KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Reebok Insta Pump Fury リーボック インスタ ポンプ フューリー(Black/Fire Cracker Red/White) 2001年復刻 |
アウトソール |
アウトソールにはノンマーキングラバーアウトソールを採用。 大胆に中足部をくり抜くことで軽量化を促進。 |
ミッドソール |
ミッドソールには柔らかな衝撃吸収性を誇るポリウレタンと従来のE.V.A.フォームにくらべ約23%の衝撃吸収率がアップするHEXALITEをヒールに搭載。 中足部にグラファイト・プレートを入れ込むことで過度な捻じれを防止し、安定性を向上。 |
アッパー |
アッパーには通気性の高いメッシュ素材とストレッチ素材を全体に使用。 3Dスコッチライトを散りばめることで夜間走行性の安全を確保。 アッパー全体を包み込むように伸びたインスタポンプ・テクノロジーが好みのフィット感を提供してくれます。 |
システム |
P.U. HEXALITE Graphite Plate |
歴史背景 個人的感想 |
歴史は前回エントリーを参照。 当時のChamps Sportsの別注カラー。 個人的には一番好みのカラーリングをまとったモデルです。 履き心地に関して言うと、下駄型のソールがベタ足で歩く日本人には実はあまり向いていないモデルだと思います。 とは言え、不快感は無く、土踏まず部分が心もとない感覚に陥りやすいかと。 クッション性に関してはヒールのヘクサライトだけですので、メチャクチャ良い、というわけでもなく、まぁ柔らかいかな程度に思っていただければ。 それよりも全体の軽量性の方が先に印象として来る感覚だと思います。 オーバーサイズで履くとバランスが崩れるので、フィッティングはジャスト目必須なモデルでもありますね。 欠点をあげるとすれば、履く頻度によって、バックベルトが千切れてしまうこと。 また、インソール含めたクッションが意外と早くへたる、ということでしょう。 ファッション的にはストリート系からモードの外しまで幅広く対応をするので、汎用性が異常に高いモデルだと思います。 しかしながら、こういうシューレース・レスな分野を切り開いた功績は圧倒的であると同時に、歴史的にこれを超えるヒットモデルが出ていないことも事実。 個人的には敢えて順当に進化した、純製機種が生まれてほしいな、と思います。 |