KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Adidas ZX8000 アディダス ZX8000(White/Metallic Silver/Titanium) 2005年復刻版(?) |
アウトソール | アウトソールにはカーボン含有量が多く耐摩耗性に優れ、当時のF-1レースに使用されるタイヤと同じ素材のラバー(Monza F-1)で形成された、ポジトラクションランニングソールを採用。 |
ミッドソール |
ミッドソール全体には通常のP.U.よりも軽くて弾力性に富み、衝撃吸収性が持続するプロライトミッドソールを使用。 ヒールには柔らかなクッションを発揮するSoft Cellを搭載。 前方外側と後方内側にオーバーサピネーションとオーバープロネーションを防ぐ、ガイダンスエレメントを挿入。 中足部に埋め込まれたTorsion Systemが足の過度な捻じれを防止。 |
アッパー |
アッパーには剛性が高くしなやかな天然皮革のスエードを採用。 外付けのTPUヒールカウンターが足ぶれを無くし、自然な歩行を実現。 |
システム |
P.U. Torsion System Soft Cell Guidance Element |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1989年にZXシリーズのトップ機種として発売。 特に足の捻じれを未然に可能な限り防止するトルションシステムを初搭載したモデルとして大々的にデビュー。 当時のアディダスとしては革命的なテクノロジーを多数詰め込んだモデルだったものの、ストリートユースに受け入れられたわけではなく、あくまでシリアスアスリート向けでした。 国内で本格的に認知されたのは2000年に入ってから。 2000年前後に起きた裏原宿ブーム時のアパレルフォルムが太くも無く、細くも無く、といったラインだったため、そこに上手くハマるモデルとしてセレクト系シューズショップやスタイリストがこぞってプッシュ。 元々ヨーロッパで人気が高かったこともあり、様々な海外別注色が国内に流入。 適度なボリューム感がジャンル問わず合わせ易かったこともあり、一気に市民権を得ました。 履き心地も悪くないですし、日本人が履いても十分にゆったりな足幅ですので、快適なモデルだと思います。 近年では争奪戦が行われているような感じも無く、好きな人が好きなタイミングで購入している印象。 カラーバリエーションや素材違いがスポットで出ていますので、食わず嫌いをせずに試して欲しいモデルです。 |