KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)@Versus 365-182th Day


2012/2/27 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)
Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal) Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)

モデル名 Nike Air Penny 3 ナイキ エア ペニー 3(Black/Black-Varsity Royal)
2008年復刻
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだ、緩やかな同心円状パターンを採用。

ミッドソールとの間にカーボンファイバープレートを挿し込むことで過度な捻じれを抑制。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全体に使用。

リアフットには抜群のクッション性を誇るマルチチャンバーエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットズームエアを挿入。
アッパー アッパーにはメッシュ、天然皮革のコンビを採用。

サイドアッパーにはポリウレタンを成形することで高い剛性と縫い目の無くすことを両立させたポジット素材を使用。
システム Phylon
Carbon Fiber Plate
Forefoot Zoom Air
Multi Chamber Air
Foamposite
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA1997-98シーズンにオーランド・マジックに所属していた、アンファニー・"ペニー"・ハーダウェイのモデルとしてデビュー。

間に伝説的モデル、Air Foamposite Oneを挟んだことから変則的になったものの、サードモデルという触れ込みで1998年スプリングカタログより展開。

国内ではナイキバブル末期にあたり、ほとんど注目されることが無く、いつの間にか無くなっていった印象が。

選手としても怪我で欠場する機会が多く、選手の威光によるマーケティングが不発に終わった点も理由としてあげられると思います。

シューズとしては、ペニーシリーズ屈指の出来栄え。
前作から引き継がれた、Foamposite テクノロジーを使用したことでアッパーの剛性とフィット感が秀逸。

アッパー全体を覆うわけではなく、サイドからのフィッティングのみに使用したことで、屈曲、通気性、重量と言った部分が犠牲にならずに済んでいる点が見逃せない部分でしょう。

クッション性に関しては、搭載位置の問題なのか、フォアズームのプニプニ感はないものの、バランスが良く、足に優しい感覚。
基礎設計的には現代でもギリギリ使用可能なクオリティーだと思います。

近年、House of Hoopなどが別注をかけることで、再評価される兆しはあるものの、全体としては歴史に埋もれたモデル、という印象はぬぐえません。
とはいえ、隠れた名作ですので、履いてみる価値はあると思います。




Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(Black/Real Pink-Met Silver)@Versus 365-181th Day


2012/2/19 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(Black/Real Pink-Met Silver)
Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(Black/Real Pink-Met Silver) Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(Black/Real Pink-Met Silver)

モデル名 Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(Black/Real Pink-Met Silver)
2005年発売
アウトソール アウトソールはグリップ性の高いドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を提供するファイロンを全体に使用。

クッション性・反発性の高いフルレングスズームエアを内蔵することで、接地感とクッション性を両立。

クッション性豊かなボロンを入れ込んだインソールを挿入。

中足部に大きめのTPUシャンクを差し込むことで過度な捻じれを防止。
TPUシャンク内側に通気口をあけることで、蒸れを軽減。
アッパー アッパーにはしなやかなシンセティック素材を採用。

ライナーに復元性の高い素材を使用することで、フィット感を向上。

アンクル部分の高さを内側と外側で変えることで、内転を抑え、捻挫をしにくい構造となっております。
システム Phylon
Full Length Zoom Air
TPU Shank Plate
Foam-backed collar lining
歴史背景
個人的感想
歴史は前回エントリーを参照。

こちらのカラーリングは海外のみで展開された、Woman'sのビッグサイズとなります。

履いた感覚で言うと、接地感を保ちつつ、ズームエアの恩恵をギリギリまで引き出している印象。
ソール周りの感覚は、今現在のハイテクとそこまで遜色がないと思います。

幅も前作AJ13からの流れでゆったりめ。

ただ、個人的に合わなかったのがアッパー。
アンクル部分のエンブレムがどうしても、くるぶしに当たり、長時間歩いていられなかったのが残念なところ。

外側アンクル部分のライナーがかなり固く調整されているのも、個人的には合いませんでしたね。

オリジナルではかなり騒がれたメモリーフォーム機能もレトロではそこまで感じられず。
この辺りの情報は判断しかねる部分ではあります。

合う人には最高のスペックで、合わない人にはとことん合わないモデルである、というのが個人的な見解です。

せっかくなので、そのうちローカットも復刻してもらいたいと思います。




Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(White/Black Forest-LT Graphite)@Versus 365-180th Day


