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KUNIHITO "YASUTAROU" YASUI Real Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュースなど、活躍範囲は多岐にわたる。 只今、2011年スタートの新ブランド設立に向けて準備中 |

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| モデル名 |
New Balance M990 D Width ニューバランス M990 Dウィズ(Brown) 2006年発売 |
| アウトソール |
アウトソールには屈曲する部分に大きな溝を入れ込み、フレックスグルーブを細かく入れ込んだ独自のパターンを形成。 踵の削れ易い部分には耐久性を高めたN duranceを使用。 |
| ミッドソール |
んだC-CAPフォアフットパートとENCAPウェッジ、そしてビジブル化を成功させたABZORBを挿し込み、ハイレベルで融合させた一体成型ミッドソールを採用。 TPUヒールカップ(C.R.)が高いフィット感と歩行の際のオーバー・プロネーションとオーバー・サピネーションを制御。 インソールには立体成型カップインソールを完備。 |
| アッパー |
アッパーには高い通気性と軽量性を誇るメッシュとしなやかで抜群の足なじみを誇るピッグスキン・スエードを使用。 アッパー随所にリフレクティブマテリアルを散りばめ、夜間走行を想定。 |
| システム |
C.R. C-CAP ENCAP ABZORB SL-1 |
| 歴史背景 個人的感想 |
海外のみで展開をされた、M990のアッパーにM991のソールを貼り付けた、なんちゃってアップデートモデルです。 あまり詳しい事情はわからないのですが、USAのみでの流通を目的としたものだと言われております。 まず最初に気になったのは、シューズとしてのバランス。 通常パーツの寄せ集め的モデルは、気をてらう事を第一としているため、往々にしてバランスが悪く、履いていて疲れることが多い、というのが個人的な経験則。 恐る恐る一日中履いてみると、クッション性、フィット感共に秀逸。 矯正靴から始まったメーカーがヘタなモノづくりをするわけがない、とは頭の片隅にあったとしても、このバランス感には正直ビックリいたしました。 メッシュ部分を広く取りつつもフィット感を犠牲にしないために、つま先から甲までのトウ周りが代を重ねるごとに低くなっていく990番台において、M990のアッパーパターンは緩すぎる事も低すぎる事もなく、日常的な使用において丁度良いスペック。 M990の生産中止後をひも解いてみると、アッパーパターンはウォーキング系モデルに流用され、そちらの方面でも評価されたわけで、ある意味必然と言えば、必然だったような気も。 M990に比べ、更にスペックの上がったM991のソールと相まって、個人的には目から鱗でございました。 当時、USAで多色展開されたため、現在でも時折見つけることも。 手ごろな値段で取引されているようなので、一足お気に入りの色を玄関先に出しているだけで重宝すると思います。 |

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| モデル名 |
Red Wing Iron Ranger For Brooks Brothers レッド ウィング アイアン レンジ ブルックス ブラザーズ別注(Antique Brown) 2011年発売 |
| アウトソール | アウトソールにはビブラム社のロガー系アウトソールをグッドイヤー・ウェルト製法にて装着。 |
| ミッドソール |
ミッドソールにはクッション性と吸湿性に優れたコルク。 捻じれと返りをスムーズに制御するシャンク。 ソールとの縫い付けを行うウェルトで構成。 |
| アッパー |
アッパーには独特の風合いを持つ、カクタスレザーを使用。 トウには安全のためにレザーを二重構造としたキャップドトウ方式を採用。 踵インナーの足当たりの良さと補強を兼ねて、アウトポケット方式を選択。 革の下部を踵に沿う形として外側から縫付け、踵周りを両サイドから包み込むように補強。 |
| システム |
Vibram Sole Capped Toe Out Pocket Good-Year Welt Construction |
| 歴史背景 個人的感想 |
2008年、レッド ウィング社は自社のルーツでもあるミネソタ州で19世紀後半に働いた鉱山夫の足元からヒントを得て、このモデルを開発。 ミネソタ州スペリオール湖付近が特に鉄鉱石の埋蔵量が多く、その地域を「アイアンレンジ」と人々が呼んだことから、転じてブーツ名としました。 当時のディティールを追及して製造をしているため、クラッシックな特徴のスペックが随所に。 キャップドトゥ方式はつま先に鉄板の入ったスチールトゥがまだ開発されておらず、安全のために採用。 壊れやすい踵周りを補強し、その上快適にしなければならなかったため選択されたアウトポケット方式もクラシカルな手法と言えます。 そういった、当時の鉱山夫の要求を満たしつつ、レッド ウィングらしさを落とし込んだこのモデルに対し、アメカジの雄「ブルックス ブラザース社」が別注をかけたのがこのカラー。 通常版のアイアンレンジと大きく違うのはソール。 通常版に装着されているソールはニトリル・コルク・ソールと言って、樹脂にコルクを砕いたものを混ぜ合わせ、軽量化とグリップ性、耐油性を高めたものです。 そのソールをビブラム社のロガー系モデルのオリジナルソールに変更。 通常版に比べ、重厚感を増した出来上がりとなっております。 また、カクタスレザーという聞きなれないレザーを使用し、まさしくアンティーク家具のような色合いのブラウンに仕上げ上品さをかもし出す事に成功。 まさしく大人のブーツといった表情といえます。 フィッテングに関しては、正直この「ラスト#8」と言われる幅は狭いです。 海外別注モデルなので、ウィズがDしかない、というのも問題なのですが、この辺りは履きこんで自分の足型に伸ばしていくしかない、という感じですね。 履き心地に関しては、ブーツの中ではそれなりだと思うのですが、その分重量があるので、一日履くと結構きついです。 グッドイヤー製法の特徴を生かし、コルクが沈み足の形になるまでは我慢という感じでしょうか。 また前述した幅の関係上、厚めのインソールを入れ込むことは難しそうなので、その辺りはフィッティングに研究の余地ありでしょう。 クッション性が高い薄めのインソールで調節するしかないと思います。 総じてブーツとしてのポイントが高く、アイリッシュセッターを通り越した、大人のアメカジを楽しみたい方にお勧めしたい一品ですね。 |

