KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Puma Beast Hi プーマ ビースト ハイ(Black/Brown/Black) 2002年復刻 |
アウトソール | アウトソールにはストレートパターンとピボットパターンを組み合わせた独自のものを採用。 |
ミッドソール | ミッドソールにはE.V.A.を内蔵したフルカップタイプを採用。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 TPUヒールカップがホールド感を高めてくれます。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1986~87年辺りに流通。 リザード柄のカラーリングで発売されたSlip Streamに対して、ハラコ素材で販売されたのがこのThe Beast(オリジナルの正式名称)。 時代を先取りしていた素材感も強烈ながら、定価が当時39800円と非常に高額で、国内にほとんど流通せず、ヴインテージブームの際、希少性も相まって、程度の良いものだと20万円前後で取引をされておりました。 (復刻定価18900円) 手が出ないほどプレミア化していた状況で2002年に待望の復刻。 白と黒の二色が時期を変えて展開されたのですが、ファーストカラーの白ベースの方が数が少なく、争奪戦になりました。 黒ベースの販売時は数がそこそこ出回ったせいもあり、大きな混乱も無く、欲しい人に行きわたった印象があります。 とは言え、両カラーも現在では定価以下のそこそこの金額で取引されているのが現状のようです。 実際に履いた印象は、意外と何でも合うな、ということ。 ハラコがインパクト十分なので、ショーツに合わせると存在感が大きいのですが、デニムなんかに合わせると意外とすんなりハマります。 また、シューズとして適度なボリュームがあるので使い回しもしやすいのも特徴。 最近では履いてる人も見ませんし、インパクトと被らない、というスニーカー好きの悩みを解決してくれるモデルでもあります。 個人的にはオリジナルであったレッドベースなんかも復刻して欲しいですが、5年に一発くらいの周期で何かしら出てくれると嬉しいな、と思うモデルです。 |