KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)@Versus 365-163th Day



2012/1/ 2 Posted by Kunihito Yasui





*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)
Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White) Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)

モデル名 Nike Vandal HI Canvas ナイキ ヴァンダル ハイ キャンバス(Medium Grey/Obsidian-White)
2003年復刻
アウトソール アウトソールには安定性の高い同心円状パターンを採用。
ミッドソール ミッドソールにはDie-Cut E.V.A.をラバーで包み込むフルカップタイプを使用。
アッパー アッパーには通気性の高いキャンバス素材を採用。

ストラップが足首周りを固定しホールド感を向上させてくれます。
システム Die-Cut E.V.A.
Full Cup Out Sole
歴史背景
個人的感想
オリジナルは1984年。
82年に発売されたAir Force 1の普及版として発売。

ナイロンアッパーで近未来的な素材を使用した「バンダルシュープリーム」
スエードアッパーで純然たるバスケットボールシューズっぽさを全面に押し出した「シュープリーム」
キャンバスアッパーのバスケットボールシューズカテゴリーで当時トップモデルとして打ち出した「バンダル」

コンセプトに合わせ素材、シルエットを変え3種類ほぼ同時に発売。

1984年当時、世間ではブレイクダンスが流行。
メディアに露出した著名人の足元が「バンダルシュープリーム」か「バンダル」だったことから、ダンサーを中心として普及。

一方で80年代後半から徐々に始まったヴィンテージブームの際には、カラーリングの面白さと、古着等との相性の良さからマニアに認知。
ダンス等々の実践使用で消費された数が多く、残存数の少なさからプレミア化。

2002年の復刻までカルトな人気を誇るモデルとなります。

履いた感覚としては、Air Force 1の軽いバージョンといった感じ。
ソールの厚さが全く違う点とキャンバスアッパーという組み合わせは、思った以上に軽快。

一日中履いているとクッション性がきつい部分が出てきますが、それでも期待値以上のバランス感があるかと。
通気性も良いので、夏でもサクッと履けるのはプラス。

欠点をあげるとすれば、キャンバスアッパーゆえの耐久性の低さ。
またサイズを間違えると変なところが当って痛い、というのは頭の中に入れていたほうが良いと思います。

復刻以降、短い期間でカラーバリエーションを多く乱発。
マニアには響いたものの、当時を知らない層にはなかなか受け入れられず、最終的には叩き売りの憂き目にあうこととなりました。

そういった状況を踏まえ、キャンバスの素材レベルを上げるなり、何らかのクオリティを上げて、少量生産をしてくれると嬉しいモデルですね。




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