2012/2/18 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(White/Black Forest-LT Graphite)
Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(White/Black Forest-LT Graphite) Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(White/Black Forest-LT Graphite)

モデル名 Air Jordan 14 Retro エア ジョーダン 14 レトロ(White/Black Forest-LT Graphite)
2005年発売
アウトソール アウトソールはグリップ性の高いドレッドパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を提供するファイロンを全体に使用。

クッション性・反発性の高いフルレングスズームエアを内蔵することで、接地感とクッション性を両立。

クッション性豊かなボロンを入れ込んだインソールを挿入。

中足部に大きめのTPUシャンクを差し込むことで過度な捻じれを防止。
TPUシャンク内側に通気口をあけることで、蒸れを軽減。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーを採用。

ライナーに復元性の高い素材を使用することで、フィット感を向上。

アンクル部分の高さを内側と外側で変えることで、内転を抑え、捻挫をしにくい構造となっております。
システム Phylon
Full Length Zoom Air
TPU Shank Plate
Foam-backed collar lining
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1998年 Holiday カタログより展開。

ジョーダンが引退をするということで、急遽差し込むようにお披露目をされたのが、NBA1997-98シーズン・プレイオフのファイナル。

短い期間ではありましたが、このモデルを着用して2度目の3連覇を達成したことで、マニアの記憶に残るモデルとして認知。

高熱を出しながらも優勝を決めたシュートを「Last Shot」と讃え、特にUSAでの人気は凄まじく、復刻ごとに並びが出るほど。

オリジナル当時、国内ではナイキバブルが収束に向かっていたため、そこまでの注目を集めることがなく場所によってはセールに掛ることも。
定価22000円というのは価格設定的にもきつかったように記憶しております。

ミッドカット5色、ローカット3色、と非常に展開数が多く、AJ2以来(デザイン違いのAJ11を除く)の純粋なローカットが展開されたのも、このモデルの特徴と言えます。

デザイナーはもちろんティンカー・ハットフィールド。
デザインソースとして、マイケルの所有するFerrari 550 Mをモチーフに起案。

サイドアッパーのラインはエンジンの形状。
内側に入れ込まれた排気口はフロントエアダクト。
ミッドソールの形状はフロントフェンダーとライト。
サイドエンブレムはフェラーリエンブレム。
ヒールパーツはタイアの形状、といたるところに落とし込まれているのが特徴。

またミッドソールの構想として、スポーツカーの様にロープロファイルに設計され、低重心のシャーシに仕上げております。

これが後のAJ23のベースになることを考えると、非常に良く考えられた基礎設計だったと言えるのかもしれません。

こちらは国内では展開されなかったカラーリング。
グリーン系のカラーはなかなか市販されないため、復刻後即、飛びつきました。

ただし、プラパーツが経年劣化で黄ばみやすかった点は残念なところ。

この名配色を見るにつけ、AJシリーズでもう少しグリーン系のカラーが増えても良いように思います。




Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)@Versus 365-179th Day


2012/2/17 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)
Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green) Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)

モデル名 Nike Air Footscape Woven 360 ナイキ エア フットスケープ ウーブン 360(Black/Classic Green)
2006年発売
アウトソール アウトソールには安定性の高いワッフルパターンをエアのふくらみに合わせ、最適なグリップを発揮するよう戦略的に配置。
ミッドソール ミッドソールには従来のポリウレタンやE.V.A.素材を全く使うことなく、Airのみで構成された360°Airを全面に搭載。

ペバックスケージにより過度なねじれを防止し、安定感を高め、その上前足部の屈曲性を損なわないような加工が施されております。
アッパー アッパーには柔らかなスエードとウーブン素材を採用。
システム 360°Air
Pebax cage
歴史背景
個人的感想
こちらのカラーリングは、2006年、360°Airを使用したスカルパックの一環で発売。

元々、コンフォート色の強いモデルだった、フットスケープ ウーブンを無理やり360°Air化したのは、素直に言って失敗。

ただでさえ腰の強いクッション性の360°Air Soleに、ふにゃふにゃのアッパーに合わせても、ソール周りに重量配分が行き過ぎて、履いていても、なんだか重りが付属しているような感覚。

