KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Air Jordan 18 エア ジョーダン 18(White/Metallic Silver/SP Royal)@Versus 365-61th Day



2011/4/ 7 Posted by Kunihito Yasui




*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Air Jordan 18 エア ジョーダン 18(White/Metallic Silver/SP Royal)
Air Jordan 18 エア ジョーダン 18(White/Metallic Silver/SP Royal) Air Jordan 18 エア ジョーダン 18(White/Metallic Silver/SP Royal)

モデル名 Air Jordan 18 エア ジョーダン 18(White/Metallic Silver/SP Royal)
2003年発売
アウトソール アウトソールはグリップ性の良い独自のドレッドパターンを採用。
くり抜かれた中足部分からTPUサポートパーツで包み込むことで軽量化と剛性を確保。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを全面に使用。

ミッドソール全体には接地感が高く、豊かなクッション性を発揮するフルレングスズームエアを搭載。
ヒール部分にはもう一枚ズームエアを挿し込むことで、抜群の衝撃吸収性を誇ります。

またミッドソールとアウトソールの間にカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーにはしなやかで剛性の高いフルグレインレザーを採用。
ワンピースアッパーに仕立て上げることで足へのストレスを軽減。

アンクル部分のエアダクトがムレを排出。
シューレースカバーが接触による紐解けを軽減してくれます。
システム Phylon
Full Length Zoom Air
Dual-layer Zoom Air
Carbon Fiber Plate
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA2002-03シーズンに発売。
ワシントン・ウィザーズをプレイオフに導くべく電撃復帰をした翌年に多大なる期待値を持って市場に登場。

デザイナーは前作とは変わりTate Kuerbis。

インスピレーションはスポーツカーで有名なランボルギーニ・ムルシェラゴをベースにイタリアドレスシューズのステッチ感とエレガントさを加味し作成。
実際に新しいデザインとして生まれたわけではなく、デザイナーが1995年と1999年に大部分を書き上げていた物を纏め上げたプロダクトと言われています。

ソールシステムに関しては、40歳を迎えるジョーダンの膝は限界に来ていたことを受け、限りなくクッション性に富んだシステムを採用。
抜群のクッション性を誇るダブルスタックのズームエアに弾力性とモーションコントロールに優れたカーボンファイバープレートをTPUでぶれないようにラッピングした技術は当時考えうる最上級のクッションシステムだったと思います。

そのかいもあってか82試合にフル出場したジョーダンは1試合平均20得点を叩き出したものの、チームをプレイオフに導けずに再度引退。
オールスターゲームでの劇的なフェイダウェー・ジャンパーなど含め、記録よりも記憶に残ったタイミングで着用されたモデル、と言えるでしょう。

シューズとしては前述したソールテクノロジーにワンピースのアッパーという、ある意味シューズの理想とも言える作り方をしたモデル。

このモデルに問題があるとすれば、通気性でしょうか。
ダクトは付いていますがとにかく蒸れます。

またワンピースの天然皮革を使っているので、履き馴染むとかなり伸びが出てしまうことでしょう。
巻きあがったヒールのアウトソールも剥げやすいですし、そういった意味では耐久性が低い、と言えるかもしれません。

そういった点を考慮しても、癖がないため、とにかく履きやすいモデルです。
もう少し全体的な評価が高くても良いような気がしています。









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