2 ナイキ エア アルファ フォース ツ- ハイ(Black/Del Sol Orange Blaze)

モデル名 Nike Air Alpha Force 2 ナイキ エア アルファ フォース ツ- ハイ(Black/Del Sol Orange Blaze)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンとブロックパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するヒールエア挿入。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

ストラップが足ブレを軽減。
システム Encap Heel Air
P.U.
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1988-89シーズンに、当時フィラデルフィア・76ersに所属していた、C・バークレーの意見を取り入れ、1987年から展開していたAir Alpha Forceの二代目として発売。

1988年に大々的に展開されたSupreme Courtキャンペーンにおいて、Air Alpha Forceを着用して撮影された画像が大々的に広告として扱われたこともあり、発売前からある程度の成功が約束されたモデルでもありました。

バークレー以外の選手も着用をしていましたが、バークレー自身の活躍が目覚ましく、初のオールNBAファーストチームに選ばれるなど選手としてノリにノリ出した時期とあって、彼の準シグネチャー的なイメージが市場にも確立。
そういった大きな流れから、以後、バークレーがフォースシリーズの中核を担うこととなります。

デザインとしては同時期に発売されたAir Force3とAir Alpha Force 1を足して2で割ったような感覚。
今となっては当たり前になった、Lowカットに近いMidカットモデルのはしり的な存在と言えます。

シューズとしては履き心地が柔らかく、このスペックにしては履きやすいモデルだと思います。

ただし、フォアのストラップは典型的な日本人の足には辛いのではないかと。
見た目以上にフォア部分が狭いと言うことと、ストラップがかなり締められるので、合う合わないがハッキリ。
足幅の広い方はストラップを通さずに着用することをお勧めします。

適度なレトロテイストを残しながら、そこそこの履き心地を保持しているため使い勝手が良い点が未だにマニア層に受け入れられている要因でしょう。
ソールがポリウレタンですので加水分解は避けられませんが、カラバリを変えて、定期的に復刻してくれると嬉しいモデルの一つです。







Nike Delta Force Hi ナイキ デルタ フォース ハイ(White/Obsidian/Metallic Silver)@Versus 365-129th Day



2011/9/15 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Delta Force Hi ナイキ デルタ フォース ハイ(White/Obsidian/Metallic Silver)
Nike Delta Force Hi ナイキ デルタ フォース ハイ(White/Obsidian/Metallic Silver) Nike Delta Force Hi ナイキ デルタ フォース ハイ(White/Obsidian/Metallic Silver)

モデル名 Nike Delta Force Hi ナイキ デルタ フォース ハイ(White/Obsidian/Metallic Silver)
2010年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、アウトソールから全体をラバーで包み込むフルカップアウトソールを採用。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1989年。
1987年から展開されていたAir Delta Forceのアナザーバージョンとして、インソールにエアライナーを搭載したAir Delta Force ACというモデルとしてデビュー。

Air Delta Forceは全部で3種類に派生し、Air Delta Force、AC、後にST。
87年発売の本家と後に出るSTはAir Force 3の流れを汲むデザイン。
Air Delta Force ACのはAir Force 2の流れを汲むデザインとなっています。

2010年、海外カタログで展開予定されていたこの復刻をASBEE系列のSMUとして国内では独占販売。

Delta Forceの復刻そのものは2003年よりスタート。
しかしながら何故かエアが搭載されてないという改悪。

3/4カットとLowカットは展開されたものの、Hiは展開されていなかったため待望の復刻だったわけなのですが、やはり同じくエア非搭載。

エアライナーの生産問題かもしれませんが、インソール裏のダイレクトなエア感を再現して欲しかったと言うのが正直なところ。
SB系でズームエア搭載モデルを販売したぐらいなので、なんだか一貫性の無さを感じてしまいますね。

シューズとしては、Air Force 2の流れを汲んだカレッジモデルと言った感じ。
近年の復刻でいえば、カッティングの違うCourt Forceっぽい印象。

モデルとして汎用性が高いため、なんとなく履いておけば、シンプルなのでコーディネートはどうにかなるだろ、という駆け込み寺的利用方法が一番適切な気がします。

カラーリングの落とし込みも容易ですし、なんといっても有名なスネークカラーもありますので、是非ともエアライナーを搭載したHiカットで再度復刻して欲しいなと切実に感じます。







Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange)@Versus 365-127th Day



2011/9/11 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange)
Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange) Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange)

モデル名 Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性とクッション性を兼ね備えたワッフルパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するE.V.A.を搭載。
アッパー アッパーには通気性の高いナイロンと天然皮革のスエードを採用。
システム E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1979年から約2年間にわたって発売。
大ヒットを飛ばしたLDVをベースに、Nike初のカップインソール機能を持たせたモデルとしてデビュー。

ラストをLDVと共通の「ヴェクター・ラスト」を採用し、当時ランナーに馴染みのあったナイロンアッパーに仕上げ、とっつきにくさを解消。
バランスの良さから、一定の評価を得ることとなります。

生産数が多く無かった点とネーミングの元となった「アリゾナの大地に浮かぶ朝焼け」を表現したカラーリングがナイキの中では珍しく、希少化。
ヴィンテージブームの際、その珍しさから値段が高騰。
マニア垂涎のモデルとなります。

2007年から展開されるヴィンテージシリーズの一環として待望の復刻。
その中でのファーストコレクションとして選ばれ、ファーストカラーは争奪戦が繰り広げられました。

履き心地に関してはオールドスニーカーの定番範疇。
あくまで雰囲気を楽しむためのものであって、議論するレベルでは無いでしょう。

シューズとしては思い入れがなければ、ただの地味なスニーカーだと思います。
カラーリングが特殊というのもあると思いますが、このネーミングじゃなかったら成立しなかったのではないかな、と。

しかしながらアメカジなどのオールドスクールファッションには面白いくらいハマるのも事実。
着る服を選ぶのでコーディネート上級者向けではありますが、果敢にチャレンジをしてもらいたいモデルの一つです。







Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)@Versus 365-125th Day



2011/9/ 8 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)
Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold) Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)

モデル名 Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)
2006年発売
アウトソール アウトソールにはソリッドラバーにグリップの良いヘリンボーンパターンを採用。

フリーソールをモチーフに、分割式にすることで、屈曲を向上。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを使用。
インソール内蔵型フルレングスズームエアが高いクッション性と反発性を実現しております。

またミッドソールとアウトソールの間にフルレングスカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーにはポリウレタンを成形することで高い剛性と縫い目の無くすことを両立させたポジット素材を採用。

さらにフィット感を高めるために搭載されたインナーブーツとあいまって、強烈なまでのフィット感を提供してくれます。
また、ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上。
システム Insole Included Full Length Zoom Air
Foamposite
Full Length Cabon Fiber Plate
Phylon
歴史背景
個人的感想
NBA2006-2007シーズン、当時C・キャバリアーズ所属したレブロン・ジェームズのシグニチャーモデルです。

チームの期待を一身に背負い、勝ち進んだプレイオフ。
初のファイナルまで出場を果たし、通称「プレイオフ」と名付けられたカラーリングです。

実際にはアナザーシグニチャーモデルである、ソルジャーシリーズを着用して試合をしており、人気だった4の中ではあまりこのカラーリングに対するインパクトというのは残っていないように思えます。

このモデル自体は久々に市場に出てきた純粋な新作のポジット素材モデルということで、期待値も高く非常に売り上げも好調な成績を残しました。
国内定価がポジットモデルにしては比較的安価な18000円+TAXというのも良かったのではないかな?と記憶しております。

また代を重ねるごとに増え始めていた地域限定色及びSMUが、何かの引き金を引いたように爆発的に増えたのも、このモデルの特徴。
マニアでも追いつかない状況を作り出していきます。

シューズとしての造形は非常に美しいのですが、とにかく重い。
片足US9で約615gという数字は、筋骨隆々のレブロンの脚力ならいざ知らず、一般的にみれば本当に重たいモデルです。

また、通気性も劣悪。
とにかく蒸れます。

優れた点をあげると、クッション性は弾むような感覚。
前足部も広く、フィット感はストラップも相まって、ポジットの良さを存分に感じることが出来ます。
剛性は強烈で、捻じれも起こしにくいでしょう。

せっかくのポジットモデルではありますが、この重さと利点のつり合いが上手く取れなかったため、以後継続しなかったのではないかと予測できます。
次作以降なんとなく一貫性を感じないシリーズの方向性を考えると、一旦流れを変えたモデルと言えるかもしれませんね。

判断に困るモデルではありますが、現代の基準でポジットモデルを作るとこうなる、というのがわかりやすく表現されていると思うので、一度体感してみることをお勧めいたします。







Nike Air Pip 2 ナイキ エア ピッペン 2(White/Varsity Red/Black)@Versus 365-121th Day



2011/9/ 2 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Pip 2 ナイキ エア ピッペン 2(White/Varsity Red/Black)
Nike Air Pip 2 ナイキ エア ピッペン 2(White/Varsity Red/Black) Nike Air Pip 2 ナイキ エア ピッペン 2(White/Varsity Red/Black)

モデル名 Nike Air Pip 2 ナイキ エア ピッペン 2(White/Varsity Red/Black)
2003年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

フォアフットにはレスポンスを重視した分割式ズームエアである、アーティキュレーティドズームフォアフットエアを挿入。
リアフットにはヒールエアを搭載。

中足部にTPUシャンクプレートを入れ込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーにはしなやかなシンセティック素材を採用。

ダイナミックフィットインナースリーブと余計なものを一切省いたプレーンなアッパーが高いフィット感を提供。
シューレースが細かく通ることで好みのフィット感に調節が可能となっております。
システム Phylon
Articulated Forefoot Zoom Air
Encap Heel Air
TPU Shank Plate
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1997-98シーズンに当時C・ブルズに在籍した、S・ピッペンのシグニチャーモデルとして発売。

レギュラーシーズンでは故障が多く着用機会が非常に少なかったものの、プレイオフ通して着用し2度目の3連覇を遂げたことでマニア層には響いているモデルと言えます。

前作までの華美な装飾から一転してのシンプルなフォルムは機能性のみを追求した仕上がり。
シンプルすぎて味気ないのが正直なところ。

たまたまとはいえ、ナイキバブルがはじけ飛んだ後の、一気にローテクへの揺り戻された当時のスニーカーシーンと被る印象が個人的はあります。

機能性としてはあくまでも接地感とレスポンスを重要視して開発。
細かく調節が出来るシューレースと相まって、シューズがしっかりと足に付いてくる感覚を得ることが出来ます。

クッション性に関しても、足裏にしっかりと入ってるなというのが良くわかります。

難点を挙げるとすれば、かなりロープロファイルに仕上げているのでクッションが早くへたる感覚。
そしてシューレースが細か過ぎて、足がむくんでくると、再度調整しなおすことが必須であること。
フィット感がタイト過ぎて痛くなります。

シューズとしては未だに実践にも使用できる基礎設計をギリギリ保持。
時代性としてシンプルな方向に突き進んでいたとは言え、あまりにもシンプルすぎますね。

もう少しS・ピッペンらしさをデザインに落とし込んでも良かったのではないかな、と思います。
機能性が十分なだけに、その点だけが個人的に残念ですね。







Nike Air Mowabb ナイキ エア モワブ(Cream/Bright Mandrin/Camel/Black)@Versus 365-116th Day



2011/8/23 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Mowabb ナイキ エア モワブ(Cream/Bright Mandrin/Camel/Black)
Nike Air Mowabb ナイキ エア モワブ(Cream/Bright Mandrin/Camel/Black) Nike Air Mowabb ナイキ エア モワブ(Cream/Bright Mandrin/Camel/Black)