これでフィット感の高いアッパー素材や造りであれば、少しは軽減されたかもしれませんが、このアッパーではどうあがいても無理。

無理やり感、バランスの悪さ、360°Airをどうにか普及させたいという企画だけが先行した感じ、全てをひっくるめて、非常に残念なプロダクトだと個人的に思います。

このアッパーにはロープロファイルかつクッション性豊かなソールが合っていると思うので、そういった形でちゃんとリリースしてくれれば良いな、と強く願います。




Air Jordan 9.5 Team エア ジョーダン 9.5 チーム(White/Black-University Blue)@Versus 365-178th Day


2012/2/16 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 9.5 Team エア ジョーダン 9.5 チーム(White/Black-University Blue)
Air Jordan 9.5 Team エア ジョーダン 9.5 チーム(White/Black-University Blue) Air Jordan 9.5 Team エア ジョーダン 9.5 チーム(White/Black-University Blue)

モデル名 Air Jordan 9.5 Team エア ジョーダン 9.5 チーム(White/Black-University Blue)
2007年発売
アウトソール アウトソールはグリップ性の高いDNAパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。

安定したクッショニングを誇るフルレングスエアを挿入。
インソールにはボロンを張り合わせた厚手のものを採用。

中足部にTPUシャンクプレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーには剛性の高いフルグレインレザーを採用。

インナーブーツが高いフィット感を。
ライナーに復元性の高い素材を使用することで、足首の快適性を実現しています。
システム Phylon
Full Length Air
TPU Shank Plate
Foam-backed collar lining
歴史背景
個人的感想
2007年1月、カレッジ系バスケットボールシューズとして発売。

その名の通り、AJ9とAJ10を掛け合わせて作られたマッシュアップモデル。
見た感じAJ9の方に比重を置いたデザイン性であると思います。

カレッジ系モデルとして発売されたものの、Jordanブランド契約選手が一時期軒並み着用。
数々のPEが作成され、一部が超限定流通で販売されたことを考えると、力の入ったモデルであったことが伺えます。

シューズのバランスは、この手のモデルにしては悪くない印象。

アッパーがプレーンな割にはインナーが凝っているため、ここでバランスをとってる感覚。

ソール周りに関しては、ミッドソールではなく、アウトソールが若干硬いため、好き嫌いが出るのではないかと。
サイドまでラバーが巻き上がっている点が、多少なりとも関係している気がします。

カラバリが非常に多かった割に、二次市場でも最近は見られないため、希少化してる感が。

安く手に入れれそうなら、毛嫌いせずに履いてみると面白いと思います。




Jordan 23 Classic ジョーダン 23 クラッシック(Black/Emerald Green-White)@Versus 365-177th Day


2012/2/14 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Jordan 23 Classic ジョーダン 23 クラッシック(Black/Emerald Green-White)
Jordan 23 Classic ジョーダン 23 クラッシック(Black/Emerald Green-White) Jordan 23 Classic ジョーダン 23 クラッシック(Black/Emerald Green-White)

モデル名 Jordan 23 Classic ジョーダン 23 クラッシック(Black/Emerald Green-White)
2006年発売
アウトソール ブロックパターンと同心円状パターンを組み合わせた独自のものを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。

ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。

インソールには厚手のクッション材を入れ込んだ特殊なものを挿入。
アッパー アッパーには特殊なシンセテック素材にシームレス加工を施したものを採用。

ライナーまでワンピースのレザー張りにすることで、上質さと足入れの良さを確保しております。
システム P.U.
Visible Heel Air
Forefoot Air
歴史背景
個人的感想
2006年中盤から展開されたライフスタイル系モデルです。

ワンピースアッパーにAJ3と同じソールユニットということで、初めは何一つ気にならなかったのですが、このカラーリングに惚れて購入。

リップストップ系のアッパーとエメラルドグリーンの色目が奇麗だと思います。

同時期に復刻されていたAJ4が定価$115ということもあり、なんでこんなシンプルなモデルが$110もするんだ?と不思議だったのですが、履いてみて初めてわかる素晴らしさ。

