KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Air Jordan 3 Retro エア ジョーダン 3 レトロ(White/Fire Red/Cement Grey) 2005年復刻 |
アウトソール | ブロックパターンと同心円状パターンを組み合わせた独自のものを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。 ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 Dリングを採用することで、シューレースの通しやすさと引っかかりの良さを両立。 また、足幅が狭い人向けにシューホールが2パターン作られていることも特徴的。 お好きなフィット感を手にすることができます。 TPUヒールカウンターが付くことで、プロテクターの役割を果たした、と言われています。 |
システム |
P.U. Visible Heel Air Forefoot Air |
歴史背景 個人的感想 |
NBA1987-88シーズンに着用していたモデルです。 このモデルを履いてジョーダン自身が目覚ましい活躍を見せ、得点王・スラムダンクチャンピオン2連覇など個人としてのステータスを確立。 その活躍と裏腹に、1994年の初回復刻時はそこまで盛り上がることなく、量販店まで流通していたこともあって、むしろ不人気な部類に属していました。 (Air Jordanの初めての復刻がAJ3) ですが2000年代に入り、「細くも無く、太くも無い」シルエットのアパレルブランドが台頭してきたこともあり、合わせ易い観点から人気が再度上昇。 またチームカラーとは違えど、ジョーダン自身がワシントン・ウィザーズで復帰したことも、人気に拍車をかけた原因と考えられています。 個人的にはオリジナルカラーとして非常に欲しかった色目であり、ヒールのジャンプマンに抵抗感を覚えながらも購入したモデルです。 1996年当時、決して良いとは言えないコンディションのこのカラーリングが古着屋で37800円で売られており、熟慮の末購入を諦めたというのも自分の中で大きかったように思えます。 Fire Redの色目が結構明るく、思った以上に服と合わせるのには苦労はするのですが、それを差し引いても買ってよかったなと素直に思えるモデルです。 |
モデル名 |
Air Jordan 3 Retro エア ジョーダン 3 レトロ(Black/Cement Grey) 2001年復刻 |
アウトソール | ブロックパターンと同心円状パターンを組み合わせた独自のものを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。 ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 Dリングを採用することで、シューレースの通しやすさと引っかかりの良さを両立。 また、足幅が狭い人向けにシューホールが2パターン作られていることも特徴的。 お好きなフィット感を手にすることができます。 TPUヒールカウンターが付くことで、プロテクターの役割を果たした、と言われています。 |
システム |
P.U. Visible Heel Air Forefoot Air |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA1987-88シーズンに発売。 今でこそ有名なデザイナー、ティンカー・ハットフィールドが初めてAir Jordanのデザイナーとして就任。 後のジョーダンブランドのアイコンとなるジャンプマンマークがデザインされ、使用されたのはこのモデルから。 AJ1の広告となった、夕陽をバックにダンクをするジョーダンのシルエットをそのままアイコン化したことはあまりにも有名な話。 またスピード感とホールド感を両立させるために考え出されたミッドカットという概念が具現化されたのもAJ3から。 このモデルからジョーダン自身も開発にかかわりだしたと言われています。 当時新進気鋭の映画監督であり、ニューヨーク・ニックスの熱烈なファンでもあるスパイク・リーにシューズのCM依頼を始めたのもこのモデルから。 ブラックカルチャーへの密接な関係がさらに深まったと言われています。 シューズとしてはこのモデルまでオリジナルと同じディティールで作られています。 そういった意味では一つの区切りがついたモデルと言えなくもありません。 個人的にはヒールプラパーツの「NIKE AIR」の文字が泣かせます。(これ以後、全てジャンプマンロゴに統一) で、履き心地ですが、ローテク以上ハイテク未満、という感じでタウンユース向けなモデルです。 履き口のパフが十分に盛られていることから、結構ホールド感も良く履いてて楽しいモデルと言えますね。 ただ、一つ文句を言うとするならば、ミッドソールの塗装がシューズによって個体差が激しく、使い続けると割れて剥げてくる点。 剥げてくると途端にみすぼらしい感じになってしまうはいただけないかな?と。 それ以外は概ね満足なモデルです。 |