モデル名 Nike Air Mowabb ナイキ エア モワブ(Cream/Bright Mandrin/Camel/Black)
2004年復刻
アウトソール アウトソールにはシンプルなドッドパターンとフラットパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

安定したクッション性を誇るフォアフットエア、ヒールエアを前後に搭載。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
ハラチフィットシステムを採用したインナーにはライクラとネオプレーンを組み合わせた合成繊維を使用することで高いフィット感を実現。

TPUヒールカウンターが過度な捻じれを防止。
システム P.U.
Encap Heel Air
Forefoot Air
Huarache Fit System
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1991~92年に展開。
当時ナイキの提唱していた「アウトドア・クロストレーニング」というコンセプトの元に開発されデビュー。

名前の由来は、エクストリーム系アウトドアの聖地であるユタ州「モワブ」(Moab)という地名から。

初期acgのいかにもトレッキングな流れから、機動性を重視した作りになったのはこのモデルから。
当時の22000円と言う破格値もさることながら、当時の考えうる技術を詰め込んだ機能性に仕上がっております。

90年代半ばのナイキバブル時にはコアなacgファンが一気に増殖したこともあり、ヴィンテージ市場ではかなりの価格で推移。
古着との相性も良かったことから、古着屋で見つけることが多いモデルでもありました。

20年の時を経て、待望の復刻。

オリジナルとの違いはそう大きくはないようですが、全体的に明るい色目の印象。
特にオリジナルとの履き心地は違うようですね。

そういったことを置いておいて判断すると、見た目以上にゆったりしていて履きやすいモデルだと思います。
屈曲も良いですし、フィット感も強すぎるわけでも、弱すぎるわけでもなく、丁度良い感じ。

2度の復刻を遂げながらも、そこまでカラバリが増殖しなかったのは残念の一言。
acgの名作からサンプリングして落とし込んであげれば、それなりに売れたのではないかな?と。

これで山登りするか?と聞かれれば、しませんが、足元にちょっとしたアウトドアテイストを入れる分には無難なモデルではないでしょうか。







Nike Air Force 180 Mid ナイキ エア フォース ワンエイティー ミッド(Black/White/Sport Royal/Varsity Red)@Versus 365-115th Day



2011/8/19 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Force 180 Mid ナイキ エア フォース ワンエイティー ミッド(Black/White/Sport Royal/Varsity Red)
Nike Air Force 180 Mid ナイキ エア フォース ワンエイティー ミッド(Black/White/Sport Royal/Varsity Red) Nike Air Force 180 Mid ナイキ エア フォース ワンエイティー ミッド(Black/White/Sport Royal/Varsity Red)

モデル名 Nike Air Force 180 Mid ナイキ エア フォース ワンエイティー ミッド(Black/White/Sport Royal/Varsity Red)
2004年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するポリウレタン素材を全面に使用。
ヒールには柔らかなクッション性をもたらすビジブルヒールエアを搭載。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。

ダイナミックフィットインナースリーブとストラップが抜群のフィット感とホールド感を提供。
メッシュタンが必要な通気性を確保。
システム P.U.
Visible Heel Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1991-92シーズン、当時フィラデルフィア・76ersに所属していた、C・バークレーのシグネチャーモデルとして発売。

1992年バルセロナオリンピックのために結成された伝説的チーム、ドリームチームⅠでも着用され、オリンピックカラーを含め絶大な人気に。

当時バスケットボールでの実用面で評価が高く、ストリート使用に流れるデットの数が意外と少なかったことから、ナイキバブル時はかなりのプレミア価格で取引をされておりました。

「180 Air」の特徴としては、エア部分のアウトソールをエアの形状に沿って形成し、クリアカラーにすることで180度の可視化に成功。
エアの搭載量等々が増えたわけではなく、あくまでも可視化技術の進歩によるものと捉えるのが正しいと思われます。

履いた感覚は見た目の通り安定感重視志向。
一方でホールド感はガチガチでもなく、ストラップをしっかり締めて初めて成立するようなバランス。

フォアフットに関してはエアを搭載していないので、屈曲が良い反面、少し物足りなさを感じるかと。
その分、ポリウレタンそのものが若干柔らかめにチューニングされていると思います。

歴史的にこの後、エア搭載量の飛躍的進歩からオーバーデコレーション気味になっていくわけですが、1980年代中盤から続くプラスティックパーツの流れと1990年代初頭の過渡期感を詰め込んだ、ハイテクの手前感を十分に感じてもらえるモデルと言えるのではないでしょうか。







Nike Air Force 2 Hi ナイキ エア フォース ツ- ハイ(Obsidian/Neutral Grey)@Versus 365-113th Day



2011/8/15 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Force 2 Hi ナイキ エア フォース ツ- ハイ(Obsidian/Neutral Grey)
Nike Air Force 2 Hi ナイキ エア フォース ツ- ハイ(Obsidian/Neutral Grey) Nike Air Force 2 Hi ナイキ エア フォース ツ- ハイ(Obsidian/Neutral Grey)

モデル名 Nike Air Force 2 Hi ナイキ エア フォース ツ- ハイ(Obsidian/Neutral Grey)
2002年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンとブロックパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するフルレングスエア挿入。
そしてアウトソールから全体をラバーで包み込むフルカップアウトソールを採用。

ウレタン製のインソールを採用することで柔らかな足当たりを実現。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

TPUヒールカップが踵周りの安定性を向上。
また、足首周りのライナーが厚めに取られており、包み込むようなフィット感を得られます。
システム Full Length Air
Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1986年。

1982年に発売され、ロングセラーとなっていたAir Force 1の後継機種として高い期待値を持って登場。
当時の最新技術として取り入れられていたプラパーツなどを存分に投入されました。

NBAでは当時フィラデルフィア・76ersに所属していた、C・バークレーやM・マローンがAir Force 1から継続して着用。
広告含め二人が露出したことで、Air Forceはタフな選手が着用するモデル、といったストーリーの下地が徐々に出来上がるようになっていきます。

2年間の短命ながらも市場に与えたインパクトは大きく、現在でも別注のベースに使われるなど、かなりの頻度で復刻をされ、コアなファンを惹きつけてやまないシューズと言えます。

復刻は2002年よりスタート。
Escapeシリーズでのブレイクぶりで、思いだす方も多いでしょう。

実際に履いてみるとわかるのですが、思ったほど重量感を感じない不思議なモデル。
Air Force 1に比べ、格段に屈曲が良くなっているので、歩いていてもソール周りの不快感を感じません。

欠点をあげれば、シューレースの根もとが親指に刺さる可能性があるということ。
甲が低いというよりも、トウ周りの構成パーツの問題と言えるかもしれませんが、試着必須なモデルです。
サイズを間違えると痛くて履けません。

その他には通気性が劣悪。
ライナーが柔らかくて厚め、ということもあり、かなり蒸れます。
当時のNikeのデフォルトですね。

前述したとおり、世界中どこかの企画で復刻されているので、比較的手に入りやすい状況にあるのは嬉しい限り。
プラパーツのおかげもあり、カラーバリエーションが豊富な点も魅力的と言えます。

国内では近年復刻されていないので、ベーシックなカラーリングで復刻されれば、と思うモデルの一つです。







Nike LDV (VNTG) ナイキ エルディーブイ (ヴィンテージ加工) (Varsity Maze/Sail-Blue Spark)@Versus 365-110th Day



2011/8/10 Posted by Kunihito Yasui




\*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike LDV (VNTG) ナイキ エルディーブイ (ヴィンテージ加工) (Varsity Maze/Sail-Blue Spark)
Nike LDV (VNTG) ナイキ エルディーブイ (ヴィンテージ加工) (Varsity Maze/Sail-Blue Spark) Nike LDV (VNTG) ナイキ エルディーブイ (ヴィンテージ加工) (Varsity Maze/Sail-Blue Spark)

モデル名 Nike LDV (VNTG) ナイキ エルディーブイ (ヴィンテージ加工) (Varsity Maze/Sail-Blue Spark)
2008年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性とクッション性を兼ね備えたワッフルパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するE.V.A.を搭載。
アッパー アッパーには通気性の高いメッシュと天然皮革のスエードを採用。
システム E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1978年に発売。

ヒット商品であったLD-1000の後継機種として華々しくデビュー。

元々は1977年に発売された、LD-1000をマイナーチェンジしたLD-1000Vというモデルでしたが、ネーミングの問題上消費者に違いが分かりにくかったため、たった1年でネーミングとカラーリングを一新し、このモデルが誕生することとなります。

元々売れていたLD-1000の後継種とあって、期待値はかなりのもの。

一番大きな違いは、このモデルからミッドソールが「硬質スポンジ」から「E.V.A.」にアップデートしたこと。

そしてLDVの元となったLD-1000Vから使用された、一軒左右の区別が付かないほど、ほぼ一直線なラストである「ヴェクター・ラスト」を採用したことでしょう。

こういった期待値に十分応える機能性を搭載したことで、当時抜群の権威を誇ったランナーズ・ワールド誌において1979年度の5つ星を獲得。
結果、ワールドワイドにナイキの人気を押し上げ、この時代におけるベストセラーとなりました。

最先端の加工技術を駆使し、2007年から展開されるヴィンテージシリーズの一環として待望の復刻。

以前過去に一度復刻されたものは非常に再現度が低かったため、このクオリティーの高さはマニア待望でありました。

オリジナルとの違いはメッシュの細かさだと言われております。
それ以外は概ねオリジナルを踏襲しているかと。

履き心地うんぬんは1970年代の設計ですので、論ずる部分では無いでしょう。
あくまでも、雰囲気をいかに楽しめるか、を主眼においたシューズだと思います。

長時間履けるものではありませんが、昨今のアメカジブームにこそしっかりハマるプロダクトだと思いますので、マニアだけでなく、もう一度見直して欲しいプロダクトの一つですね。







Nike Air Bakin' ナイキ エア ベーキン(Black/Metallic Silver/V.Red/Orange)@Versus 365-107th Day



2011/8/ 5 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Bakin' ナイキ エア ベーキン(Black/Metallic Silver/V.Red/Orange)
Nike Air Bakin' ナイキ エア ベーキン(Black/Metallic Silver/V.Red/Orange) Nike Air Bakin' ナイキ エア ベーキン(Black/Metallic Silver/V.Red/Orange)

モデル名 Nike Air Bakin' ナイキ エア ベーキン(Black/Metallic Silver/V.Red/Orange)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはオーソドックスなドレッドパターンを耐摩耗性に優れたDRC素材に採用。
ミッドソール ミッドソールには軽量かつ安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには軽量でしなやかなシンセティックレザーを採用。
メッシュブーティーを採用することで必要な通気性とフィット感を確保。

シューレースが細かく通ることで好みのフィット感に調節が可能となっております。
システム P.U.
Forefoot Air
Blow Molded Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1997-98シーズン、当時C・ブルズに在籍したD・ロッドマンのモデルとして開発。 しかしながら、D・ロッドマンのConverse移籍により、M・ヒートに在籍した、T・ハーダウェイのシグネチャーモデルとして変更発売。

発売後即、ヒール及びタンに刺繍されたAirの文字がイスラム教における神様「アラー」に見えるというクレームが付き、大問題となって回収。
とにかく最後の最後までいわくの付いたお騒がせモデル。

日本国内で販売された分に関しては、基本的に問題とならなかったため、それなりに流通。
しかしながら、ナイキバブル末期だったこともあり、そこまでの盛り上がりは無く、いつの間にか消えていった印象があります。

そういった部分を改善し、2007年に海外にて復刻。
タイミング的に国内のバスケットボール漫画にて着用している選手がいたため、国内流入分は即完売するという不思議な現象を引き起こしました。