正直、何も期待をしていなかったのですが、ライナーを触ってびっくり。
縫い目を無くすように張られた、内張りレザーとそれに合わせレザーが張られたインソール。

これがなんとも快適な履き心地を生み出しています。

ソールがAJ3と同ユニットながら、全体のバランスが良くまとまっているのを感じます。

逆に弱点をあげると、インナーが豪華なのは嬉しい点なのですが、言い換えると蒸れやすいため、日本の夏場には向かないかな、と。
後はワンピースアッパーなので内部が広く、個人的にはワンサイズ下げても良かったかな?と思いました。

あまりにも地味なためアンテナに引っ掛かりにくいモデルではありますが、ちょっとそこまで、といった際に使うにはもってこいのスペックだと思いますね。




Air Jordan 7 Retro エア ジョーダン 7 レトロ(White/French Blue-Flint Grey)@Versus 365-176th Day


2012/2/12 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 7 Retro エア ジョーダン 7 レトロ(White/French Blue-Flint Grey)
Air Jordan 7 Retro エア ジョーダン 7 レトロ(White/French Blue-Flint Grey) Air Jordan 7 Retro エア ジョーダン 7 レトロ(White/French Blue-Flint Grey)

モデル名 Air Jordan 7 Retro エア ジョーダン 7 レトロ(White/French Blue-Flint Grey)
2002年復刻
アウトソール 独特のフレックスグルーブを入れ込んだ安定感の高いオクトパスパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。

ヒールにはヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。
アッパー アッパーにはしなやかで剛性が高いデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。

インナーにハラチフィットシステムを採用することで抜群のフィット感を提供してくれます。
システム P.U.
Encap Heel Air
Forefoot Air
Huarache Fit System
歴史背景
個人的感想
2002年の初回復刻時に発売された、オリジナルでは展開されていないカラーリングです。

フレンチブルーとして発売されましたが、配色といい、色の組み合わせ方といい、ジョーダンの母校であるノースカロライナ大学を彷彿とさせる仕上がり。

オリジナル当時はチームカラーの関係上、発売されることのなかった配色が展開されるのは嬉しいところ。
派生、派生と揶揄されますが、楽しみ方のツボを押さえていれば、問題はないように個人的には思います。

シューズとして面白い点は、オリジナルでは展開されてなかった、全体がシュリンクレザーのアッパー。

スムースレザーと違って、シューレースを締めると、しわが引っ張られ、独特の表情を浮かべます。

少しでもスッキリ見せるために平紐に交換してますが、これでオリジナルと同じ低めのスラッとしたフォルムなら更にカッコよかったのではないかな?と思いますね。

淡い色目が合わせにくいように感じますが、意外とボトムを選びません。
そつなく使い勝手の良いカラーリングと言えるでしょう。




Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze) @Versus 365-175th Day


2012/2/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)
Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze) Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)

モデル名 Nike Air Max Light ナイキ エア マックス ライト(Black/White-Bright Cactus-Orange Blaze)
2007年復刻
アウトソール アウトソールにはストレートパターンとワッフルソールのコンビを採用。
ミッドソール ミッドソールにはポリウレタン素材とファイロンのコンビを採用。
(ファイロンと言われていますが、現在のファイロンとは違うと思われます)

リアフットには柔らかなクッション性を誇るビジブルヒールエアを搭載。
リアフットには安定したクッション性を誇るフォアフットエアを挿入。
アッパー アッパーには天然皮革、シンセテックと通気性の高いメッシュのコンビを採用。
システム P.U.
Phylon
Forefoot Air
Visible Heel Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1989年スプリング、二代目Air Maxとしてデビュー。

とはいえ、2の冠はつかず、軽量化でシリアスランナーに更に対応をした、という意味を込めて「Light」と命名。

ストイックな出生にちなんでか、歴代の「Light」モデルは全て、無駄をそぎ落としたアスリートスペックとしての系譜を描き出すことになります。

外観としては次作3に通ずる、プラパーツ使い。
そして軽量化のために素材を変更して、前後分割されたミッドソールに特徴を感じますね。

シューズとしては、やはり初代の延長上にあることを感じさせる出来栄え。
素材の関係上、初代よりも弾力性のあるミッドソールに仕上がっています。

アッパーに関しては、甲が低めでトウ周りが若干狭いので、サイズには少し注意が必要かと。
履き手によってはプラパーツのあたりが出る可能性がありますね。

歴代エアマックスモデルの中でも、地域によってかなり温度差のあるモデルとして挙げられ、ヨーロッパでは2007年以降は定期的に復刻しているため、美色が多く、高い定着度を誇ります。

