KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Nike Air More Uptempo ナイキ エア モア アップテンポ(Midnight Navy/Midnight Navy/White)@Versus 365-112th Day



2011/8/13 Posted by Kunihito Yasui





*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air More Uptempo ナイキ エア モア アップテンポ(Midnight Navy/Midnight Navy/White)
Nike Air More Uptempo ナイキ エア モア アップテンポ(Midnight Navy/Midnight Navy/White) Nike Air More Uptempo ナイキ エア モア アップテンポ(Midnight Navy/Midnight Navy/White)

モデル名 Nike Air More Uptempo ナイキ エア モア アップテンポ(Midnight Navy/Midnight Navy/White)
1996年発売
アウトソール アウトソールにはヘリンボーンの変形パターンと重厚なソールに屈曲性を持たせるための溝を深めに完備。
ミッドソール ミッドソールには柔らかなクッション性を提供するポリウレタン素材を全体に使用。

最高のクッション性を誇る、スリーピースビジブルエアを全体に搭載。
アッパー アッパーには重厚かつしなやかな天然皮革とシンセティックのコンビを使用。

メッシュタンを採用することで必要な通気性を確保。

デザインのアクセントに一役買っている「AIR」の文字が、サイドへの補強とブレをなくし、安定感を向上させてくれます。
システム P.U.
Three Pieces Visible Air
歴史背景
個人的感想
NBA1996-97シーズン・プレイオフ、当時C・ブルズに在籍した史上最高のNo.2プレイヤー、S・ピッペンのシグニチャーモデルとして発売。
1996年アトランタオリンピックに向け、オリンピックカラーも同時期に登場。

ドリームチームⅠ以来の豪華絢爛メンバーで結成されたドリームチームⅢに華を添えるべく、用意されたモデルもカラーリングが秀逸の一言。
星条旗をモチーフにしたカラーリングや金メダルを連想されるカラーリングが多数用意され、着用選手の背番号が刺繍されました。

発売当時国内はナイキバブル絶頂期。

ボリューム感と存在感のあるAirの文字がアウトドア系及びHip Hop系ファッションに広く受け入れられ人気が爆発。
相当数が国内外問わず流入したにも関わらず、売り切れ店舗が続出しました。

実際に魅力的なモデルが多かった歴代Uptempoカテゴリーにおいても、一つ抜けた存在として認知。
数年に一回復刻をされても、いつの間にか無くなってしまう人気モデルとして未だに君臨しております。

また、このモデル辺りを契機に、徐々に衰退をしていったForceカテゴリーと入れ替わるようにUptempoカテゴリーが台頭。
2000年まではUptempoカテゴリー隆盛の時代を迎えることとなります。

履き味は見ての通りドッシリ感が前面に来て、その上で柔らかめのソール感が足裏を包む感覚。
フィット感も甲にゴムベルトが付いているため悪くなく、TPUなどが入ってないので思ったよりも屈曲も良いです。

ただ、問題点を挙げるなら重量。
やはり見た目の通り重たい事は否めません。

また、サイドアッパーに施されたAirの文字形状もあって、縫い目が多く、人によっては足当たりが悪いかと思われます。

個人的にはこのスリーピースビジブルエアの履き味がナイキの中では一番柔らかいと感じているので、デザインも含め、フェイバリットモデル。

ここまでAirを前面に押し出したデザイン性は無いですし、突き抜けたモノを感じますね。
本当に別注が掛けたくて仕方がないモデルです。




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