個人的な感覚としては、まず硬い。
アウトソールのDRC素材がかなりきいているんだとは思いますが、とにかく硬い。

フォアフットなんかエア本当に入ってるんだろうな?と思ってしまう程。

そんな硬いソールの割には、曲がるアッパー。
もちろん通気性もかなりのもの。

チグハグさばかりが前面に出されている感じではあるのですが、実験的な部分も一つ。
シューレースが細かく調整可能だと言うこと。

2000年辺りまではシューレースが細かく、とにかく自分好みにフィッティング出来るようなモデルが多数生まれます。
その先駆け的なモデルと言っても良いかと。

様々な部分で中途半端ゆえ総じて判断に困るモデルではありますが、好きな人には好きなモデルと言えるのではないでしょうか。







Nike Air Zoom Kobe 3 ナイキ エア ズーム コービー 3(Black/White/Anthrct/Varsity Maze)@Versus 365-100th Day



2011/7/20 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Kobe 3 ナイキ エア ズーム コービー 3(Black/White/Anthrct/Varsity Maze)
Nike Air Zoom Kobe 3 ナイキ エア ズーム コービー 3(Black/White/Anthrct/Varsity Maze) Nike Air Zoom Kobe 3 ナイキ エア ズーム コービー 3(Black/White/Anthrct/Varsity Maze)

モデル名 Nike Air Zoom Kobe 3 ナイキ エア ズーム コービー 3(Black/White/Anthrct/Varsity Maze)
2007年発売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いドレッドパターンとモーションポッドと呼ばれる独自のドッドパターンを採用。
フレックスグルーブを入れ込むことで、ヒール周りの稼動域を強化しております。

ミッドソールとアウトソールの間にカーボンシャンクプレートを搭載することで、過度な捻れに対応。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮する軽量ファイロンと、高い接地感と適度なクッション性と反発性を誇るFull-Length Zoom Airを搭載。

ミッドソール全体をアウトソールで包み込むことで、耐久性を高めると共に、足が捻れた状態でもギリギリまでグリップ性を発揮するようなシステムとなっております。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革、しなやかなシンセティック素材、合成樹脂とメッシュ素材を使用。

フルレングスフィットスリーブを搭載し、全体を包み込むように作られたアッパーがしなやかで柔らかく常に高いフィット感を提供。

合成樹脂の下がメッシュのため、高い通気性を完備。
システム Phylon
Full-Length Zoom Air
Full-Length Fit Sleeve
歴史背景
個人的感想
NBA2007-2008シーズン、L・レイカーズ所属のスーパースター、K・ブライアントのシグニチャーモデルです。

前作のような多発系ではなく、本線一本にまた絞られマーケティングを展開。
前作とはうって変わり、様々なパーツを外しながらいかに戦闘力を維持するのか、に注力して開発。

結果、アッパー大部分をフィットスリーブにし、合成樹脂で包み込むという手法を選択。
圧倒的な屈曲の良さを実現させ、通気性を完備している点が特徴。

華奢なアッパーゆえ、ガード系プレイヤーのモデルにしては珍しくカットが高いのも特殊な点だと思います。

履いた感覚はやはりソール周りが勝ってる印象。

良く言えば、アッパーに不必要なストレスを感じずに済むので、ソールのクッション性をしっかり感じることが出来る。
悪く言えば、アッパーが軽すぎて、ソールに対して足が付いてこない感覚。

かなり好き嫌いが別れるところだとは思いますが、この後の路線を考えると順当な進化だったな、と思います。
ある意味、こんなエグいデザインのシューズもなかなか無いので、これはこれで個人的には良しなモデルですね。







Nike Air Zoom Kobe 2 ナイキ エア ズーム コービー 2(Black/Black/Varsity Maze)@Versus 365-99th Day



2011/7/19 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Kobe 2 ナイキ エア ズーム コービー 2(Black/Black/Varsity Maze)
Nike Air Zoom Kobe 2 ナイキ エア ズーム コービー 2(Black/Black/Varsity Maze) Nike Air Zoom Kobe 2 ナイキ エア ズーム コービー 2(Black/Black/Varsity Maze)

モデル名 Nike Air Zoom Kobe 2 ナイキ エア ズーム コービー 2(Black/Black/Varsity Maze)
2006年発売
アウトソール 屈曲と足の動きに合わせスムーズに動くことを前提に分割されたフレックスグルーブアウトソールにグリップの高いドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソール全体には安定したクッション性を発揮する軽量ファイロンを使用。
ミッドソール前後にZoom Airを搭載し、高い接地感と適度なクッション性と反発性を実現。

また、大型のカーボンシャンクプレートをミッドソール全体に入れ込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革としなやかなシンセティック素材を使用。
インナーブーツを搭載することで高いフィット感と足馴染みの良さを確保。

メッシュパーツを多用することで、必要な通気性を十分に確保し、ストラップが足首の保護とブレを無くしてくれます。
システム Phylon
Forefoot Zoom Air
Heel Zoom Air
歴史背景
個人的感想
NBA2006-2007およびNBA2006-2007プレイオフ着用、ロサンゼルス・レイカーズ所属のスタープレイヤー、コービー・ブライアントのシグニチャーモデルです。

前作が若干平凡な出来ながらもセールス的に恵まれたため、高い期待値を持ってデビュー。

今作はコンセプト的に中間部分にあたる「通常版」の他に「Light」「Strong」という部分的に強化したり、軽量化を施した3種が同時に発表。
コービーの持つ多様性を表現したそうですが、結果的に若干印象がぼやけてしまったように思えます。
当の本人はほとんど通常版を着用。

実際に履いてみるとわかるのですが、Air Zoom Huarache 2K4、2K5の延長上という意味でいえば、前作よりもこちらの方が近いように思えます。

ハラチフィットと言うよりもちょっと厚めのインナーブーツという感じな点とストラップが動きに対して剥げにくくなっているのでフィット感を強化されているという印象。

つま先は前作同様、踏み込みやすいように若干広めに取られています。

個人的にはすんなり作られているようで、結構使い手を制限する印象。
パーツパーツが意外と足のどこかで合わない、という感じです。
特にこのインナーブーツの継ぎ目がジャストサイズだと当たったので、ハーフアップしなければならなかった点が残念でしたね。

歴代Kobeの中でこのモデルまでは足し算的なデザインですので、そういった意味では今となっては貴重。
この後から始まる怒涛の引き算的デザインの契機になったモデルと言えるのかもしれません。







Nike Air Max 93' ナイキ エア マックス 93'(White/Chlorine Blue/Vol Purple)@Versus 365-97th Day



2011/7/14 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max 93' ナイキ エア マックス 93'(White/Chlorine Blue/Vol Purple)
Nike Air Max 93' ナイキ エア マックス 93'(White/Chlorine Blue/Vol Purple) Nike Air Max 93' ナイキ エア マックス 93'(White/Chlorine Blue/Vol Purple)

モデル名 Nike Air Max 93' ナイキ エア マックス 93'(White/Chlorine Blue/Vol Purple)
2003年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだ独自のワッフルパターン。
(Vフレックスグルーブ付きコンプリートワッフルソール)
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るブローモールドエアを搭載。
リアフットには安定した衝撃吸収性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなシンセテック素材と通気性の高いメッシュを採用。

ダイナミックインナースリーブが高いフィット感を提供し、モノフィラメントメッシュ製サイドパネルが高い通気性を完備。

TPUヒールカップが過度な捻じれを防止します。
システム P.U.
Forefoot Air
Blow Molded Air
Dynamic Inner Sleeve
TPU Heel Cup
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1993 Springシーズンにデビュー。
Air Max 93’というのが通り名に近年なってますが、当時としてはAir Max 5という表現でした。

更なるクッション性を求めて開発された大型エアは従来の横からしか見えないというAir Maxの概念を覆し、ヒール周り全体を視覚化することに成功。

シリアスなフォルムながら、蛍光色系のポップな色遣い視覚化したAirと組み合わせを展開することで、魅力的なモデルに昇華。

ソールシステムが後に発売され大ヒットとなるAir Burstシリーズに引き継がれたことなどを取ってみても、いかに完成度が高かったのかを窺い知ることが出来ると思います。

ただ、残念だったのが当時はホワイトベースのカラーリングのみの展開だったこと。
ボリューム感の無い、そぎ落としたフォルムゆえの戦略だったのかもしれませんが、別注等々も無かったことが不思議でなりません。

2000年代に入り、他のカラーリングも少しずつ出てきましたが、大々的に展開されたのは2006年の3 Decades Of Cushioning辺りから。
ポテンシャルが高いだけにiD辺りの継続があっても良いモデルではないかなと思います。

シューズとしてはクッション性よりも先に軽量感や通気性の良さが先にくるモデルですね。

クッション性に関してはブローモールドの特性として柔らかいと言うよりも、どっしりと支える感覚。
個人的にはインソール下にボロン一枚張るだけで一気に印象が変わるんだろうな、といつも思います。

欠点をあげるとすれば、人によってTPUヒールカップが当たって痛い可能性があること。
軽量性を重視して、ヒール周りのインナーも削ってるので、合う合わないがハッキリしていると思います。

後はBWや95辺りに比べると若干幅が狭めですね。

個人的にはこのソールを使った名品が一杯ありますので、その辺りと合わせて一度試してもらいたいモデルの一つです。
出来れば過去の名品含め復刻して欲しいですね。







Nike Air Max Tailwind ナイキ エア マックス テイルウインド(White/Black/Deep Red)@Versus 365-91th Day



2011/7/ 2 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Tailwind ナイキ エア マックス テイルウインド(White/Black/Deep Red)
Nike Air Max Tailwind ナイキ エア マックス テイルウインド(White/Black/Deep Red) Nike Air Max Tailwind ナイキ エア マックス テイルウインド(White/Black/Deep Red)

モデル名 Nike Air Max Tailwind ナイキ エア マックス テイルウインド(White/Black/Deep Red)
1996年発売
アウトソール アウトソールにはワッフルパターンとブロックパターンのコンビを採用。
(センタープレッシャーワッフルソール)
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
フォアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなシンセテックと通気性の高いメッシュを採用。
システム P.U.
Forefoot Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
1996年Fall、国内で一番Nikeがもてはやされ、特にAir Maxの百花繚乱とも言うべきシーズンに発売されたのがこのモデル。

Air Max 96'の一段下にあたるレベルの位置づけとしてデビュー。

とは言え、ソールテクノロジー的には2年前のトップレベル機種であったAir Max2(スクエア)を丸々受け継いでいた事もあり、ミドルレベルに収まりきらない存在感を示すモデルとして販売されたことを記憶しております。

実際にそのミドルレベルという位置づけからUSAメガチェーンストアによる別注カラーが非常に多発されたモデルの一つでもあり、ナイキバブルの余勢も駆って国内に大量に輸入。
それでも市場に出れば即完売と言う華々しいセールスを記録しておりました。

実際に国内正規価格が12000円(実際は1万代後半~2万代半ばで推移)だったということもあって、コストパフォーマンスの良いモデルだったと思います。

履いた感覚は非常に軽く、フィット感の良さが際立ちます。
見た目からソール周りに注目したくなるんですが、アッパーのラストが日本人に向いているのか、ゆったり目で非常に軽快。

スピードシューレースを使用しているので、ホールド感が甘いんじゃないか?という気が一瞬はするのですが、それも無く、不快感がありません。

クッション性に関しては、柔らかすぎでもなく、硬すぎでもなく、という感じだと思います。
贅沢を言うのであれば、フォアだけズームエアに変えたいかも、と思う程度ですね。