一方国内では、90年代半ばのナイキバブル時もどちらかと言えば、マイナーな存在だっただけに、なかなか取り扱いが少ないのが玉にきず。

歴代の「Light」も別注・復刻ベースとしては面白いモデルだと思いますので、何かしらの形で認知されて欲しいシリーズの一つと言えるのではないでしょうか。




Adidas Gazelle Vintage アディダス ガッツレー ヴィンテージ(Ruby/White/B.Bird)@Versus 365-174th Day


2012/2/ 5 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Adidas Gazelle Vintage アディダス ガッツレー ヴィンテージ(Ruby/White/B.Bird)
Adidas Gazelle Vintage アディダス ガッツレー ヴィンテージ(Ruby/White/B.Bird) Adidas Gazelle Vintage アディダス ガッツレー ヴィンテージ(Ruby/White/B.Bird)

モデル名 Adidas Gazelle Vintage アディダス ガッツレー ヴィンテージ(Ruby/White/B.Bird)
2006年復刻版
アウトソール 安定したグリップ性を誇るドッドパターンを採用。
ミッドソール 全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.をラバーで内封。

使ううちに足裏の形になるレザーインソールを挿入。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。
システム E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1968年、トレーニングシューズとして発売。

サッカーやハンドボールを中心として、競技の用途問わず使用され、幅広く人気を博すことに。

年式を経て、インドアモデルは「ガッツレー インドア」に派生。
また、このモデルをベースに開発されたモデルが非常に多かった事を考えると、いかに当時としての完成度が高かったかを物語っているかと思います。

命名の元となったのは、「鹿革(ガゼル)」をアッパーに採用したことから。
地方によって、呼び名が異なり、混乱をしていましたが、国内ではドイツ語読みのガッツレーに統一。

カルチャー的側面としては、80年代末から90年代初頭にかけて、UKのクラブシーンを中心として現行の形状がブレイク。

国内では、年代別に形状や生産国が違う事から、ヴィンテージシーンで重宝され、程度の良い物に関しては現在でも高値を保持。

ヴィンテージ系とクラブ系の異なるカルチャーから支持されたことで、全体の支持層が拡大。
現在に至るまで、不動の人気を誇ることになります。

形状を換え、常に復刻をされているモデルではあるのですが、こちらは原型とも言える、1968年当時の型。

ヒールタブや短めのタンなど、当時らしいディティールが満載。
インソールも加工されていないレザー張りなので、靴下が粉だらけになる点など、ヴィンテージ好きにはたまらない仕様となっております。

履き心地に関しては、論ずるレベルでは無いでしょう。
当時のスペックらしいダイレクト感のある履き心地です。

利点としてはレザーインソールが足裏にくっ付く感覚なので、元々の軽量アッパーと相まって、フィット感と屈曲性はかなり秀逸。
また、見た目とは裏腹なゆったり設計。

これは現行のガッツレーとの大きな違いかと思われます。

発色が綺麗なので、コーディネートに取り入れやすいのもポイントでしょう。

シンプルすぎる故、購入時のリストにあがりにくいモデルではありますが、一足持っていると何かと助けてくれるモデルであることは間違いないですね。




Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)@Versus 365-173th Day


2012/2/ 4 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)
Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White) Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)

モデル名 Nike LeBron 8 P.S. ナイキ レブロン 8 P.S.(Black/Sport Red-White)
2011年発売
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込んだDNAパターンを採用。

中足部にグラスファイバープレートを差し込む事で、過度なねじれを防止
ミッドソール ミッドソール全体には安定したクッション性を発揮するファイロンを使用。

フォアにはフォアフットズームエアを。
リアには180°マックスエアを挿入することで、バランスの良いクッション性を発揮。

インソール下にボロンを張り合わせることで、足当たりの良さを実現。
アッパー アッパーにはシンセティック、メッシュ、TPUを熱加圧処理にてワンピースに融合し、通気性、サポート性、軽量性の全てを兼ね備え、縫い目そのものを排除する、「ハイパーフューズ」テクノロジーを採用。
システム Phylon
6mm Forefoot Zoom Air
Air Max 180
Poron Inserts
Hyperfuse Upper Composite Construction
Glass Fiber Shank Plate
歴史背景
個人的感想
NBA2010-11シーズンプレイオフ、マイアミ・ヒートに所属するスーパースター、レブロン・ジェームズのシグネチャーモデルです。

