KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Reebok CL Amaze Low H Camo リーボック クラッシック アメイズ ロー(Black/Kenya/Camo) 2006年発売 |
アウトソール | アウトソールにはストレートパターンラバーアウトソールを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールには安定した衝撃吸収性を誇るE.V.A.をラバーにて封入。 |
アッパー | アッパーには剛性が高い天然皮革としなやかなシンセテックのコンビを使用。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
一定期間継続販売をされていたため、スタートは2002年。 当時Reebokの看板プレイヤー、A・アイバーソンから「俺もNikeのAF1のようなヤツが履きたい」と言ったかどうかは定かではないですが、「ライフスタイルでも履けるクールなクラッシックバッシュが欲しい」という要望が上がり、それを具現化したモデルがこのAmaze。 USAで先行販売され、日本のセレクトショップが足並みを揃え輸入。 日本ではNikeのAF1をメインとしたクラッシックバッシュがメインストリームとして定着していたこともあり、適度なボリュームとホワイトカラー主体のバリエーションの豊かさがファッションピープルに受け入れられスマッシュヒット。 以後、日本法人からもインライン展開され、幅広い層に受け入れられました。 価格帯は比較対象でもあるAF1とさほど変わらないか安いくらいだったのですが、マテリアルがAF1に比べリッチな物を使用してあり、履いた感触や質感が秀逸だったのも大きな特徴と言えるでしょう。 クッション性も封入型E.V.A.ながら非常に良く、当時Reebok契約選手の一人であったJ・ローズ選手がNBAの試合で履いていたことからもレベルの高さを窺い知ることが出来ると思います。 実績としてホワイトベースのカラーリングが非常に受け入れられていた事もあり、このカラーリングは国内で展開はされませんでした。 ブラックベースもそうなのですが、この手の際物的なカラーリングはあまり市場には受け入れられなかったようです。 あまりに乱発をするものではないと思いますが、履き心地も軽快ですし、違ったマテリアルとの組み合わせで定期的に展開すると魅力的に映るモデルではないでしょうか。 |