KUNIHITO "YASU-TAROU" YASUI パリコレブランド"Black Ships"デザイナー及びReal Japan 代表 スニーカー及びファッション系バイヤーを歴任し、 学生時代にトータルライフスタイルプロデュースカンパニー Real Japanを設立。 プロダクトの根底にある質を見極める発言やレビューで知られ、 現在ではシステムプロデュース、マーケティングプロデュース、アパレルブランド企画運営など、活躍範囲は多岐にわたる。 Black Ships http://www.blackships.co.jp/ https://twitter.com/yasu_taro |
モデル名 |
Adidas Concord Hi OG アディダス コンコルド ハイ オリジナル(White/Mettalic Silver/Aluminum) 2009年復刻版 |
アウトソール | 安定したグリップ性を誇るヘリンボーンパターンを採用。 |
ミッドソール | 全体に安定したクッション性を誇るE.V.A.をラバーで内封。 |
アッパー |
アッパーには剛性の高い天然皮革を採用。 ストラップが必要なホールド感を提供。 |
システム | E.V.A. |
歴史背景 個人的感想 |
オリジナルは1983年に発売。 70年代末から販売されていたTop Tenの改良版的な立ち位置にて市場に投入。 Top Tenと双璧をなすモデルとしてヨーロッパの選手が中心となって着用されていたと言われております。 国内での定価は25000円という破格値。 円安だった当時のことを考えても、かなり強気な金額設定だったのではないでしょうか。 前期型と後期型でストラップとソールが変更されますが、こちらはTop Tenを踏襲しているので前期型。 テクノロジー的にはTop Tenのタン部分を変えて、ストラップを追加した、というのが実際のところなので大差はありません。 後期型はコンテンダーと同じソール型にフォーラムのストラップを組み合わせたモノになります。 こういった事情を推移すると、Top Ten → Concord → Forumという一連の流れが出来上がっているのが良くわかります。 履き心地等々は、比べれるものではありませんので割愛。 ただ、幅がかなりゆったり取られているので、ローテクながらもインナーに不快感は感じません。 長時間着用するわけでは無いなら、結構履けるモデルだと思います。 残念だったのは、当時とほぼ同じディティールで復刻したにも関わらず、カラバリがほぼ無かったこと。 素材違いは発売されたのですが、これぞアディダス、といったようなシンプルなトリコロール辺りが発売されなかったことは悔やまれます。 個人的にはもう少し盛り上がって欲しかったモデルの一つですね。 |