KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze) 2007年復刻 |
アウトソール | アウトソールにはストレートパターンとワッフルソールのコンビを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールにはポリウレタン素材とファイロンのコンビを採用。 (ファイロンと言われていますが、現在のファイロンとは違うと思われます) リアフットには柔らかなクッション性を誇るビジブルヒールエアを搭載。 リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。 |
アッパー | アッパーには天然皮革、シンセテックと通気性の高いメッシュのコンビを採用。 |
システム |
P.U. Phylon Forefoot Air Visible Heel Air |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1989年スプリング、二代目Air Maxとしてデビュー。 とはいえ、2の冠はつかず、軽量化でシリアスランナーに更に対応をした、という意味を込めて「Light」と命名。 ストイックな出生にちなんでか、歴代の「Light」モデルは全て、無駄をそぎ落としたアスリートスペックとしての系譜を描き出すことになります。 外観としては次作3に通ずる、プラパーツ使い。 そして軽量化のために素材を変更して、前後分割されたミッドソールに特徴を感じますね。 シューズとしては、やはり初代の延長上にあることを感じさせる出来栄え。 素材の関係上、初代よりも弾力性のあるミッドソールに仕上がっています。 アッパーに関しては、甲が低めでトウ周りが若干狭いので、サイズには少し注意が必要かと。 履き手によってはプラパーツのあたりが出る可能性がありますね。 歴代エアマックスモデルの中でも、地域によってかなり温度差のあるモデルとして挙げられ、ヨーロッパでは2007年以降は定期的に復刻しているため、美色が多く、高い定着度を誇ります。 一方国内では、90年代半ばのナイキバブル時もどちらかと言えば、マイナーな存在だっただけに、なかなか取り扱いが少ないのが玉にきず。 歴代の「Light」も別注・復刻ベースとしては面白いモデルだと思いますので、何かしらの形で認知されて欲しいシリーズの一つと言えるのではないでしょうか。 |