KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Air Jordan 4 Retro LS エア ジョーダン 4 レトロ ライフスタイル(Mist Blue/University Blue/Gold Leaf/White) 2006年復刻 |
アウトソール | シンプルなヘリンボーンパターンを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。 ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。 |
アッパー |
アッパーにはシリーズ初となるデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。 各所にちりばめられたメッシュパーツが必要な通気性を確保。 |
システム |
P.U. Visible Heel Air Forefoot Air |
歴史背景 個人的感想 |
当時デンバー・ナゲッツ所属のジョーダンブランド契約選手でもあるカーメロ・アンソニーが着用したUSA限定のカラーリングです。 オリジナルには無いカラーリングであるものの、カーメロが履いている姿を見て、どうしても欲しくなり購入。 LS(ライフスタイル)とあるように、スタビライザーがオミットされていることが通常版との明確な違いです。 そういった意味ではスタビライザーが足に当たって痛い、といった方には良いモデルだと思います。 また、ジョーダンシリーズを通して見ても、こういったグレーベースのカラーリングは少ない部類になりますので、足元を彩るにはもってこいかと。 軽めのグレーですので、年間を通してコーディネートしやすいというのも良い点ですね。 カーメロ・アンソニーがニューヨーク・ニックスに移籍したことで、こういった淡いカラーリングが今後販売されることが少なくなることが予想されるので、一足は手元に置いておきたい系統のカラーリングと言えるかもしれません。 意外と市場で評価が低いようですので、買いやすいと思います。 |
モデル名 |
Air Jordan 4 Retro エア ジョーダン 4 レトロ(Black/Cement Grey) 1999年復刻 |
アウトソール | シンプルなヘリンボーンパターンを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかなクッション性を発揮するポリウレタン素材を採用。 ヒールにはビジブルヒールエア、フォアにはフォアフットエアを搭載。 |
アッパー |
アッパーにはシリーズ初となるデュラバック(高耐久性人工皮革)を採用。 各所にちりばめられたメッシュパーツが必要な通気性を確保。 またサイドに伸びたTPUスタビライザーがフィット感を向上。 TPUヒールカウンターが付くことで、プロテクターの役割を果たした、と言われています。 |
システム |
P.U. Visible Heel Air Forefoot Air |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA1988-89シーズンに発売。 AJ1から3までにかけて、市場に対するインパクトはあったもののセールス的に成功をしなかったと言われているジョーダンシリーズをどうにかすべく、デザイナーであるティンカー・ハットフィールドに対してインパクトを重視したデザインを生み出すように指示。 バスケットボールのフープをベースにデザインされたものがこのモデル。 当時、セールス的苦境から一旦「Flightシリーズ」のフラッグシップモデルとして組み込まれたため、タンには「Flight」の文字が入れ込まれている点も見逃せないところ。 ミッドソールを含めたソールパターンが多くの「Flight系モデル」に流用されたことからも台所事情がうかがえます。 結果、新しいもの好きの黒人層から圧倒的な支持を受け、Jordanシリーズ継続が決定。 次作のAJ5からは再度独立したラインとして販売されます。 ジョーダン自身もシーズンMVP・得点王・最優秀守備選手のタイトルを獲得するなど個人成績としてノリにノッていたシーズンだったと言えます。 また、この前年度から宿敵となるピストンズの壁を破れない状況が続き、個人としては素晴らしいもののチームを勝たせれない、といった不評にも悩まされることとなります。 個人的には好きなジョーダンベスト3に入るモデルでもあり、1999年の初復刻の際にはガムシャラに手に入れた記憶があります。 もちろん市場でもかなりの騒がれ方をしたものの、シューズ業界自体が非常に下火の状態が続いていたことと、流通量が非常に多かったということもあって最終的にはセールで投げ売りされてしまう状況に陥いりました。 (今では考えられませんけどね) そういう背景もあったものの徐々に流通量が減ったことでプレミア化。 ヒールのNike Airの文字が入ったAJ4はこの時が最後だったので、海外ではかなり評価が高いようです。 履き心地に関しては、ソールユニットが3と変わらないので、そこまで大差はありません。 一日履くと足がむくんできた頃にちょっと痛くなってくる程度です。 フィット感に関してもプラパーツが足に当たると言う人もいるみたいですが、個人的には丁度いい感じのホールド感で楽ですね。 レトロ化してもフォルムが極端に崩れていないので、綺麗なシルエットを楽しめるモデルだと思います。 |