KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI

パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表
スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、
学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。
プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、
現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。

Black Ships
http://www.blackships.co.jp/


TWITTER
https://twitter.com/yasu_taro


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AND1 Mad Game Mid アンドワン マッド ゲーム ミッド(Royal/Black/Silver)@Versus 365-149th Day



2011/10/27 Posted by Kunihito Yasui





*注意
あくまで個人的なデータベース及び感想であり、内容については保証をしかねます。
良い部分、悪い部分関係なく個人的な視点で記述をしておりますので、
気分を害される方はお読みにならないようお願い申し上げます。


AND1 Mad Game Mid アンドワン マッド ゲーム ミッド(Royal/Black/Silver)
AND1 Mad Game Mid アンドワン マッド ゲーム ミッド(Royal/Black/Silver) AND1 Mad Game Mid アンドワン マッド ゲーム ミッド(Royal/Black/Silver)

モデル名 AND1 Mad Game Mid アンドワン マッド ゲーム ミッド(Royal/Black/Silver)
2000年発売
アウトソール アウトソールにはグリップ性の高いドレットパターンと安定性を高めるスプリングジオメトリーを採用。
ミッドソール ミッドソールには安定したクッション性を発揮するデュラスプリングを全体に使用。

ヒールには高い衝撃吸収性を誇るエアバッグを挿入しTPUで内封。

インソールには衝撃吸収性の高いボロンインソールを完備。
中足部からヒールにかけてTPUシャンクプレートを伸ばすことで過度な捻じれを防止。
アッパー アッパーには軽量でしなやかなシンセティック素材を使用。

非常に縫い目が少ないアッパーパターンが足の余計なストレスを軽減。

また、メッシュタンが必要な通気性を確保。
システム Duraspring
Air Bag
Spring Geometry
TPU Shank Plate
Poron Inserts

歴史背景
個人的感想
NBA2000-01シーズン、AND1契約選手が着用したモデルです。

当時USA市場において飛ぶ鳥落とす勢いであったAND1が満を持して発表したのがHarmonix Technology。
デザインは良くても他社と違う特筆すべき機能性を持たない、という評価であったAND1の地位を劇的に向上させるきっかけとなります。

そのHarmonix Technologyを搭載したのがこのモデル。
当時AND1と契約をしていたニューヨーク・ニックス所属のスーパースター、L・スプリーウェルをアイコンとして展開。
USAで完売を続出させる現象を引き起こします。

アッパーの間をつなぐことで剛性とフィット感を向上させたアイデア。
それに付随してシューレースが隠れるデザイン。
ケレン味溢れるアッパーカラー。

Midと言いつつもLowとしか言えないほどカットの低いアンクル部分など、後発モデルに与えた影響力は絶大でした。

まず履いてみて想う事は狭く、低いということ。
甲部分がつながれていることで、横にも高さにも締りがきついので、確実にサイズアップが必要です。

クッションに関してはボロンのおかげで足当たりは良く、接地感も高いため優秀。
しかしながら長時間履いていると広範囲に入れられたTPUの反発による「返り」がきついため、足裏がだるくなるという現象が起きてしまいます。

また、カットの高さに関してですが、甲と幅の締め付けでフィット感を追及しているため、足首周りの可動領域は本当に高いのが特徴。
今でこそローカットが受け入れられている市場が出来上がっているものの、この高さを受け入れれるかどうか、は当時大きな話題になったように記憶しております。

見た目そのままのシャープな履き味は未だに色褪せないので、未体験のユーザーには一度経験してもらいたいモデルの一つです。




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