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今回は色の変わり具合がわかるように、白のスニーカーを選択。
かなり履き古して、色目も少しくすみ気味。
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最低限必要なのはこの三点。
ClumbusのSneaker Shampoo。
90年代からスニーカーケアの定番です。
Loftや東急ハンズなんかで普通に売ってます。
エナメルリムーバー。
マニキュアなんかを除去するものです。
薬局で売ってます。
で、雑巾。
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シューキーパー。
木製も良いですが、このような簡易的なもので問題ないです。
木製だと湿気も取れますから、保管の際にはお勧めです。
ケアの際にはプラスティックの方が使いやすいと思います。
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まずはシューレースを抜きます。
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シューレースは別の形で手入れします。
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つま先のしわを伸ばすためにシューキーパーを入れます。
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タンをちゃんと押し上げて挿入。
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緩めよりも、ピンと伸ばす感覚で。
しっかりとしわを伸ばしましょう。
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しわを伸ばしたら、コロンブスのスニーカーシャンプーを吹き付けます。
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泡状に出てくるので、伸ばします。
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しっかりと雑巾でこすります。
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ザックリと手入れしていきます。
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側面を変えて、同じ事を繰り返します。
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雑巾ですが、新品よりも何度か洗って、乾かしたものを使用した方が良いと思います。
新品だと毛がまとわりつくので、中古くらいで丁度良いですね。
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ザックリと拭いたら、次は溝や細かい部分をケアしていきます。
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トウ周りなんかは特に入念に。
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ミッドソールも同じシャンプーで問題ないです。
汚れが取れにくいので、力強めにゴシゴシとしましょう。
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タンは意外と汚れているので、同じようにケアします。
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素材によっては破らないように気をつけながらやりましょう。
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ミッドソールとアウトソールの境目や細かい取れにくい汚れを除去していきます。
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こういう時に使うのが、リムーバー。
リムーバーはあくまで、汚れを綺麗にする、というよりも、表面を削って綺麗に見せる、といった使い方をするものです。
慣れないうちは目立たない部分で実験してみてください。
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シューズじゃなくて、雑巾に垂らします。
シューズに垂らすと不必要な部分に付着するので、ダメです。
気をつけましょう。
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深い汚れを擦ります。
擦り過ぎると、地色が出てくる可能性があるので、ちょっと様子を見ながら擦る感じで。
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リムーバーはすぐに乾くので、部位ごとに少量ずつ雑巾に垂らしてください。
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ミッドソールとアウトソールの際辺りは入念に。
傷に埋まった汚れなんかも取れます。
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大分綺麗になってきました。
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タンの黒ずんだ汚れにも使えます。
縫い目にこびりついた汚れなども除去しましょう
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軽くなでるようにしてください。
擦り過ぎると色目が剥げてきます。
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アッパーに使う場合は擦り過ぎないようにしないと、削れて染色前のレザーの色が顔を出し、傷だらけになりますから気をつけて使ってください。
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気になる部分を綺麗にしていきましょう。
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くすんだ色目が綺麗になったのがわかると思います。
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比較。
左が手入れ前。
右が手入れ後。
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ヒールも。
色目が綺麗になっているのがよくわかります。
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次は抜いたシューレースのケアをします。
埃まみれで汚い事が多いので、時々一緒にケアをしましょう。
まずお湯の中にくぐらせます。
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洗う時は泡状の石鹸で十分です。
洗剤でも良いですが、出来るだけ細かい粒子や泡の方が良いので、ハンドソープを今回は使います。
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十分に濡らしたシューレースに吹き付けます。
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ひたすら揉み洗い。
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しっかりと揉み洗い。
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時々伸ばして、隅々まで行きわたるようにしましょう。
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十分に揉み洗いをしたら、お湯で濯ぎをしてください。
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十分に濯いで、水分を切ったら、風通しの良いところで陰干し。
大体一日で乾きます。
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シューレースを通せば、完成です。
出来るだけ日ごろからケアをすれば、ここまで大変な事はしなくて済みます。
汚れは出来るだけ早い方が取れますから。
是非チャレンジしてみてください。
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