KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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Converse Wade Mid コンバース ウェイド ミッド(Black/V.Red)@Versus 365-90th Day



2011/6/30 Posted by Kunihito Yasui





*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


Converse Wade Mid コンバース ウェイド ミッド(Black/V.Red)
Converse Wade Mid コンバース ウェイド ミッド(Black/V.Red) Converse Wade Mid コンバース ウェイド ミッド(Black/V.Red)

モデル名 Converse Wade Mid コンバース ウェイド ミッド(Black/V.Red)
2005年発売
アウトソール アウトソールにはフレックスグルーブを入れ込み、ドレッドパターンを改良した堀が深いパターンを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するC.M.E.V.A.を搭載。
また、土踏まずのあたりにシャンクプレートを入れ込むことで足の過度なねじれを防止。

厚すぎず、薄すぎない織目状に加工されたインソールが接地感を足に伝えてくれます。
アッパー アッパー全体には剛性が高くしなやかでリッチなフルグレインレザーを使用。
トウ周りには補強としてエナメル素材を採用。

動きに合わせ屈曲が良くなる様に、アッパー全体に縫い目を。
また、過度な動きでアッパーが裂けない様、そしてスムーズな動きができるよう、サイドの縫い目にあらかじめ裂けたような伸びしろ加工を施してあります。

インナーにはウェイドからの「もっとフィット感を」と言うリクエストに答え、薄めのインナーブーツを完備。
メッシュ仕立てのため、通気性が良く、足に余計なストレスを与えません。
システム C.M.E.V.A.
歴史背景
個人的感想
オリジナルはNBA2005-06シーズン、マイアミ・ヒートに所属するD・ウェイドのモデルとしてデビュー。

前作アイコン・プロレザーもウェイドの使用を前提としたモデルでしたが、純粋なシグニチャーモデルとしてはこれが初。

この時期のコンバースはナイキによる買収後、再度バスケットボールシューズ市場への食いこみを考え、ウェイドをブランドアイコンとして確立させるべく特に力を入れていました。

結果、このシューズを年間通して着用し、最終的にマイアミ・ヒートに初のNBAタイトルをもたらすなど、八面六臂の活躍でブランドイメージを一気に向上させることに成功。

ウェイドの活躍もあり、このシューズ自体も市場から一気に消えるなど、かなりの人気を誇りました。

シューズとしてはかなり幅広で履きやすく、ソールテクノロジーがC.M.E.V.A.だけにしてはクッション性も良いモデルだと思います。

ですが、全体的にヘタリが早く、なおかつグリップがあまり良くない、というのが大きな欠点でした。

アッパーが可動領域を増やすように切れ込みを入れる工夫をしていたりするんで、ヘタリやすい点は致し方がないかと。

グリップに関しては、ウェイドのプレイスタイルに合わせて、敢えて止まり過ぎないように仕上げている、という噂もあがっていましたが、その辺りは真意がわからないままのようです。

販売後、2年程度で復刻版が発売されたことから、当時の人気っぷりを窺い知ることができます。

可能であればウェイドにはJordanブランドに移籍すること無く、過去のコンバースの栄光を取り戻して欲しかったな、と履く度に思う一品です。




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