KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Nike Daybreak Premium (VNTG) ナイキ デイブレイク プレミアム (ヴィンテージ加工) (Linen/Deep Orange) 2007年復刻 |
アウトソール | アウトソールにはグリップ性とクッション性を兼ね備えたワッフルパターンを採用。 |
ミッドソール | ミッドソールには安定したクッション性を発揮するE.V.A.を搭載。 |
アッパー | アッパーには通気性の高いナイロンと天然皮革のスエードを採用。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1979年から約2年間にわたって発売。 大ヒットを飛ばしたLDVをベースに、Nike初のカップインソール機能を持たせたモデルとしてデビュー。 ラストをLDVと共通の「ヴェクター・ラスト」を採用し、当時ランナーに馴染みのあったナイロンアッパーに仕上げ、とっつきにくさを解消。 バランスの良さから、一定の評価を得ることとなります。 生産数が多く無かった点とネーミングの元となった「アリゾナの大地に浮かぶ朝焼け」を表現したカラーリングがナイキの中では珍しく、希少化。 ヴィンテージブームの際、その珍しさから値段が高騰。 マニア垂涎のモデルとなります。 2007年から展開されるヴィンテージシリーズの一環として待望の復刻。 その中でのファーストコレクションとして選ばれ、ファーストカラーは争奪戦が繰り広げられました。 履き心地に関してはオールドスニーカーの定番範疇。 あくまで雰囲気を楽しむためのものであって、議論するレベルでは無いでしょう。 シューズとしては思い入れがなければ、ただの地味なスニーカーだと思います。 カラーリングが特殊というのもあると思いますが、このネーミングじゃなかったら成立しなかったのではないかな、と。 しかしながらアメカジなどのオールドスクールファッションには面白いくらいハマるのも事実。 着る服を選ぶのでコーディネート上級者向けではありますが、果敢にチャレンジをしてもらいたいモデルの一つです。 |