Max Tailwindシリーズは以後も定期的に姿かたちを変え継続されていきますが、個人的にはこの形を超える物が出ていないような気がしております。
マニア層にも受けが良いでしょうし、スポットで復活させてほしいモデルの一つです。







Nike Air Flare ナイキ エア フレア(White/Black/Neutral Grey)@Versus 365-88th Day



2011/6/27 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Flare ナイキ エア フレア(White/Black/Neutral Grey)
Nike Air Flare ナイキ エア フレア(White/Black/Neutral Grey) Nike Air Flare ナイキ エア フレア(White/Black/Neutral Grey)

モデル名 Nike Air Flare ナイキ エア フレア(White/Black/Neutral Grey)
2005年復刻
アウトソール アウトソールには変形式ヘリンボーンパターンを採用したDRC-COURT素材を使用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには高いクッション性を誇るビジブルビッグヒールエアを搭載。
フォアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを内臓。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。

メッシュタンが必要な通気性を完備。
ダイナミックフィット・インナースリーブが高いフィット感を提供。
システム P.U.
Dynamic-fit inner sleeve
Forefoot Air
Visible Big Heel Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1994 Fall/Winterシーズンに当時テニス界を席巻していたスーパースター、アンドレ・アガシのモデルとしてデビュー。

アッパーデザインに空気力学を取り入れることで、ボール1/2個分ステップを加速させる、という触れ込みでプロモーションが掛けられ話題となりました。

カラバリエーションはそこまで展開されなかったのですが、別注カラーも生まれた経緯からすると、そこそこのセールスを記録したのではないかな、と記憶しております。

個人的には当時オリジナルを購入できなかったことと、黒人の方が非常に履きこなしていた姿が鮮烈に頭の中に残っていたため、復刻版に飛び付きました。

期待値が自分の中で非常に高かったこともあったのだと思うのですが、あまりピンと来ず・・・。

特に履き心地が堅く、一日履いていると結構きついな、というモデル。

また、幅がつま先に行くに従って急速に狭くなる感覚があり、足にあまり合わなかったようです。
横への動きの多いテニスシューズならではのタイトなフィッティング感は好き嫌いの分かれるところかもしれません。

履き心地に関してはアウトソールが非常に硬い素材を使っているので致し方が無いところなのですが、せめてインソール関係で柔らかさを演出して欲しかったかな、というのが正直なところ。

アッパーデザインが秀逸なだけに個人的に合わなかったのが残念でならないモデルです。







Nike Air Zoom KOBE 1 ナイキ エア ズーム コービー 1(Black/White/V.Purple/Cany Gold)@Versus 365-86th Day



2011/6/22 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom KOBE 1 ナイキ エア ズーム コービー 1(Black/White/V.Purple/Cany Gold)
Nike Air Zoom KOBE 1 ナイキ エア ズーム コービー 1(Black/White/V.Purple/Cany Gold) Nike Air Zoom KOBE 1 ナイキ エア ズーム コービー 1(Black/White/V.Purple/Cany Gold)

モデル名 Nike Air Zoom KOBE 1 ナイキ エア ズーム コービー 1(Black/White/V.Purple/Cany Gold)
2006年発売
アウトソール アウトソールにはグリップの高いドレッドパターンと安定感を高めるダイヤ型ドットパターンを必要な部位に配置。

サイドまでソールがせり出すことで適度な安定感とグリップ力を発揮します。
ミッドソール ミッドソール全体には安定したクッション性を発揮する軽量ファイロンを使用。

ミッドソール前後に新型Zoom Airである、Regional responsive Zoom Airを搭載し、今までのZoom Air以上の接地感と適度なクッション性と反発性を実現。

また、大型のカーボンシャンクプレートをミッドソール全体に入れ込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーには軽量でしなやかなシームレス・シンセティックレザーを採用。
インナーブーツを搭載することで高いフィット感と足馴染みの良さを確保。

内側のスウォッシュがTPU製になっており、内側への捻じれを抑制しております。
システム Phylon
Regional responsive Zoom Air
Carbon Fiber Plate
歴史背景
個人的感想
NBA2005-2006およびNBA2006-2007前半戦着用、ロサンゼルス・レイカーズ所属のスタープレイヤー、コービー・ブライアントのシグニチャーモデルです。

Adidasとの後味の悪い契約解消後、2シーズンの月日が流れNikeより大きな期待感を持って発売されたKobeモデル。

Air Zoom Huarache 2K4、Air Zoom Huarache 2K5をベースに新しいKobeならではの機能性を盛り込んだ箇所が多数。

ヒール周りの可動領域を広げながらもシューズが足についてくるようなインナーフィッティングスタイルを採用したり、結構特殊なことを盛り込んでいる印象があります。

感覚値としても結構不思議で、フォアが広めに取られているのでジャスト目に履いているのにもかかわらず、ごついスリッパでも履いてるかのように、歩行をしていると一瞬踵が浮いてないか?と思ってしまう所。

実際は浮いてるわけではなく、ヒール周りの引っかかり感が全くない事が理由。
それゆえ、好き嫌いが極端に分かれるところではないかな?と思います。

また新開発されたRegional responsive Zoom Airは、そこまで極端な違いを感じることは出来ないです。
もちろんプロレベルのコンマ何秒を争う世界ではハッキリとした違いがあるのかもしれませんが・・・。

Kobeのファーストモデルとしては若干普通かな?というのが、個人的な印象。
代を重ねることに個性が出て来たのは、周知の事実ですので、まぁこんなもんかなぁ~という感じです。







Nike Air Max 95' ナイキ エア マックス 95'(White/Comet Red/Black)@Versus 365-81th Day



2011/6/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max 95' ナイキ エア マックス 95'(White/Comet Red/Black)
Nike Air Max 95' ナイキ エア マックス 95'(White/Comet Red/Black) Nike Air Max 95' ナイキ エア マックス 95'(White/Comet Red/Black)

モデル名 Nike Air Max 95' ナイキ エア マックス 95'(White/Comet Red/Black)
2003年復刻
アウトソール アウトソールにはワッフルパターンをメインとしたBRS 1000 カーボンラバー。
中足部にTPUを入れ込むことで過度な捻じれを防止。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
フォアフットには従来のフォアフットエアの3倍以上もの衝撃吸収性を誇るビジブルフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)と通気性の高いメッシュを採用。

各所に散りばめられたリフレクター素材が夜間走行性をサポート。
システム P.U.
Visible Forefoot Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1995 Fallシーズンにデビュー。
発売当初、さっぱり売れなかったにも関わらず、ファッションクリエーターがこぞって誌面上でプッシュしたことから一気に火が付きプレミア化。

前後ビジブル化したという視認性の良さも手伝って、ナイキバブルの火付け役となり、同時に「最新のAir Max」イコール「レアだ、偉い」といった風潮を国内に作り出します。

その後、メディアやショップが投資物件のように煽ったことも手伝って一時期は新品だと20万以上の値を付けられることも。
また、大量のフェイクが出回った原因となり、同時に起きたエアマックス狩り等々を含め、社会現象を引き起こしました。

シューズのデザインはセルジオ・ロザーノが担当。

グラデーション部分はろっ骨を。
アウトソール中足部のTPUは背骨を表現するなど、人体をモチーフにデザインされたと言われています。

シューズとして魅力的な部分は前後のビジブルエアとグラデーションパーツでしょう。
あえてグラデーションを生かさない配色を取ることもありますが、そうであっても成立するのはデザイン性の良さがあってこそ。
無数の配色が生み出され、未だに増色していることからも、汎用性の高さがうかがえます。

クッション性に関して言えば、意外と固め。
2006年以降は中空成型方式から熟成型方式にAir Bagの膨らませ方を変更したため、時期によって若干クッション性が変わったものの、柔らかさよりコシのある感覚を重視したクッション性かと思われます。

欠点をあげるとすればホールド感だと個人的には思います。

スピードシューレースを採用しているものの、シューレーストップがアッパーに通すタイプじゃないため、シューレースが緩みやすく、解けやすいことが難点。
シューレースが緩み始めると足が遊びやすくなってしまうため、理想的なフィット感を維持できない事が多々ありました。

また、シューズ内の後足部から前足部にかけての傾斜が意外とキツく感じることと、インソールが意外と滑りやすいモノを採用していることもあって足がシューズの中で前に移動しようとします。

これは前述したホールド感の部分と連動するので、人それぞれ感想が変わるかと思われますが、そういった部分がありがち、ということです。

総じて、ナイキバブルを知らない若者には響かないモデルかもしれませんが、その時代を生きた人にはたまらないモデルだと思います。

個人的にはいつまでたっても色違いで欲しくなる青春の一品という感じですね。







Nike Air Zoom Flight 5 iD ナイキ エア ズーム フライト ファイブ iD(Midnight Navy/White/Varsity Maize)@Versus 365-76th Day



2011/5/19 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Flight 5 iD ナイキ エア ズーム フライト ファイブ iD(Midnight Navy/White/Varsity Maize)
Nike Air Zoom Flight 5 iD ナイキ エア ズーム フライト ファイブ iD(Midnight Navy/White/Varsity Maize) Nike Air Zoom Flight 5 iD ナイキ エア ズーム フライト ファイブ iD(Midnight Navy/White/Varsity Maize)

モデル名 Nike Air Zoom Flight 5 iD ナイキ エア ズーム フライト ファイブ iD(Midnight Navy/White/Varsity Maize)
2007年復刻
アウトソール アウトソールには同心円状パターンとスタッドパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を提供するファイロンを全体に使用。

クッション性・反発性の高いフルレングスズームエアを内蔵することで、接地感とクッション性を両立。

TPUシャンクを内蔵することで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

ダイナミックフィットインナースリーブが軽快なフィット感とホールド感を提供。
メッシュタンが必要な通気性を確保。
システム Phylon
Full Length Zoom Air
TPU Shank Plate
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1997-98シーズンにフェニックス・サンズに所属していたジェイソン・キッドのモデルとしてデビュー。
Flightカテゴリーのトップとして名前こそ付きませんでしたが、各パーツにキッドの文字等々が入るなど、彼が使用することを前提に開発。

国内ではナイキバブルが弾けたタイミングで発売されたこともあり、時期悪くオリジナルは価格が暴落。
あまり印象が良くなかったのですが、2000年代に入ると、NBAに挑戦し一時はフェニックス・サンズのロースターに残った田臥勇太選手が長期にわたって、このモデルを履き続けたことにより、復刻版が逆にプレミア化するという異例のブレイク。

また、国内バスケットボールプレイヤー需要の高さから世界レベルでiD化までされ、未だに根強い人気を誇り定着。
一時期、Nikeのバッシュといえばこのモデル、と勘違いされるほどの普及率でした。

未だに実践にも使用できる基礎設計があったがゆえに弊害も非常に多く、一番問題となったのは田臥勇太選手が長期にわたって使用したことで、このモデルが日本人の足に合っていると勘違いされたこと。

あくまでもジェイソン・キッドのポイントガード的なスタイルで設計されているにも関わらず、インサイドのプレイヤーや極端に足幅が合わない方まで購入していた当時の状況を回想すると酷かったな、と思わざるを得ません。

もちろんNikeの中では若干幅もあり、日本人好みのグリップと接地感が両立していた、という要素もありましたが、このモデルのせいで一時期、国内のバッシュ事情が前に進まなくなった気がします。
(あくまで一般ユーザー向けでの話)