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| モデル名 |
Adidas Boston Super アディダス ボストン スーパー(Lead/Alu/Poppy/Black) 2003年復刻版 |
| アウトソール | 部位によって、形状を変えた独自のドッドパターンを採用。 |
| ミッドソール | 全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.を使用。 |
| アッパー | アッパーには剛性の高い天然皮革と通気性の高いメッシュを採用。 |
| システム | E.V.A. |
| 歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1985年にハイパフォーマンスランニングモデルとしてデビュー。 (1984年という説もあり) 当時、革新的とも言われたのが4色に塗り分けられたソール。 硬度ごとに4色に塗り分けられていて、適切なクッション性と安定性をもたらしてくれる、という売り文句でございました。 アッパーパターンも凝っていて、縫い目が足にあまり当らないようなカッティングやサポートを含めたDリングなど随所に当時らしさを凝縮しております。 履いた感じとしては、柔らかく、しなやかな印象。 幅もゆったりとしているため、この手のレトロランニングの中では非常に履きやすい部類に属すると思います。 ヌバックの発色の良さや靴としての取り回しの良さは、アディダスというよりニューバランスっぽい要素を個人的に感じますね。 数年に一度、何かしらの形で継続的に復刻をしているモデルなので、ファッションの好みに合わせたカラーリングを取り入れると、より楽しみが増すモデルと言えるのではないでしょうか。 |

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| モデル名 |
AND1 Rising Sun Mid アンドワン ライジング サン ミッド(White/V.Red/Silver) 2004年発売 |
| アウトソール | アウトソールにはグリップ性の高いドレットパターンと安定性を高めるスプリングジオメトリーを採用。 |
| ミッドソール |
ミッドソールには安定したクッション性を発揮するデュラスプリングを全体に使用。 ヒールには高い衝撃吸収性を誇るエアバッグを挿入。 インソールには復元性が高く、抗菌作用もあるゲームインソールを完備。 アウトソールから中足部にかけてTPUシャンクプレートを挿し込むことで過度な捻じれを防止。 |
| アッパー |
アッパーには軽量でしなやかなシンセティックを使用。 非常に縫い目が少ないアッパーパターンが足の余計なストレスを軽減。 インナーブーツが高いフィット感を提供してくれます。 |
| システム |
Duraspring Air Bag 2.0 Spring Geometry TPU Shank Plate |
| 歴史背景 個人的感想 |
NBA2003-04シーズン後半戦、AND1契約選手が着用したモデルです。 このシーズンのモデルから、最上位機種はクッション性を改善したAir Bag 2.0を採用。 それに伴い、市場へのマーケティングとしてインパクトを残すため、このモデルに関してはド派手なカラーリングを広く展開。 一方でプレーンなカラーリングに関してはセールスが伸び悩んだようで、この白赤もそれに該当。 市場への受け入れられ方がカラーによって、くっきり分かれたモデルだったと記憶しております。 シューズとしてのバランスはクッション性に振っていることもあって、若干ソールとシャンクが重め。 それをインナーブーツの強めのフィット感で調節してる、というイメージでしょうか。 AND1のAir Bagモデルはクッション性能的に、この時期がピークだったように思えます。 欠点を上げるとすれば、インナーブーツのヒールタブが結構厚いので、足が少しだけ前にいく感覚が。 個人的にハーフサイズアップしないとつま先がきつかったです。 もう市場に出てくるようなことは、ほぼありえないでしょうし、出てきてもエア抜けで本来のスペックを味わう事が出来ないと思いますが、当時のAND1の勢いを感じさせてくれるモデルなので安価で見つけたなら、試してみてほしいモデルですね。 |