KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)@Versus 365-125th Day



2011/9/ 8 Posted by Kunihito Yasui





*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)
Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold) Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)

モデル名 Nike Air Zoom LeBron 4 ナイキ エア ズーム レブロン フォー(White/Varsity Crimson/Midnight Navy/Metallic Gold)
2006年発売
アウトソール アウトソールにはソリッドラバーにグリップの良いヘリンボーンパターンを採用。

フリーソールをモチーフに、分割式にすることで、屈曲を向上。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するファイロンを使用。
インソール内蔵型フルレングスズームエアが高いクッション性と反発性を実現しております。

またミッドソールとアウトソールの間にフルレングスカーボンファイバープレートと挿し込むことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーにはポリウレタンを成形することで高い剛性と縫い目の無くすことを両立させたポジット素材を採用。

さらにフィット感を高めるために搭載されたインナーブーツとあいまって、強烈なまでのフィット感を提供してくれます。
また、ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上。
システム Insole Included Full Length Zoom Air
Foamposite
Full Length Cabon Fiber Plate
Phylon
歴史背景
個人的感想
NBA2006-2007シーズン、当時C・キャバリアーズ所属したレブロン・ジェームズのシグニチャーモデルです。

チームの期待を一身に背負い、勝ち進んだプレイオフ。
初のファイナルまで出場を果たし、通称「プレイオフ」と名付けられたカラーリングです。

実際にはアナザーシグニチャーモデルである、ソルジャーシリーズを着用して試合をしており、人気だった4の中ではあまりこのカラーリングに対するインパクトというのは残っていないように思えます。

このモデル自体は久々に市場に出てきた純粋な新作のポジット素材モデルということで、期待値も高く非常に売り上げも好調な成績を残しました。
国内定価がポジットモデルにしては比較的安価な18000円+TAXというのも良かったのではないかな?と記憶しております。

また代を重ねるごとに増え始めていた地域限定色及びSMUが、何かの引き金を引いたように爆発的に増えたのも、このモデルの特徴。
マニアでも追いつかない状況を作り出していきます。

シューズとしての造形は非常に美しいのですが、とにかく重い。
片足US9で約615gという数字は、筋骨隆々のレブロンの脚力ならいざ知らず、一般的にみれば本当に重たいモデルです。

また、通気性も劣悪。
とにかく蒸れます。

優れた点をあげると、クッション性は弾むような感覚。
前足部も広く、フィット感はストラップも相まって、ポジットの良さを存分に感じることが出来ます。
剛性は強烈で、捻じれも起こしにくいでしょう。

せっかくのポジットモデルではありますが、この重さと利点のつり合いが上手く取れなかったため、以後継続しなかったのではないかと予測できます。
次作以降なんとなく一貫性を感じないシリーズの方向性を考えると、一旦流れを変えたモデルと言えるかもしれませんね。

判断に困るモデルではありますが、現代の基準でポジットモデルを作るとこうなる、というのがわかりやすく表現されていると思うので、一度体感してみることをお勧めいたします。




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