個人的には全体のバランスが悪くは無いかな、という印象。
あくまでも作りはフォアフット中心なので、リアフット重視の方にはお勧めしづらいモデルと言えるでしょう。

このカラーリングテーマはインディアナ・ペイサーズのPEです。
色目と言い、バランスといい、なかなか上手くまとまったように思えます。

Zoom Flight 5でもう何年も引っ張っているので、もう少し、フライト系の歴代モデルがiD化されれば良いな、と強く思います。







Nike Air Max Tempo ナイキ エア マックス テンポ(White/Black/Metallic Silver)@Versus 365-69th Day



2011/5/ 2 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Tempo ナイキ エア マックス テンポ(White/Black/Metallic Silver)
Nike Air Max Tempo ナイキ エア マックス テンポ(White/Black/Metallic Silver) Nike Air Max Tempo ナイキ エア マックス テンポ(White/Black/Metallic Silver)

モデル名 Nike Air Max Tempo ナイキ エア マックス テンポ(White/Black/Metallic Silver)
2001年(?)復刻
アウトソール アウトソールにはアップテンポマークを意識した変形式パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。
(カタログ表記上はファイロンになっていますが、オリジナルにおいて加水分解をしているものが大多数ですので憶測ではありますがポリウレタン素材と表記させていただきます)

前足部、中足部、後足部に独立したビジブルエアを配置し抜群のクッション性を誇るトリプルエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)と天然皮革のコンビを採用。

ダイナミックフィットインナースリーブとシューレースの間に組み込まれたゴムストラップが抜群のフィット感とホールド感を提供。
メッシュタンが必要な通気性を確保。
システム P.U.
(Phylon)
Triple Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1995-96シーズンに登場。
シグネチャーの看板こそ付きませんでしたが、ナイキはアップテンポカテゴリーを当時シカゴ・ブルズで活躍したスコッティ・ピペンのオールラウンダーなイメージとリンクさせプロモーションをしたことから、準シグネチャー的なモデルとして見られていたモデルです。

正式名称はエア マックス アップテンポのはずなのですが、復刻当時USAの大手チェーン Foot Locker にUptempoカテゴリーをリース(譲渡?)していたため、名称が簡略化されてリリース。
現在では名称権が戻っているにもかかわらず、生産時期によって名称がバラけている不思議なモデルです。

オリジナル販売時期がAJ11やZoom Flight 95'などの名品と被っていた関係もあり、中足部までエアが可視化するという偉業を成し遂げたモデルにもかかわらず、国内では歴史的に意外と影が薄いのが特徴。

海外ではシンプルなデザイン性としっかりした機能性から長年にわたって愛用するNBAプレイヤーがいたり、スポット的な限定モデルに選ばれることも多く、温度差を感じさせるモデルでもあります。

エアの可視化の過程において更に加速し、結果270°可視化されたフルレングスビジブルエアまで90年代のうちに辿り着くわけですが、クッション性に対して屈曲性と安定性が伴わず(損なわれることが多く)、バランスが悪いモデルが多く生まれていきます。

その中である意味、丁度中間的な立ち位置のテクノロジーゆえ、その辺りがギリギリ損なわれずバランスが取れているように思えます。
もちろん、シャンク系を内蔵しているわけではないので過度な捻じれに対して強いわけではないのですが、それでも取り回しの良いモデルだと言えますね。

個人的には踵周りが若干合わないらしく、少しアキレス腱部分が擦れて必ず靴擦れが起こってしまう悲しいモデル。(個体差かも?)
なので絶対に絆創膏必須。

実際に履いていて重量の割には軽快なモデルなので、このソールを流用した新作が出てくれると良いな、と強く思います。







Nike Air Max Penny 2 ナイキ エア マックス ペニー 2(White/V.Royal/Black)@Versus 365-67th Day



2011/4/28 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Penny 2 ナイキ エア マックス ペニー 2(White/V.Royal/Black)
Nike Air Max Penny 2 ナイキ エア マックス ペニー 2(White/V.Royal/Black) Nike Air Max Penny 2 ナイキ エア マックス ペニー 2(White/V.Royal/Black)

モデル名 Nike Air Max Penny 2 ナイキ エア マックス ペニー 2(White/V.Royal/Black)
2008年復刻
アウトソール アウトソールには緩やかな同心円状パターンを採用。

ミッドソールとの間にカーボンファイバープレートを挿し込むことで過度な捻じれを抑制。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットズームエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)とシンセテック素材のコンビを採用。
システム Phylon
Carbon Fiber Plate
Forefoot Zoom Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1996-97シーズンにオーランド・マジックに所属していた、アンファニー・"ペニー"・ハーダウェイのモデルとしてデビュー。

ファーストモデルが非常に好調なセールスを記録していたことと、選手として旬だったこともあり、好調なセールスを記録。
国内ではナイキバブルの効果もあって、海外から半端じゃない量が輸入されたにもかかわらず、プレミア価格からスタートし争奪戦が繰り広げられたモデルです。

実際のところ、バブル感は一作前のファーストモデルやズームフライト96'辺りが頂点だったと思うのですが、ナイキという物が一般層、つまり小さい子供まで波及したこともあって、若年層がリアルタイムでずっぽりハマっていたモデルだったように記憶しております。

リトルペニーとのCM戦略等々も若年層に受け入れられやすかったのかもしれません。

在庫を過剰に抱えた店舗がナイキバブル崩壊後叩き売ったこともあり、良いイメージと悪いイメージが同居している不思議なモデルだったりします。

シューズとしてはファーストモデルの欠点を改良したこともあり、バランスが取れていると思います。
とは言え、個人的にはあまり「これ」と言った特徴を感じ無い点が少し不満に映るモデルだったりします。

良く言えば、まとまってそつがない。
悪く言えば、特徴がない、と評価できるモデルな気がしています。

それゆえか12年ぶりに復刻されたにも関わらず、ナイキバブル末期を知る方にもてはやされるかと思いきや、いまいち盛り上がりに欠けたのが残念なところ。
設計は古いですが、未だに実践に耐えうるスペックは装備しているので、もう少し違った評価のされ方をしても良いモデルだと思われます。







Nike Air Terra Outback ナイキ エア テラ アウトバック(Black/Sandalwood/White)@Versus 365-66th Day



2011/4/24 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Terra Outback ナイキ エア テラ アウトバック(Black/Sandalwood/White)
Nike Air Terra Outback ナイキ エア テラ アウトバック(Black/Sandalwood/White) Nike Air Terra Outback ナイキ エア テラ アウトバック(Black/Sandalwood/White)

モデル名 Nike Air Terra Outback ナイキ エア テラ アウトバック(Black/Sandalwood/White)
1996年発売
アウトソール アウトソールにはアウトドアをイメージしたブロックパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するファイロンを全体に使用。

リアフットには安定したクッション性のヒールエアを搭載。
リアフットには弾力性のあるクッション性を誇るズームフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには通気性の高いメッシュとしなやかなシンセテック素材を採用。
システム Phylon
Forefoot Zoom Air
Heel Encap Air
歴史背景
個人的感想
1996年Springカタログにてデビュー。
名品テラの系譜を引くモデルとして、当時10000円と言う定価ながらも大きな期待感を持ってデビュー。

時はナイキバブルだったということと、USAのメガチェーンがこぞって別注カラーを生産したことによって国内に相当数の数が入ってきたことも引き金となり、トレイルランニングと言うモノを認識させた存在意義は大きかったように思えます。

実勢価格としては1万台後半から2万代中盤で取引されたことを考えると、ナイキバブルという背景を差し引いても、低価格帯モデルにしてはデザインが秀逸だった証拠。
また、切り返しのパーツが多いため、ACGらしいアースカラーから派手なカラーリングまでこなせた振り幅の大きさも人気の秘訣だったのではないでしょうか。

ちなみにこのカラーリングはFinish Line 別注として国内に入ってきたものを捕獲。
ありそうでない、絶妙なカラーリングが気に入っております。

履き心地で言うと、トレイルランニングだけありアウトソールが硬いため、柔らかくは無い感じ。
ですが、クッション性が無いと言った印象も無く、1日履いていても痛くなりませんし、非常に不思議な感じのモデルです。

通気性も良いですし、トータルで考えると何だか使えるモデル、という雰囲気。
ランニングにしてはそこそこボリューム感があるので、その辺りも良い塩梅なのかもしれません。

エアフマラ等々に引き継がれていった系譜を考えるならば、もう少し評価が高くてもいいのではないかな?と思う隠れた名品です。
復刻希望です。







Nike Air Max Penny ナイキ エア マックス ペニー(Black/V.Red/White)@Versus 365-65th Day



2011/4/23 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Penny ナイキ エア マックス ペニー(Black/V.Red/White)
Nike Air Max Penny ナイキ エア マックス ペニー(Black/V.Red/White) Nike Air Max Penny ナイキ エア マックス ペニー(Black/V.Red/White)

モデル名 Nike Air Max Penny ナイキ エア マックス ペニー(Black/V.Red/White)
2001年復刻
アウトソール アウトソールには緩やかな間隔の広いヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。
(カタログ表記上はファイロンになっていますが、オリジナルにおいて加水分解をしているものが大多数ですので憶測ではありますがポリウレタン素材と表記させていただきます)

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットズームエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)とプロビレンを採用。

伸縮系インナースリーブが足当たりの良さと必要な通気性を確保。
システム P.U.
(Phylon)
Forefoot Zoom Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1995-96シーズンにオーランド・マジックに所属していた、アンファニー・"ペニー"・ハーダウェイのモデルとしてデビュー。
シャキール・オニールとのコンビで前年度NBAファイナルまで進んでいた効果もあり、好調なセールスを記録。

リトルペニーとのCMはここ日本でも誌面上で展開され、ナイキバブルも相まって、ジョーダンシリーズに次ぐバッシュ系の人気モデルとして君臨。
以後、シグネチャーモデルには、発売当初はほぼプレミアが付くことになります。

マルチチャンバーとズームエアの組み合わせに、シグネチャーモデルにしては幅広の設定は、日本人に向いているモデルだと思います。
欠点をあげるとすれば、シャンク系が入っていないことと、ホールド感が弱い事。

この辺りは好みの問題だとは思いますが、実際に2から改善されていることを考えると開発レベルで足りないと考えられたのではないかと思われます。

USAでは人気機種と言うこともあり、定期的に復刻をしていますので手に入れやすくなったのは嬉しいところ。
適度なボリューム感で足元を彩りたい方にはお勧めのモデルです。







Nike Air Max 1 Classic ナイキ エア マックス ワン クラッシック(White/Sport Red/Neutral Grey)@Versus 365-64th Day



2011/4/21 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max 1 Classic ナイキ エア マックス ワン クラッシック(White/Sport Red/Neutral Grey)
Nike Air Max 1 Classic ナイキ エア マックス ワン クラッシック(White/Sport Red/Neutral Grey) Nike Air Max 1 Classic ナイキ エア マックス ワン クラッシック(White/Sport Red/Neutral Grey)

モデル名 Nike Air Max 1 Classic ナイキ エア マックス ワン クラッシック(White/Sport Red/Neutral Grey)
2006年復刻
アウトソール アウトソールにはブロックパターンとワッフルソールのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには柔らかなクッション性を誇るビジブルヒールエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには天然皮革、シンセテックと通気性の高いメッシュのコンビを採用。
システム P.U.
Forefoot Air
Visible Heel Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1987年Springカタログにてデビュー。

今までなんとなくAirが入っているらしい・・・という、顧客の想像部分と体感でしか表現できなかった部分が可視化されたことで、Airとは何ぞや、というNikeのマーケティングにおける至上命題が一気にクリア。

何よりも市場に対するインパクトは絶大だったようで、ソールテクノロジーの分野では2000年代までポールポジションを奪うことに成功。

これ以後、様々なメーカーがテクノロジーの可視化に注力したことを考えると、歴史上一つの楔を打ち込んだモデルと言っても過言ではないでしょう。

テクノロジー的な進化で言うとAir窓は肥大化したAir Bagを着地の際、いかにAir Bag自体を自然に変形させ衝撃を逃がすか、という観点で制作。
可視化は副産物的なものだったと言われています。