このシーズン、8、V/2、と通算3作目としてプレイオフを通して着用していたのがこのモデル。

デザイナーはアルファプロジェクトで有名なデザイナー、Jason Petrie。
開発者は次作でも指揮を取ることになる、Ben Smith。

開発のコンセプトとして、安定性を保持しつつ、いかに軽く出来るかに標準を定めたと言われております。

実際に8、V/2と比べ、エア部分が半分となり、アッパーがハイパーフューズに変更されたことで、全体としての軽快感を感じる出来栄え。

とはいえ、前2作があまりにも重量があっただけ、という見方も出来るため、一概に評価をしにくい部分ではあります。

履いた感覚としては、ハイパーフューズと機動性を重視したエア配置になったことで、スペック的にもバランスがとれている印象が。

初め足入れをした瞬間、全体を一体成型している関係上、硬さを感じますが、足に熱を帯びてくると、徐々に柔らかく感じる不思議な感覚。

ハイパーフューズと謳っているだけあって、通気性も良く、まさしく次世代のアッパーというに相応しいテクノロジーかと。

一方で、足馴染みと言う点においては一切期待できないのは、テクノロジーの方向性としてどうしようもない所。
履き手によって、合う合わないがハッキリすると思います。

ソール周りのバランスが非常に良いので、シグネチャーという点を切り離して一度足入れをしてみてほしいモデルと言えますね。




Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)@Versus 365-172th Day


2012/2/ 1 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)
Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red) Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)

モデル名 Nike Air Max Plus Leather ナイキ エア マックス プラス レザー(Black/White/Varsity Red)
2006年復刻
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いワッフルパターンを採用。

中足部にTPUを入れ込むことで過度な捻じれを防止。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。

フォアフットには従来のフォアフットエアの3倍以上もの衝撃吸収性を誇るビジブルフォアフットエアを挿入。

リアフットにはクッション性と安定性を両立させたチューンドエアを搭載。
アッパー アッパーには剛性の高い天然皮革とシンセティックのコンビを採用。
システム Visible Forefoot Air
Phylon
Tuned Air
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1998年10月、フットロッカーグループ「型別注」のモデルとして発売。

当時最先端の技術を導入して開発されたチューンドエアをインラインモデルではなく、型別注モデルに先行して搭載した事。
そして流線型のフォルム、流通量の少なさから、希少価値が高まり、エアマックスとして久々にヒット。

国内スニーカーセレクトショップがこぞって輸入し、それなりの高額な流通だったにも関わらず、完売が続出。
結果、インラインにも加えられ、一時的なブームを生みました。

以後、度々海外でのみ復刻。
特にUKでの人気は未だに凄まじく、footlocker UK系列では継続的に販売。
国内における95のような定着具合といっても過言ではないでしょう。

履いた感覚としては、チューンドエアに内蔵されたサスペンションパーツ(ペバックス半球体)が独特の張りを生み出しているのを感じるかと。
復元力の強いパーツゆえに硬く、クッションの返りが強いため、好みの別れるシステムだと思います。

重量感は軽くもなく、重くもなく、と言った中庸。
スピードシューレースながらもトップホールはアッパーに開いているのでフィト感の悪さを感じる事は無いと思われます。

問題を一つあげるとすれば、サイズ調整が難しい点でしょう。

トウ先にTPU補強が入っている事。
そして、甲が若干低く、トウボックスが狭い事を考えると典型的な日本人の足にとっては優しくない作り。
履き手によっては、ハーフサイズアップをしなければ、きついと思われます。

この使い手を無視したかのようなスペックが、未だに消費者を魅了していることも事実。
扱いづらいスポーツカーのような不思議な魅力のあるモデルと言えますね。






What's New


Category



Monthly Archive


Mail Form

    お仕事及び執筆の御依頼は
    下記よりお問合せをお願い申し上げます。

  • お名前

  • メールアドレス

  • 御依頼内容



Search

    Blog内検索は下記より。



Link