KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Converse Weapon Hi コンバース ウェポン ハイ(White/Maroon) 2002年復刻(?) |
アウトソール | ブロックパターンとヘリンボーンパターンを組み合わせた独自のパターンを採用。 |
ミッドソール | ミッドソールには安定したクッション性を発揮するE.V.A.をラバーで封入。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 足首周りにウレタンパッドを使用することで、しなやかなフィット感を演出。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルはNBA1986-87シーズンに発売。 名品と謳われていた、スターテック、マーベリックの後を受け、市場の期待値も非常に高まっていた中デビューを果たしました。 当時人気絶頂に達していたマジック・ジョンソンとラリー・バードを広告塔として起用。 二人がシューズを手にしたフラッシャーがシューズに付くなど、シグネチャーモデルではありませんでしたが、それを確実に意識させるマーケティングを展開。 USAのカタログ上で13色の展開があるなど、チームモデルとしても活躍。 結果、世界中で売り上げが100万足に達する大成功を収めることとなります。 90年代のヴィンテージブームの際は、人気があった割にそこまで値段が高騰せず、二万円半ばから三万円前半の買えないことはない値段で推移しておりました。 あくまでチームモデルだったということと、その豊富なカラーリングが人気の一極集中を防いだことも原因かと思われます。 また、90年代後半から定期的に復刻が行われており、USA企画等々を含めると把握しきれない程カラーリングが発売されています。 個人的には、細めのデニムから太めのチノパンまで様々な格好に対応する汎用性の高さから、ついつい手に入れてしまうモデルの一つ。 それにノンテクノロジーミッドソールの割には、履き心地がそこまで悪くない、というのも大きな要因かと。 ただこれも生産時期によって結構変わりますし、アッパーの柔らかさなんかは特にバラツキがあるように思われます。 色々書きましたが、何よりも色褪せない傑作であることには変わりはない、ということが一番の魅力ではないでしょうか。 |