実際にこのモデル辺りから、履き心地そのものが格段に向上をし、現在に至るまで定期的に復刻をされていることを考えると、いかに完成度が高いか?がわかるかと思われます。

シューズとして90年代半ばにはフットロッカーオリジナル別注だったAir Burstのデザインソースに使われるなど、普遍的なデザインであると言えるでしょう。

また92年から93年までSMUでAir Max 90'のソールを使用し復刻していた時期も。
これは不人気だったようです。

元々、この手のモデルはエア抜けの被害に遭うことが多かったのですが、2006年のエア製造方法変更後のモデルですので、どうやらエア抜けが少ないようです。
購入後、6年経ちますが今のところ履き心地は良好ですので。
(中空成型方式から熟成型方式への変更)

個人的には非常に取り回しがしやすく、どんなスタイルにも合わせ易いモデル、というイメージが一番ですね。
それに履き心地も悪くないので、一日どうにか履ける、というのも嬉しいところ。

ベーシックなカラーリングの方が使い勝手が良いモデルだと思いますが、パック系のベースにされることが多く、あまりピンとくるカラーリングで復刻されることが無いのが残念なところ。
iDで定期的に展開をしていますので、このカラーリングなら5年は付き合えるな、というカラーで楽しんでもらえると良いな、と思うモデルですね。







Nike Air Footscape ナイキ エア フットスケープ(Wild Grape/White)@Versus 365-58th Day



2011/3/29 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Footscape ナイキ エア フットスケープ(Wild Grape/White)
Nike Air Footscape ナイキ エア フットスケープ(Wild Grape/White) Nike Air Footscape ナイキ エア フットスケープ(Wild Grape/White)

モデル名 Nike Air Footscape ナイキ エア フットスケープ(Wild Grape/White)
2005年復刻
アウトソール アウトソールにはワッフルソールパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を提供するファイロンを全体に使用。

ヒールにはヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)とメッシュ素材のコンビを採用。

踵のTPUサポートパーツが足ブレを制御してくれます。
システム Phylon
Encap Heel Air
Forefoot Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1996年 SPRINGにデビュー。
フットスケープ・ラストという幅広のコンフォートさを最優先した独自のラストとサイドアッパーにシューレースを採用する独自の規格を引っ提げてデビュー。

Air Max 95'同様、初動はそこまでなかったものの、ナイキバブルの波が始まるにつけ一気にプレミア化。
かの有名な藤原ヒロシ氏が雑誌等々で猛プッシュしたことも人気に拍車をかける原因となりました。

実際にランニングカテゴリーではAir Maxシリーズに次ぐ人気機種の一つとして認知され、海外からレディースカラーのメンズ対応サイズが大量流入。
需要に対して供給量が追いつかない時期が長く続き、一時は5万円オーバーの価格帯で取引されておりました。

国内ではメンズ・レディース問わず人気機種になったものの、海外では当時この幅広のフォルムはそこまで受け入れられなかったようで、海外で評価が高まったのは2001年の「上野シティアタック」以後と言われています。

そういった関係もあり当時はインラインカラー以外は展開されておらず、海外別注も無かったため人気の割には短命で終わったモデルです。
後継モデルとして発売された「ステイシス」もフットスケープほどパッとしたセールスは記録できず、この手の流れはナイキバブルでいったん終了します。

近年では再評価されていることに加え、ハイブリットモデルのベースとしてセレクトされることが多く、ウーブン系、マックス系モデル等々に違った側面からアプローチをする際に用いられています。
そういった意味で、扱いやすいモデルなのかもしれませんね。

個人的な観点から述べると、シューズとしてはあまり好みじゃありません。
幅が広すぎることと、そこそこ厚めにとられたソールに対してアッパーが華奢過ぎてサポート性が皆無なため、ソールの返りが足についてきてるような気がしない点が理由です。
(レザーモデルを未着用のため、レザーモデルだと評価が変わる可能性あり)

とは言え、一時代を築いたモデルであることは疑いの無い事実であり、ランニングでありながらもコンフォートさを備えたモデルの走りとして、体感されることをお勧めしたいモデルの一つです。







Nike Air Force Max 93' ナイキ エア フォース マックス 93'(Black/Cool Grey/White/Metallic Silver)@Versus 365-52th Day



2011/3/17 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Force Max 93' ナイキ エア フォース マックス 93'(Black/Cool Grey/White/Metallic Silver)
Nike Air Force Max 93' ナイキ エア フォース マックス 93'(Black/Cool Grey/White/Metallic Silver) Nike Air Force Max 93' ナイキ エア フォース マックス 93'(Black/Cool Grey/White/Metallic Silver)

モデル名 Nike Air Force Max 93' ナイキ エア フォース マックス 93'(Black/Cool Grey/White/Metallic Silver)
2010年復刻
アウトソール アウトソールにはヘリンボーンパターンとオクトパスパターンのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るブローモールドエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーにはしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。

ダイナミックフィットインナースリーブとストラップが抜群のフィット感とホールド感を提供。
メッシュタンが必要な通気性を確保。
システム P.U.
Forefoot Air
Blow Molded Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1992-93シーズンにフェニックス・サンズに所属していたチャールズ・バークレーのモデルとしてデビュー。
ForceカテゴリーのトップとしてCBの冠こそ付きませんでしたが、彼が使用することを前提に開発。

タイミング良くシクサーズからサンズに移籍し、リーグトップの成績を収め、個人としてシーズンMVPを受賞。
破竹の勢いでNBAファイナルまで辿り着いたものの、ジョーダン率いるブルズに敗退。
シーズン、プレイオフを通して着用され、国内においても「ForceカテゴリーのTOP・イコール・バークレー」の図式が定着したモデルと言われています。

ゴジラの足を想像させるようなゴツさながらも、フォルムとしては前作Air Force 180からの引き継ぎまたはアップデートが随所に見受けられます。
特に特徴的な点はこの年から採用をされたブローモールドエア。
前作の180°エアから35%増量し、270°可視化されたエアシステムは抜群の説得力を持っていました。

上記のような背景を持ちつつも、意外と歴史的には軽視される傾向のあるモデルなのが不思議な点。
当時のカラーバリエーションが少なかったのも関係している気が致します。

シューズとしては、スペック通りカチっとした印象を持ちます。
ソール周りがフワフワしたような感覚を期待しますが、どちらかと言うとドッシリ感の方が先に来る感じですね。

トウ周りが緩やかになっているので幅はそんなに問題にならないのですが、意外と足長が短いようでサイズ感に注意が必要だと思います。(個体差はあると思いますが)

エア進化の系譜を知ってらっしゃる方には非常に面白いモデルですが、もしかしたら今時の若者にはハマりにくいのかな?という気も。
個人的にはもう少し、カラバリを増やしてもらってスポット的に展開して欲しいモデルです。







Nike Air Max Sensetion ナイキ エア マックス センセーション(Obsidian/Silver Ice)@Versus 365-48th Day



2011/3/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Sensetion ナイキ エア マックス センセーション(Obsidian/Silver Ice)
Nike Air Max Sensetion ナイキ エア マックス センセーション(Obsidian/Silver Ice) Nike Air Max Sensetion ナイキ エア マックス センセーション(Obsidian/Silver Ice)

モデル名 Nike Air Max Sensetion ナイキ エア マックス センセーション(Obsidian/Silver Ice)
2002年復刻
アウトソール アウトソールには変形式ヘリンボーンパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには従来のフォアフットエアの3倍以上もの衝撃吸収性を誇るビジブルフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーとしなやかなシンセティック素材のコンビを採用。

スピードシューレースシステムが脱着を容易にしながら、確実なホールド感を提供。

また、シューレースホールの間をゴムベルトでつなぐことで高いフィット感をもたらしてくれます。
システム P.U.
Visible Forefoot Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
NBA1994-95シーズン、ワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)に所属したクリス・ウェバーのシグネチャーモデルです。

1993年、当時ドラフト1位で指名され、ゴールデンステート・ウォーリアーズに所属し大活躍。
その後、ヘッドコーチと確執が生まれ、新人王に輝きながらも即トレードにて放出という憂き目にあいます。

弱小球団に放出され、プロモーション面でも苦戦したと言われましたが、テクノロジー的な押しもありかなりの売り上げを上げたと言います。
ですが、この後クリス・ウェバーとNikeの関係はこじれ、契約は解消。
たった一作のシグネチャーを残し、その後FILAに移籍します。

命名権の問題から、復刻時の名前はセンセーションを改名。
その際にヒールデザインが変更されています。

テクノロジー的にはバスケットボールシューズ初のビジブルフォアフットエアと言うことで、かなりの衝撃度が当時走りました。
ナイキバブルの象徴ともいえるAir Max 95'と同期ということもあり、バブル時は緩やかにプレミア化。
バブル時に自慢げに履く人が多かったのを記憶しております。

シューズとしてはソール重量とアッパー剛性のバランスがとれたモデルだと思います。
フィット感も適度にありますので、非常に実用的かと。

この後エアの進化としてトリプルエアの方向へ行くのですが、屈曲と言う意味を考えるとこの配置がマックスエアでは汎用性が高いように思います。

あえてケチをつけるなら、やはり通気性。
そして希望的な意味でミッドフットにTPUがあればな、という感じです。

シグネチャーの歴史上は埋没しつつあるモデルではありますが、数年に一度復刻が出ていますので、先入観を取っ払って一回試してもらいたいモデルだと思います。







Nike Air Zoom Generation ナイキ エア ズーム ジェネレーション(Wheat/Wheat/Gold)@Versus 365-47th Day



2011/3/ 5 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Generation ナイキ エア ズーム ジェネレーション(Wheat/Wheat/Gold)
Nike Air Zoom Generation ナイキ エア ズーム ジェネレーション(Wheat/Wheat/Gold) Nike Air Zoom Generation ナイキ エア ズーム ジェネレーション(Wheat/Wheat/Gold)

モデル名 Nike Air Zoom Generation ナイキ エア ズーム ジェネレーション(Wheat/Wheat/Gold)
2003年発売
アウトソール アウトソールには間隔が少し緩めなドレットパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するC.M.E.V.A.を搭載。

フォアフットには反発吸収性の高いズームエア。 リアフットには柔らかなヒールエアを完備。

中足部にカーボンファイバープレートを差し込むことで過度な捻じれを防止してくれます。
アッパー アッパーには軽量かつしなやかなヌバックとシンセティック素材のコンビを使用。

吸気と速乾性に優れたスフィアインナーを採用することで快適さを確保。

また、通称バンパーと呼ばれる踵周りのTPUクローム素材が踵周りをホールドしてくれます。
システム C.M.E.V.A.
Zoom Air
Encap Heel Air
Carbon Fiber Plate
Sphere Dry
TPU Chrome
歴史背景
個人的感想
NBA2003-04シーズン、クリーブランド・キャバリアーズに所属したレブロン・ジェームズのファーストシグネチャーモデルです。

ある意味マイケル・ジョーダン以来の超大物と言える選手に対し、ナイキは7年間で総額9,000万ドルもの大型契約をデビュー前に締結。

シグネチャーモデルとして失敗が一切許されない状況もあり、ナイキが誇る有名デザイナーEric Avar と Aaron Cooperの二人によってデザインを作成。
モチーフはレブロンの愛車でもあるハマーH2と言われています。

