KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Nike Air Moc ナイキ エア モック(Black/Straw-Black) 2006年復刻 |
アウトソール | アウトソールには丸みを帯びたブロック状の「ナイキリグラインドアウトソール」を採用。 |
ミッドソール |
ミッドソールそのものは存在せず、アウトソールの上にフルレングスエアを搭載。 その上に通常のペラペラのインソールを挿し込む形状。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 ドローコードを引っ張ることでフィット感を調節。 |
システム | Full Length Air |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1996年Springにデビュー。
アウトドア後のリラックスシューズという位置づけで開発。 発売された時期がナイキバブルまっただ中だったことと、当時雑誌等で推されていた「なんちゃってアウトドア」な風潮とあいまってストリートでもプチブレイク。 ケレン味溢れるモデルが主だったハイテクブームの中で、シンプルなフォルムがアンチハイテク派を含め幅広い層に支持されたこともあって、オリジナル販売後も数年に一回のスパンで復刻をされております。 履き心地としてはフルレングスエア搭載で、ミッドソールそのものが存在しない割にはエア感覚が乏しい事。 そして意外と硬いですね。 脱ぎ履きは見ての通り楽ちんそのもの。 逆にホールド感は無く、捻じれにも弱いため、段差等で不意に足をひねりそうになることも。 ちょっと良いサンダルくらいの位置づけであれば問題ないのだと思うのですが、従来のACG的なイメージで履くとイメージとのギャップを感じるかと思われます。 近年、存在感を無くしつつありありますが、シンプルなだけに低価格でNike iDのカスタムベースに選ばれれば、素材含め面白いことが出来る気がしますね。 |