KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Converse All Star Low コンバース オールスター ロー(Optical White) 製造年不明(2000年購入) |
アウトソール | 伝統的なチェッカーパターンを採用。 |
ミッドソール | ミッドソールにはアッパーとソールをフォクシングテープという加硫ゴムで撒き、超高熱高圧で圧着させるバルガナイズド製法を採用。 |
アッパー |
アッパーには通気性の良いキャンバス素材を使用。 トウ周りの補強用のラバーを採用。 |
システム | Vulcanized Sole |
歴史背景 個人的感想 |
オールスターが誕生したのは1917年4月2日。 当時のコンバース社はソール名イコールモデル名という風に連動をしており、この伝統的なチェッカーパターンのソールこそがオールスターの名前の由来。 現行のオールスターになるまで何回もマイナーチェンジを繰り返し、今の形になったのが1962年。 以後、世界中で愛されるロングセラーとなり、ファッションカルチャーを超えた存在として君臨しております。 ですが、コンバース社が2001年倒産。 それにより、Made In USAラインが終了。 生産中止後、Made In USAラインを買いあさる状況が続き、枯渇。 今ではほとんど見かけなくなってしまいました。 このモデルに関してはUSAメイドの最終に限りなく近いものです。 個人的には細身のファッションなら取り合えずオールスターを履けばどうにかなる汎用性の高さが素晴らしいと思っています。 ただし、設計が非常に古いモデルですので、履き心地に関してはノーコメント。 ハイテクに慣らされた足だと、一日履くと痛くて仕方ないモデルです。 (個人的には3時間以上は勘弁) そういった欠点を補って余りあるカラバリとフォルムが多彩で魅力的ゆえに、現代まで生産され続けてるのでしょう。 近年ではカップインソールに切り替えたモデルが主流となり、特別にアップデートされたAddictラインも発売されていますが、また別物という感じですね。 オールスターが何用のシューズだったかも知らない若者が増えているらしいので、念のため1960年代まではこのオールスターこそのがNBAで履かれていたハイテクであったことを記述しておきます。 |