実際のところ、ルーキーイヤーに通算平均20得点5アシスト5リバウンド以上を叩き出した史上3人目のプレイヤーとなるなど、文句無しに新人王を獲得。
レブロンの活躍に比例し、ファーストカラーは発売後1カ月で72000足売り上げるなど、一気にシグネチャーモデルとして市場に定着しました。

このカラーリングは当初予定されていたスラムダンクコンテスト用のカラーリングと言われています。
ですが、足首の不調を訴え、スラムダンクコンテストはキャンセル。
急遽、ルーキー・オールスターゲームでの着用となりました。

個人的には当初騒がれまくったこともあり、またPennyシリーズみたいになっちゃうんじゃない?などと懐疑的でした。
そんな中、手にしたわけですが、これがなかなか素直で履きやすい。

クッションシステム等々が極端で無いことが一番大きな理由だと思いますが、正直未だにレブロンモデルの中で一番履きやすいんじゃないかな?と。
ある意味、今のレブロンらしさみたいなものが完全に形成される前だったので汎用性が高い物を作るしかなかったのかもしれませんが、それが良い方向に出てると思います。

あえてケチを付けるとすれば、スフィアインナーを使っていると言ってもかなり蒸れること。
それにアッパー素材が思った以上にユルいので耐久性が見込めないことでしょうか。(これに限った事ではないと思いますけどね)

その辺りを気にせず購入することができるならば、非常に良い出来だと思います。
発売後、8年近くたっているので、レトロ化したらオススメ出来るモデルと言えますね。







Nike Air OB Raid ナイキ エア オービー レイド(Black/Citrus/Lt.Ultramarine)@Versus 365-41th Day



2011/2/26 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air OB Raid ナイキ エア オービー レイド(Black/Citrus/Lt.Ultramarine)
Nike Air OB Raid ナイキ エア オービー レイド(Black/Citrus/Lt.Ultramarine) Nike Air OB Raid ナイキ エア オービー レイド(Black/Citrus/Lt.Ultramarine)

モデル名 Nike Air OB Raid ナイキ エア レイド(Black/Citrus/Lt.Ultramarine)
2003年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだ独自パターンを採用。

素材が非常に硬質なラバーゆえ、For outdoor use onlyの文字が刻まれています。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには安定したクッション性を誇るヒールエアを搭載。
アッパー アッパーには通気性の高いメッシュとしなやかなデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。

クロスストラップを採用し、高いホールド感を確保してくれます。
システム P.U.
Encap Heel Air
Cross Strap
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1992年に発売。
Nikeの掲げるインターナショナル戦略の一環として、当時世界的なブームとなっていた、3 on 3専用のモデルとして、鮮烈にデビュー。

バルセロナオリンピックで大活躍したTeam USAの影響もあり、世界中でヒットしたモデルとして歴史に刻まれております。
当時M・ジョーダンの後継者として将来を嘱望されていたS・スーパーソニックス所属のケンドール・ギルがストラップを切ってNBAで着用していました。

日本国内でも例に漏れず、ストリートバスケットボールブームが到来。
フットロッカー等のUSA大手フランチャイズショップがカラー別注を数多く手がけ、それに便乗するような形で国内にも数多くのカラーリングが流入。

渋カジ&古着ブームで増殖したセレクトショップを中心として、幅広く取り扱われたことが国内での人気につながったといえます。

オリジナルにほとんど忠実に作られていますが、国内版に関しては「Air Raid」というモデル名の商標をasicsが保有しているため、クロスストラップのマジックテープ部分デザインがスウォッシュに変更。
海外版では通常通りのデザインのままリリースとなっております。

シューズとしてはやはりアウトドアユースを前提に考えて開発されているだけあって、クッション性が硬いモデルだと思います。
アウトソールの硬さが履き心地に影響していることは間違いないでしょう。

インソールを現代のテクノロジーでアップデートするだけでもだいぶ印象が変わるかもしれません。

アッパーに関してはストラップ以外プレーンですのでストレスは無いですね。
ストラップをきっちり〆ると、サイドにせり出しているラバー部分が当たって痛い事もありますので、サイズをハーフアップすることも場合によっては必要かと思われます。

個人的にはこの1が売れることで後発の2も復刻してくれないかな?と淡い期待を抱いていたのですが(筆者は2が個人的に好み)、流通量も非常に多かったということもあり、値段が暴落。
2が復刻するような話は何一つ無く、アウトレットに大量に流れる末路となってしまいました。

ファッション的観点から見ると、適度なボリュームと適度なハイテク感を持っているのでアクセントとして非常に使い勝手の良いモデルと言えます。
値段もこなれていることもあり、一足くらい手元にあっても良いのではないでしょうか。







Nike Big Nike Hi ナイキ ビッグ ナイキ ハイ(Black/White)@Versus 365-37th Day



2011/2/22 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Big Nike Hi ナイキ ビッグ ナイキ ハイ(Black/White)
Nike Big Nike Hi ナイキ ビッグ ナイキ ハイ(Black/White) Nike Big Nike Hi ナイキ ビッグ ナイキ ハイ(Black/White)

モデル名 Nike Big Nike Hi ナイキ ビッグ ナイキ ハイ(Black/White)
2009年復刻
アウトソール フォアにはドレッドパターンと同心円状パターンを組み合わせたものを。
リアには放射線状に伸びたストレートパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには封入型Die-Cut E.V.A.を採用。
アッパー アッパーには天然皮革とシンセティックのコンビを採用。

ナイロンタンが必要な通気性を確保。

ブーティーな形状から、ホールド感が高いのが特徴と言えます。
システム Die-Cut E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1986年に発売。
カレッジバスケットボールなどに使用されるチームモデルとしてのデビュー。

元々はAJ1にフォルムが似ていることから徐々に注目が集まり、90年代のヴィンテージブームの際は、チームコンベンション、ダイナスティ、エアフォース1と並びプレミアシューズとしての地位を確立。

ヒールに君臨する縦ナイキがプレミアの象徴でした。

90年代ではデッドストックで見つけることは正直なかなか難しかったですし、見つけたとしてもそれなりの高額。
価格が安いものはサイズが極端に大きかったり、程度が悪いものばかりでした。

そんな背景がありつつも、約20年の時を経て復刻。

正直、ダンクなどに比べると二番手・三番手の位置づけ故、市場にもいまいちインパクトを与えきれない復刻でした。

もちろんこういった復刻物が飽和していたというのもありますが、あまりベーシックなカラーリングではなく、奇抜なカラーリングばかりが発売された点も原因だったように思えます。

その中でもベーシックなカラーがこちら。
当時を偲ぶには丁度良いのではないかと。

履き心地はお世辞にも良いとは思えませんし、オリジナルを知る人から言わせればレザー等々のクオリティーも低い事でしょう。
だからこそベーシックなヴィンテージを思わせるカラーリングが多く出なかったことが残念でありません。

個人的には1万円程度でiD化されれば、十分面白かったのではないかな?と思います。

ダンクやAF1じゃ面白くない、という諸兄にはお勧めの一品です。







Nike Air 2 Strong Hi ナイキ エア 2 ストロング ハイ(White/Black)@Versus 365-29th Day



2011/2/14 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air 2 Strong Hi ナイキ エア 2 ストロング ハイ(White/Black)
Nike Air 2 Strong Hi ナイキ エア 2 ストロング ハイ(White/Black) Nike Air 2 Strong Hi ナイキ エア 2 ストロング ハイ(White/Black)

モデル名 Nike Air 2 Strong Hi ナイキ エア 2 ストロング ハイ(White/Black)
2002年復刻
アウトソール アウトソールには変形式同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーを採用。
メッシュタンが必要な通気性を確保。

アンチインヴァージョンストラップシステムが足首の保護と確実なホールド感を提供。
システム P.U.
Forefoot Air
Multi Chamber Air
Anti Inversion Strap
歴史背景
個人的感想
オリジナルは人気の高かったAir Storongの続編モデルとして1995年FALLにデビュー。

特定選手のモデルでは無いのですが、アイコンとしてデビット・ロビンソンを採用。
ストラップがついていたこともあって、フォワード・センター系のプレイヤーに愛されたモデルと言えます。

また、NCAAのチームモデルとしても提供されていたため、無数のPEが存在することも特徴的。
その辺りがツボなマニアの方にはたまらないモデルの一つです。

ナイキバブルの象徴ともいえるAir Max 95'と同期ではありますが、極端にプレミア化したということも無く、むしろプレイヤーの実用で玉数が少なくなったモデルだと言えると思います。
あまり街で見なかったですしね。

履くときに問題になるのが、ストラップ。
伸縮系の素材を使っているのでストラップが届かないなどといったことはないのですが、かなり締めあげる感じになりますので街履きには不向きだと思います。
逆を言えばプレイで使う人には良いのではないでしょうか。

履き心地的には硬くも無く、極端に柔らかくも無い、という感覚ですね。
マルチチャンバーエアの割にはヒールが沈む感覚になりませんので、ミッドソールが少し堅めにチューニングされてる証拠でしょう。

少々マニアックなチームモデルではありますが、90年代を掘り下げたい方には面白いモデルだと思います。







Nike Air Max 360 ナイキ エア マックス 360(Varsity Royal/Black/White/Metallic Silver)@Versus 365-22th Day



2011/2/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max 360 ナイキ エア マックス 360(Varsity Royal/Black/White/Metallic Silver)
Nike Air Max 360 ナイキ エア マックス 360(Varsity Royal/Black/White/Metallic Silver) Nike Air Max 360 ナイキ エア マックス 360(Varsity Royal/Black/White/Metallic Silver)

モデル名 Nike Air Max 360 ナイキ エア マックス 360(Varsity Royal/Black/White/Metallic Silver)
2006年発売
アウトソール アウトソールにはBRS 1000 カーボンラバー。

お家芸のワッフルパターンをエアのふくらみに合わせ、最適なグリップを発揮するよう戦略的に配置。
ミッドソール ミッドソールには従来のポリウレタンやE.V.A.素材を全く使うことなく、Airのみで構成された360°Airを全面に搭載。

ペバックスケージにより過度なねじれを防止し、安定感を高め、その上前足部の屈曲性を損なわないような加工が施されております。

インソールには高い弾力性とクッション性を備えたボロン搭載のインソールを使用。
アッパー アッパーには軽量かつしなやかなシンセティック・リフレクター素材を採用。

アッパー全体にレーザーカット加工を施すことにより、無駄なストレスを足に与えることなく、メッシュタンと共に通気性の高さを実現。

またインナーのダイナミックフィットが高いフィット感を提供してくれています。
システム 360°Air
ペバックスケージ
レーザーカット加工
歴史背景
個人的感想
2006年、初代Air Max が1987年に発売されてから約二十年。

Nikeの誇るAir Max 開発チームが念願としたプロダクトが完成した。
それがこのAir Max 360。

3 Decades of Cushioningなどの大々的なキャンペーンもあり、個人的には結構斜めに、また冷静に状況をみておりました。

で、若干遅れて手に入れたのですが、あくまで個人的に言わせていただくと、非常に良いプロダクトです。

ランニングモデルはアッパーが華奢なので、ぶっちゃけて言うとソールにお金を出すようなものです。

これが定価16800~15750円なら言うことないのですが、(販売価格18900円)
それをさし置いておいても、かなりテクノロジーの押しが強い、強烈なモデルに仕上がっております。

初めて履いた時、若干いつものサイズより小さいかな?と思ったのですが、どうも最初だけの感覚のようです。
すんなり足になじんでくれます。

また、体重の軽い方にはペバックスケージがかなり固く感じられるかもしれません。

2006年前後のNikeの動向には気分を悪くすることが多かったのですが、このテクノロジーに関しては脱帽です。
こういった視覚に訴えるテクノロジーを生み出して、それをマーケティングに乗せることにかけては相変わらず業界一の力を持ってますね。

