KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Adidas Country アディダス カントリー(White/Black) 2000年復刻版(?) |
アウトソール |
安定したグリップ性を誇るヘリンボーンパターンを採用。 ヒールまで巻きあげることで、クロスカントリーに必要なトラクションを完備。 |
ミッドソール | 全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.を使用。 |
アッパー | アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1970年代前半に当時ヨーロッパで流行ったクロスカントリー用のシューズとして発売。 以後、生産地やフォルムを変えながら現在まで生産され続けるロングセラーモデルです。 当時として斬新だったのはどんな道でも走るクロスカントリーの特性を吟味し、備えられた特性。 悪路でもグリップを失いにくい巻き上げ式アウトソールや世界初だったと言われている二層式ミッドソールなど革新的なテクノロジーが詰め込まれました。 エポックメイキング的なモデルでありつつも、一般市場にて更に有名にさせたのは1984年に公開された映画「ビバリーヒルズ・コップ」内でエディー・マーフィーが着用をしたためだと言われています。 ヴィンテージ市場では未だに高値安定で推移しており、年式でフォルムが違うのもマニア泣かせなところ。 個人的にはストレートフォルムのパンツに合わせるのには丁度良いシューズだと思います。 もちろん基礎設計が古いので、取り立てて履き心地が良いとかそういうのは無いのですが、アーチ部分がしっかりとサポートしてくれる形状になっているのでローテクながらも意外と疲れにくい気がしています。 逆に言えば偏平足気味の方にはきついモデルかもしれません。 シューレースに関しては地味に感じていたので、スッキリしながらも存在感のあるものに変更。 一般流通しているシューレースがもう少しスタイリッシュなら、もっと魅力が引き立つのにな、と思います。 近年市場では存在感があまり感じられないモデルになりつつありますが、どんな方にも普遍的な魅力を感じとってもらいやすいモデルと言えるのではないでしょうか。 |