ただし、このテクノロジーも2011年現在ではケージ部分を外す最新Airに取って代わっていて、そういう意味では進化段階の途中だったことを露呈してます。

最後にメディアが360°Airに対して意外とまとめていないので、以下、360°Airの簡単な特徴をまとめておきます。

従来の中空成型方式から熟成型方式にAir Bagの膨らませ方を変更することにより、屈曲性を高めるためのフレックスグルーブやその他様々な加工をAir Bag そのものの形状に施すことが可能となった。

ただし、360°Airのみでは安定感がほとんどないため、生産段階からARKEMA社(アルケマ社)の誇るナイロン系エラストマー樹脂で弾性が高く、強力な耐久性を持つ、ペバックスケージにあてはめながら生成を行っていく。
それもまた、熟成型方式の恩恵であると言える。

こういった手順を踏んだのち、実験段階では300マイルと同等の実験走行後、ほとんど衝撃吸収材の収縮及び劣化が見られなかったそうである。
(通常、40~50%まで圧縮されるのが慣例と言われている)

また今までで一番最軽量のAir Maxに仕上げることが出来、US9=355g(若干個体差あり)というクッション性と軽量性を併せ持ったシューズに仕上がっている。







Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White)@Versus 365-17th Day



2011/2/ 2 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White)
Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White) Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White)

モデル名 Nike Air Classic BW ナイキ エア クラッシック ビッグ ウィンドウ(Black/Persian Violet/White)
2003年復刻
アウトソール アウトソールにはワッフルパターンをメインとしたBRS 1000 カーボンラバー。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を前面に使用。

リアフットには高いクッション性を誇るビジブルビッグヒールエア、フォアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを内臓。
アッパー アッパーには軽量かつ通気性の高いメッシュとシンセティックレザーのコンビを使用。
システム Forefoot Air
Visible Big Heel Air
歴史背景
個人的感想
1991年、当時センセーショナルなデビューで人気を博したAir Max 4の復刻版です。

BWは「Big Window」の略であり、4の愛称として復刻版の名称として使用されております。

発売は1991年の後期。
前期に発売をされていた、Air 180の後を受け、注目を浴びて発売。

当時、Air Max 3と4を並べ、比較して、「Even More」と銘打ったキャンペーンを展開し、今までのAir Maxと違う点を強調することに成功。

当時日本ではアスリートレベルでの認知でしかなかった(Air Maxを買うならスポーツ屋で、といった風潮があった)Air Maxを大衆レベルまで落とし込んだ、という意味で非常に高い貢献度を誇ります。

もちろん、カラーバリエーションとしても非常に豊富であり、以後のAir Max 95が発売され、復刻ラッシュされるまではAir Maxの中で一番のカラバリ展開をされており、リミテッド(LTD表記)やフットロッカーの別注などが人気の的となっておりました。
そういった長期に渡るリリースが人気を支える結果となって行ったとも言えるでしょう。

今でこそ普通な印象を持ちますが、内容としてはかなり画期的であり、何よりも適度なクッション性が足に与える印象は良く、通気性も高いため、日本人好みなスペックと言っても良いかもしれません。

カラーバリエーション的に出尽くした感がありますが、現行でも海外(特にヨーロッパ)をメインに未だ増殖中。
前述したとおり履き心地が柔らかく使い回しが非常に良いモデルですので、個人的には1年に1カラーくらい国内で出てくれても良いではないかな?という感じです。

なんにせよ、当時Nikeが今の殿様商売と比べ、まだ必死だったことを伺わせてくれる、良い時代のプロダクトだな・・・というのが素直な気持ちです。







Nike Air Trainer Max2 94' ナイキ エア トレーナー マックス・スクエア 94'(White/Black/Silver)@Versus 365-10th Day



2011/1/26 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Trainer Max2 94' ナイキ エア トレーナー マックス・スクエア 94'(White/Black/Silver)
Nike Air Trainer Max2 94' ナイキ エア トレーナー マックス・スクエア 94'(White/Black/Silver) Nike Air Trainer Max2 94' ナイキ エア トレーナー マックス・スクエア 94'(White/Black/Silver)

モデル名 Nike Air Trainer Max2 94' ナイキ エア トレーナー マックス・スクエア 94'(White/Black/Silver)
2006年復刻
アウトソール アウトソールには独特のフレックスグルーブを入れ込んだブロックパターンワッフルソールを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエア。
フォアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを内臓。
アッパー アッパーには軽量かつ通気性の高いメッシュとシンセティックレザーのコンビを使用。

ダイナミックフィットインナーがフィット感を高め、人間の肋骨のように伸びたアッパーがトレーニングに必要な動きを制限しません。
システム Forefoot Air
Multi Chamber Air
歴史背景
個人的感想
1994年 Fall/Winterというナイキバブル前夜とも言える時期に発売されたトレーニング系のフラッグシップモデルです。

特筆すべきは既に強いインパクトをもたらしていたブローモールドエアを更に進化させグレードアップしたことでしょう。
そのエアを他カテゴリーに対し一手遅れることの多かったクロストレーニングモデルが、同時期に搭載をした、ということに意義があったように思えます。

この辺りから更にクロトレ部門にハイテクの波が一気に押し寄せ、他カテゴリーに負けない押しの強さを確立していったことも見逃せない点でしょう。

個人的には、95年から始まるナイキバブル時に海外限定カラーを含め、様々流通していたにもかかわらず手に入れることが出来なかったので待望の復刻でした。

ですが残念ながら、あまり足に合わなかった、というかもうちょっとカッチリしてて欲しかった、というのが本音です。

アッパーメッシュ&シンセティックレザーなのは問題がないのですが、シンセティックレザー部分が余りにも柔らか過ぎて横へのサポート感が非常に薄い、というのが個人的な趣向と合わなかったようです。
バランスで言うとソールが勝ちすぎちゃってる感じなんですよね。

もちろん当時のシステムとオールマイティーに使うことを考えれば、このくらいが限界と言う意味で致し方がないとは思うのですが。
現在のテクノロジーで言えば、Fly Wire辺りが入ってると最高かもしれませんね。(アップデート希望)

逆に言えば、ソールもアッパーも柔らかくて屈曲性重視的なスタンスであれば、メチャクチャ満足が出来るモデルだと思います。
足入れも見た目以上に楽で、幅も十分ゆったりしていますから。

ある意味、クロストレーニング系の過渡期と言えるモデルかもしれません。







Nike Air Force 1 Hi ナイキ エア フォース ワン ハイ(White/Varsity Red)@Versus 365-4th Day



2011/1/20 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Force 1 Hi ナイキ エア フォース ワン ハイ(White/Varsity Red)
Nike Air Force 1 Hi ナイキ エア フォース ワン ハイ(White/Varsity Red) Nike Air Force 1 Hi ナイキ エア フォース ワン ハイ(White/Varsity Red)

モデル名 Nike Air Force 1 Hi ナイキ エア フォース ワン ハイ(White/Varsity Red)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材を全面に使用し、安定したクッション性を発揮するフルレングスエア挿入。
そしてアウトソールから全体をラバーで包み込むフルカップアウトソールを採用。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。

ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上させてくれます。
システム Full Length Air
Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1982年。 1979年にエア入りのランニングシューズ・テイルウィンドが発売され、そのエア技術をどのようにして他カテゴリーに応用するか?が課題だったナイキが出した答えがこのモデルです。

従来のランニングに使用するエアの配置では安定感が無いため、シューズに5%角度をつけたり、ミッドソール内に入れ込む際にミッドソール内部をハニカム上にするなど独特の工夫がなされました。

NBAでは当時フィラデルフィア・76ersに所属していた、C・バークレーやM・マローンが好んで着用。
このシューズの出現によりNBAのシェアが急速に伸びることとなります。

80年代末より断続的に復刻。
90年代に入ってからはライフスタイルとして、徐々に定着していったモデルといえるでしょう。

このカラーリングは2003年に国内でマルイのみ流通したカラーリングです。
何故こんな有名かつベーシックなカラーが?という感じでしたが、まぁこの辺りは大人の事情が絡んでいるかと。

個人的にAF1はハイカットこそ特に魅せられている為、飛びつかざるを得ない感じでした。

履き心地に関しては正直良い部類には入りません。
エアの感覚もほぼ感じませんし、重量感から一日履くと足がだるくなります。

しかしながら名品だからこそなのか、しっかりとシューレースを縛りストラップを後ろに垂らすと言いようが無いほどカッコいいわけです。

またシンプルだからこそ揃えたくなる色味も購買意欲を加速させる原因といえます。

こういった要素が発売後30年近くたった今でも色褪せず、人々を魅了し続けるのでしょう。
もう少し定価がこなれてくれると良いのにな、と強く思います。







Nike Air Zoom Flight 95' Premium ナイキ エア ズーム フライト 95' プレミアム(Black/White)@Versus 365-2nd Day



2011/1/18 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom Flight 95' Premium ナイキ エア ズーム フライト 95' プレミアム(Black/White)
Nike Air Zoom Flight 95' Premium ナイキ エア ズーム フライト 95' プレミアム(Black/White) Nike Air Zoom Flight 95' Premium ナイキ エア ズーム フライト 95' プレミアム(Black/White)

モデル名 Nike Air Zoom Flight 95' Premium ナイキ エア ズーム フライト 95' プレミアム(Black/White)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはヘリンボーンパターンを非常に緩くしたようなパターンを採用。
ミッドソール ミッドソール全体には安定したクッション性を誇るファイロンを搭載。
リアフットにはヒールエア、フォアフットにはテンシルエア・・・現在のズームエアを封入。

アウトソールとミッドソールの間にTPUシャンクプレートを挟み込むことで過度なねじれを防止。
また、ミッドソールサイドをモデルの特徴ともいえる目玉型のTPUで補強し、安定感を向上。
アッパー アッパーには軽量でしなやかなシンセティックレザー(デュラバック)を採用。
メッシュタンが蒸れを軽減し、バスケットに必要な通気性を完備。
システム P.U.
Encap Heel Air
Zoom Air
TPU
歴史背景
個人的感想
NBA1995-96シーズンに登場したモデルの復刻版になります。
95という名前なのですが、実は1996 Spring カタログにて発売した一品。

ジェイソン・キッドのシグニチャーモデルとして扱われることが多いですが、彼だけのためというわけではなく、Flight系の選手の多くが履いていたモデルです。

インサイドプレイヤー向けのハイカットも当時発売され、PSまで含めると完全に把握しきれないほどカラバリが多いシューズでした。

個人的には、スラムダンクコンテストで、 白人ながらにしてレーンアップダンクを決め、優勝をした ブレント・バリーのイメージが強いシューズだったりします。

個人的に今回の復刻の出来は良いと思っています。

オリジナルはもっとフォアフット辺りが特にスクエアな感じに仕上げられており、若干もっさりとした感じが残ってました。

通常、Nikeの復刻物は往々にして改悪がほとんどなのですが、今回の復刻に関してはオリジナルよりもシャープなフォルムになり、かなり良い出来になっております。
まぁその辺は好き好きだとは思いますが。

機能性に関しては、Zoom Flightの初代ですし、どこまで行っても90年代の設計ですので、こんなもんだな、と思っていただければ。

ゆったりした幅の設計ですし、過度な期待をしなければ、履いている分には結構楽しいシューズだと思います。









What's New


Category



Monthly Archive


Mail Form

    お仕事及び執筆の御依頼は
    下記よりお問合せをお願い申し上げます。

  • お名前

  • メールアドレス

  • 御依頼内容



Search

    Blog内検索は下記より。



Link